上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
|--/--| スポンサー広告| |
 チャップリンの著作権に関して、とりあえずの判断が出ました。早い話が著作権が認められた形です。参考記事としてasahi.comhttp://www.asahi.com/culture/update/0830/TKY200708290343.html?ref=rssに繋げておきますが、これ以外にも相当量の情報がありますので是非見ていただきたいと思います。

 著作権は非常にデリケートな問題です。しかも我々弁士はパブリック・ドメインの制度なしでは営業になりませんので少なからず興味のある問題ではあります。

 私がこの辺についてどう考えているかは後日改めて書くこともあると思いますので今日は事態の紹介だけに留めますが、著作権は何の為にあり、芸術作品を始めとするあらゆる著作物は何の為に生み出されるのかを考える必要はあるだろう、という事です。

 ここ数年、日本人は政治に対する関心が高くなってきました。それがワイドショー的な関心であるにもせよ、意識が向いている事は大切な事と言えます。政治に対する長い無関心の時代に、偉い人達は政治を私物化するのに慣れてしまっていた事が、ようやく我々庶民も理解出来てきた訳です。

 庶民が無関心でいると、偉い人達は信じられないようなルールをいつの間にか決めてしまう様です。そういう人を偉い人とは本来は呼んではいけないのですが、現実問題として、やっぱりそうなのです。

 で、著作権の世界にもそれが言えます。あの鼠はどうしてあんなに守られているのか。

 儲かるもので儲けたい気持ちは理解できます。とはいえ、我々のような一介のファンとしては、優れた芸術作品が銭儲けのシステムにがんじがらめにされているのを見ると切ない気持ちになるのです。そうでしょ?

 なぜ、著作権の問題は直ぐに金の問題にすり替えられてしまうのか。そんなやり取りや理屈を見聞きすると我々は思ってしまうのです。偉い人達は結局芸術作品を金儲けの道具としか捉えていないのだな、と。

 そんな態度こそが、本当は著作者の名誉を最も疵付ける行為になるのではないか?

 感情的過ぎますな。感情と法律は分けるべきなのでしょう。でも…ね。

 勿論、権利を主張する人々が皆銭ゲバだと言っているのではありません。無論です。

 しかし著作権に関しても我々は政治と同じように関心を持ち、監視の姿勢を持つ必要はありそうです。でないと著作権が無限に伸びてしまいそうです。著作者が70歳で亡くなったのに著作権は著作者の死後100年とかいう法律だって、このままいけば出来かねないのですよ。著作者の人生よりも遥かに長い著作権。これって滑稽ですわね。

 最後に著作権に関して考えるのに、とても参考になるブログをご紹介します。ときどき覗いては成程と感心しているのです、アタシ。

エンドユーザーの見た著作権http://himagine9.cocolog-nifty.com/watchdogs/
スポンサーサイト
|08/31| もやもやコメント(2)TB(0)
 月に一度の無声映画鑑賞会でした。はい。

 上映作品はと申しますと…

 『十勝岳代爆発』
 『実録孝子美談 孝子と鬼の面』
   詳細不明
   主演/井桁せきや、川崎里子
 『魚や剣法』(原題「魚屋本多」)1929年作品
   監督/山下秀一
   主演/実川延松、久野あかね、片岡童十郎
   以上三本の説明/斉藤裕子
 『柳生二蓋笠』1936年作品
   監督/高見貞衛 
   主演/綾小路弦三郎、桜井京子、中山介二郎
   説明/澤登翠
でした。

 無声映画鑑賞会というのは、つまり無声映画の上映会なのです。日本中でも最高クラスでマニアックな上映会と言っても過言ではないのは説明を要しないでしょう。その存在自体が珍品かつ稀少であるのに、上映テーマが「珍品・稀少時代劇特集!」ですから、こりゃあもう大変な事なのです。世間の殆どの人はこの日上映された映画を観ないままで生涯を終えようという位の映画ね。

 で、そんだけマニアックな映画ばかり集めるとマニアックな人がワンサと集まるかといえばそうでもなくて、この日は集客がイマイチでしたね。

 マニア心というのは難しいものです。

 なにかゴチャゴチャ書きたい気もしますが、実は今あんまり頭が回ってないのです。とてもスローなのです。なのであまりゴチャゴチャ書かずに筆を収めたいと思います。近頃流行のスローライフってヤツですね。違うか?

 そういやね、電車で『TRUE LOVE スローセックスのすすめ』なる本の広告が掲示されていました。これはいい事なのでしょうか?正直判断しかねています。アタシは性は何ら恥ずかしいものでは無いと思っています。でもね秘するが華って事もあるのです、やっぱり。

 スローセックスなるもの、良くは知りませんが、スキンシップを重視した射精本意のセックスではなくて精神的充足感を目的とした行為のようです。男性も女性もAVに影響されてしまっている現在、それの対極として支持されている、のかな?ちなみに野生動物は早漏だそうです。でないと種の保存の為の行為中に外的に襲われてしまうからだそうで、極めて合理的な理由と言えます。とすればスローセックスは非常に人間的な発想であり、AV的なセックスとどちらが文明に侵食された行為かはにわかに判断し難いものがあるように思います。

 話が脱線し過ぎです。わかっちゃいるんです。でも、ね。

 あ~あ『魚や剣法』演りたかったなァ。


|08/30| 活弁コメント(0)TB(0)
 先日、立川志らべさんに「ブログ読んでますよ」と言われてしまいました。読んでますよ、は恥ずかしいです。継続中ですもの、現在進行ですもの。

 「ブログやってるんですね」は大分慣れました。恥ずかしいですけども。でも慣れました。お蔭さまでキーボードを打つのも大分早くなりました。

 ここで書く文章と言うのは大部分が自分の膿を吐き出している様なモノなのですが、それはさる人物の影響なのです。その人物はアタクシの高校時代の先輩でして、仮にB太郎さんといたしやしょう。考えれば考えるほどこの方の影響は強くて、アタクシに落語を教えてくれたのもこの方です。当時『落語のピン』という番組がありました。我々世代で伝統芸能の世界に入った人はこの番組を観ていた人が多いです。それからご幼少のみぎりから屈折していた私の(屈折した)人格にある種の方向を付けたのも、やっぱりこの方であります。全部ではないけれど。それからそれから、それまではムッツリな助平であった私に助平をオープンにする事のメリット・デメリットを見せてくれたのもこの方です。お蔭で今では立派な助平の私と成ったのです。

 言うなれば人生の師であるかもしれません。大変な師だね。

 そのB太郎さんですが、ここ数年音信普通でした。当時の仲間で集まろうとしても誰も連絡が取れない状況だったのです。何しろ私よりも遥かにアレな方ですから音信不通というのは、それなりに、いや、かなり不安だったのです。死んじゃったんぢゃないか?捕まっちゃったんぢゃないか?そっちの方向に不安はグングン広がってゆきますが、決して株で当てて我々風情とは付き合わなくなった、とは思わないのです。

 そしたらね、見つかりましたよ。名前で検索したら出てきました。凄いですインタァネットって奴は。やるもんです。

 どこに居たかっていうとね、とある掲示板でした。2ちゃんねるではないのです。何と呼んだら良いのか正確には解りませんが、いわゆるハロプロファンっちゅうかハロプロオタクっちゅうか、そういう掲示板で相当ブイブイいわせてました。名前だけで判断できるのかと思われる向きもあろうかと思いますが、間違いなくB太郎さんです。所々に漏れている生活の跡、何よりあの文章はB太郎さんに間違いないのです。連絡をしようと思えば出来ますが、でも良いんです。生きてるのが分れば。

 もう一人、元気で生きている事だけでも確認したい人がいますが、ま、それは別の話で…。

 もしも、もしも興味をもった方はこちらhttp://www1.ezbbs.net/21/zekitomo/まで。ひろしさんという方です。やたら書き込みが多いのですぐに分ります。全体の70%はひろしさんの書き込みです。不快感を持たれる方がいるかもしれませんが、自己責任でお願いします。

 でも、この人が居なければ確実にアタシは違う人生でした。
|08/29| もやもやコメント(0)TB(0)
体育皇后

 はい、先日告知をしました『体育皇后』の上映でした。
●『体育皇后』
 1934年作品 聯華影業公司
 監督・脚本:孫瑜/撮影:裘逸葦/美術:劉晋三
 出演:黎莉莉/張翼/殷虚/李君磐/劉継群/韓蘭根/殷秀岑/尚冠武 ほか
 説明:澤登翠
 キーボード:柳下美恵
 
 会場;阿佐ヶ谷・あるぽらん’89

 お蔭さまで満員御礼でした。ご来場下さった皆様、心より御礼申し上げます。この会場では随分と中国映画をかけさせて頂いております。様々な作品を語りたい。未知の名作と対決したいと日頃から念じている私にとってはとても有難い場所なのですが、今回は師匠の澤登翠に出陣願いました。

 なぜか?

 それは私が師匠の演る『体育皇后』を聴いてみたかったから、ただそれだけです。主演の黎莉莉(リー・リーリー)という女優さんは中国無声映画期を代表する女優の一人でありまして、それはもうハツラツとしているのであります。で、こういうキャラクターを演らせるとウチの師匠はベラボウに巧いのです。そりゃ良いったらない。師匠の演るクララ・ボウなんかも良いですよ。機会があれば是非聴いて頂きたいのものです。

 なのでこの上映会を企画したのです。師匠に弟子が「コレやって」って言うのは少し勇気が要るのです。でも頼んで良かった。良い会になりました。狭い会場に大勢のお客さんだったので誰もが窮屈でしたが、でも楽しんで貰えたと思っています。

 やっぱり会のププロデュースや演出は楽しいです。うん。

 充実感があるんでしょう。今日の文章は素直だわ。

 
|08/26| 活弁コメント(0)TB(0)
活弁 IN 学士会座 ドクトル・マブゼ第二部

 で御座いました。
●『ドクトル・マブゼ』(86分)
《第二部・現代人の賭博・地獄》
1922年独作品
監督/フリッツ・ラング
脚色/テア・フォン・ハルボウ
主演/ルドルフ・クライン・ロッゲ
   ベルンハルト・ゲッケ
   ゲルトルード・ヴェルカー
説明/澤登翠
ピアノ/新垣隆
会場/神田錦町・学士会館

という状況でした。

 ラングは好きなのです。ムルナウも好き。その辺の趣味がアタシは師匠と合うのです。別に師匠に合わせているのではなくて。なので詰まんないと思う作品も大体同じです。でも師匠が無声映画をけなしているのを見ると、いつも意外な感じがしてしまうのです。澤登翠は無声映画を何でも好きだと思ってはいけません。それは幻想です。一ユーザーとしてみたら観るに耐えない駄作も随分あるって事です。でも、観ないと何も言えないので、とりあえず何でも観るようにしているのです。私はそうですし、きっと師匠もそうでしょう。

 マブゼは奇妙な作品です。第一部も第二部も前半は説明が多くダレるのですが、後半になるとガゼン面白くなるのです。前半で少しダレているので正直細かい設定は解らなくなっていたりするのですが、そんな事が関係ない程面白くなっちゃう。これが凄い。

 この日も一人だけ上映中に帰ってしまった人が居ました。前半で諦めてしまったのでしょう。勿体ない事をしたものです。

 先日、女子大生が中心になって落語を扱ったフリーペーパーを発行し、話題になったのですが、その中のインタビューで小朝師匠が「落語はラスト5分楽しむ為に最初の10分我慢しなきゃいけない」というような発言をされていました。さらに「だからといって冒頭1分から笑わせようとする人がいるけれど、それは違う」というような事も仰ってました。立ち読みでサラッと読んだだけなので違うかもしれませんが、私はそう認識したのです。

 マブゼも正にそういう作品でした。前半がダレるからって後半だけ上映すりゃ良いのかっていえば断じて違う。あのダレる中に後半に盛り上がるための様々な要因が込められているのですね。現代は忙しい時代ですからじっくり耐える事が少なくなってきているのでしょう。でも無声映画を観る時くらいは耐えるつもりで来てもいいのかも知れません。

 それが最後までダレっぱなしだったとしても、死んだりはしない訳だし。

 それからね、終演後に皆で食事に行ったのですが、そちらも楽しい時間でした。最近の研究ではラングにはユダヤの血は入ってないと言われてるらしいです。へ~~。
|08/24| 活弁コメント(0)TB(0)
 皆様お騒がせしております。最後のお願いに参りました。来る8月26日、阿佐ヶ谷あるぽらんにて中国無声映画上映会が行われます。いつもはマイナーな中国に無声映画にマイナーな弁士の片岡一郎というマイナス×マイナス=プラスになると良いな的な発送でやって参りました(嘘)。しかし今回は違います。作品は著名な『体育皇后』(邦題『スポーツの女王』)ですし、弁士は澤登翠で御座います。しかも柳下美恵の生演奏付きという好企画でして、この豪華企画が30人限定という偉い贅沢な会なのです。

 しかしながら、今回はその贅沢さがアダになりました。人が溢れてはいけないってんで関係者がちょっと宣伝を控え気味にしたんですね。ウチの業界、その辺が奥ゆかしい人が多いもんで譲り合っちゃったって寸法ですよ。

 それでも30人は入るんですが、30人限定って言ったって、もっと入りますので、もう一押ししようと、つまりこういう訳なのです。

 ホントにもう、よろしくお願いしますよ。詳細はhttp://homepage3.nifty.com/aruporan/page003.htmlで御座います。

 アタシも会場におりますです。
|08/23| 活動コメント(2)TB(0)
 ファンタジックなタイトルでありますが内容はファンタジックではありません。

 こんにちはインドア派なのに毎年何故か日焼けしておりますオイラです。この場所で自分の内面をポロポロ外に吐き出していたら見知らぬ方からコメント頂いてしまいました。恐れ入ります。何がきっかけで興味をもって貰えるか解りません。こんな文章でも綴っていればお金持ちのご令嬢が興味を覚えてウハウハな人生が開けるやも知れんのです。またはとある政府高官が読んであれよあれよと言う間に権力の側に付くかも知れません。

 そうした邪念まみれでこれからは書いていこうと思ったのです。ちなみにこれは夢ではなく妄想でありますね。
|08/22| もやもやコメント(0)TB(0)
 なにも無理して自分の活動をつぶさに書く必要も無いのです。実際つぶさに書いてやしないのですが、それでも書き過ぎではないかと思ったりもします。

 こうして言い訳をしながらでないと書けない自分に多分の問題はあるのでしょう。一つの癖なのです。しょうがないやね。

 本日は本八幡のコルトンプラザで紙芝居屋さんをして参りました。実はアタシ、紙芝居も演るのです。年に一回か二回位ですが。

 我々の世代は紙芝居屋さんに間に合っておりません。私の親は見た事があると言ってます。私にとって紙芝居とは保育園の先生が演ってくれるものであったはずです。あんまり記憶は無いのですが。でも無理矢理思い出すと私は小さい頃から本を読んでもらったり昔話を聴くのが好きでした。紙芝居も楽しんでいた記憶も朧げながらあります。喋り芸が昔から好きだったのですね。

 いや、記憶の捏造かもしれないけれども。

 んんとですな、暑い日でした。とても暑い日でしたよ。その暑い中を30分×2回公演でした。事前にいくら「紙芝居が始まるよォ~」てな事を叫んで拍子木叩いたって人は集まりゃしません。だって暑いんだもの。しかし不思議なモノで、イザ始めると人だかりが出来るという。ひとえに片岡さんの芸の力は恐ろしいと感じ入る片岡さんであったのです。

 冗談です。そんな事はほんのちょっとしか思ってません。

 アタシに紙芝居の演目を自由に選ばせるとメイン作品は『怪談 呪い火』になります。怪談と言う位だから怖い紙芝居です。生首が転がったり、主人公の女の子は熱湯を浴びせられて皮がベロンと剥がれたり、悪い浪人夫婦は悪巧みをしたり、勿論幽霊が出てきたりの作品です。

 先年亡くなった秋山呆栄先生という紙芝居屋さんは「子供は怖いお客さんだ。詰まらなければ直ぐに離れていってしまう」と仰っておりました。この方に僅かなりとも紙芝居の稽古を付けていただいたのは私の財産であります。

 昨年の事でした。国立(くにたち)でやはり紙芝居を致しました。演目には『怪談 呪い火』が入っております。私は秋山さんの教えを胸に、子供たちが楽しんでくれるように一所懸命『怪談 呪い火』を語りました。しかし、子供たちは一人、また一人と離れていきます。私は大いに反省しました。「よし、次の回はもっと頑張ろう」と誓い、次の回はより以上の力を込めて『怪談 呪い火』を語りました。ところが、又しても子供は離れていきます。「嗚呼、吾の芸は何と未熟なりしか」再び大いに反省したのですが、よくよく聞いてみると、子供たちは詰まらないから離れたのではなく、怖かったから逃げたのだそうです。

 何事にも程が大事よ、みんな。ま、芸が未熟なのは事実だったのですけれど。

 そんな記憶を持つ『怪談 呪い火』ですが今年は誰一人逃げ出す事無く語り終えました。少しは上達したかな?

 他には『ヒロちゃん』『ライオン児 宇宙人襲来』『黄金バット』なぞを語りました。

 紙芝居のお仕事もお待ちしております。(と、書いておこう)
|08/19| 活動コメント(0)TB(0)
 巷で大流行だそうですのよ、奥様。

 んまぁ、そうなんざぁすか。どんなものでらっしゃるの? 

 名前を入れるとその方の脳がどんな成分で出来ているか丸分りなんですって。

 んまぁ、んまぁ。凄い世の中ざぁすね。

 ホントに。オホホ…

 どこで見られるんですの?

 こちらのようですわよ。http://maker.usoko.net/nounai/
|08/15| もやもやコメント(0)TB(0)
 先日出演致しました、伝統大道芸名人会の事がlivedoorニュースに紹介されました。アタシは(中)で紹介して頂いてます。御覧下さいませ~。

日本の伝統・大道芸は妙技だ。街に復活せよ! =東京・浅草
(上)http://news.livedoor.com/article/detail/3262525/
(中)http://news.livedoor.com/article/detail/3263878/
(下)http://news.livedoor.com/article/detail/3265500/
|08/14| 活動コメント(0)TB(0)
 ブログなんざぁ、もうやめだい。とここ最近ずっと思っていたのです。

 理由は数々あって、こんなもの書くために図書館に行く時間が削られている事実が非常に腹立たしかったり、あるいは未完成、未整理なままの自己の感覚を晒すのが不快になったりとか、それから賢いと思っていた奴がブログで馬鹿さらけ出すのを目の当たりにしたりとか、まあ色々が重なった訳です。んで、やめちまおうと思ったのですよ。

 ブログをやらない人が良く言う事で、アタシも同感な意見に「日記を読ませるなんて露悪趣味以外の何者でもない」というのがあります。ブログ=日記ではないですが、でも解る。

 露悪かどうかは個々人の判断ですが、とにかく何らかの形で自分を表現したい人が多いのは事実で、そうした自己実現欲求というのは衣食が足りていなければ起きてこない欲求とされていますから、つまり日本はやっぱり豊かな国で、不景気には違いないのかもしれませんが、やっぱり余裕のある人が多いのでしょう。自分の貧しさを面白がって実況中継するブログは幾らもあるでしょうが、自分の飢え、というか飢餓を実況中継するブログは中々無いのだと思います。何しろそれどころじゃない訳ですから。一億総ブログと言われる現状には豊かさの後ろ盾が確実にあるのですね。

 ところで一億総○○という言葉の○○に入る言葉としては白痴が代表選手ですが、興味深いのはそれ以外のどんな言葉が入っても白痴のニュアンスが一億総○○には含まれていると言う事です。早い話が一億総ブログには前向きな意味合いよりも「あんな奴までブログをやってやがる」というような一種嘲笑めいた意味が含まれている様に思います。皆がやってるから自分もやる式の感覚は日本人の得意技ですが一億総○○が時折使用されると言う事からは、付和雷同を批判する感覚も同居している事実が見て取れます。

 思いつくまま書いているので常に話が逸れます。

 要はですな、こんなものやめようと思っていたのですが、やめるのを決めた矢先に取材して貰えそうな話が来たり、ちょいと大きな仕事が入るかも知れんかったり、某所からご意見頂いて文章を修正したりと状況が動いてしまったのです。早ぇえ話が、ちっとも早くないですが「続けた方が得策かも」と思っちまったんです。嗚呼、なんというイシハクジャク。

 お昼ご飯にしよう。
|08/14| もやもやコメント(1)TB(0)
寿会

 一龍斎貞寿という芸名は我々弁士とも縁がありまして、初代貞寿はかの(どの?)山野一郎先生だったのでした。無声映画が無くなってしまった後、弁士は揃って仲良く失業しちゃったのは拙ブログにいらっしゃるモノズキな皆さんならご承知と思います。失業した弁士がまず考えたのは、今まで培った話術を活かせる仕事はないかという、至極当然な事でした。そこで漫談や腹話術、紙芝居、司会、そして講釈師と様々な人生があったのです。山野先生は一龍斎貞山先生の門下となり貞寿の名前を貰ったのです。もっとも貞寿としての活動は大してせず、じきに山野一郎に戻って漫談の方で芸能活動をしていたのが晩年の山野先生だったようです。

 そんな訳で、大きな名前でも何でもない貞寿ですが、芸名としては見た目が大変よろしい。空けたままにしておくのも勿体ないと思ったかどうかは判りませんが、ともあれ平成になってから貞寿の芸名が復活したのです。それが現・貞寿さんです。有難いことにアタクシは親しくさせて貰っておりまして、この日はそんな貞寿さんの勉強会でした。

 もうね、良く出来た人なの、貞寿さんは。アタシやアタシと大学が同期の某講釈師よりも芸暦は短いのですが、でも人間性の問題でしょうかね、貞寿さんの方がしっかりしてますよ、ええ。HPhttp://www.k5.dion.ne.jp/~teijyu/index.htmlを見ると仕事もバンバンこなしていて素晴らしいったらないのです。ちまみに愛称は「じゅじゅ」で御座います。
|08/11| 舞台コメント(0)TB(0)
 スイカを食べやした。

 子供のときに「命を大切にしましょう」と習いましたが、誰もがスイカの種は気にも留めずに捨てています。「命を大切にしましょう」と教えてくれた先生もきっと今頃スイカの種を捨てているのではないかと思います。

 さて、命とは何処から何処までを指すものか。

 よく知られている様に生存率の低い生き物は沢山の卵や種を用意します。生命は種の保存を目的としている為であります。つまり産むとき既に死ぬ数を前提にしている訳ですね。逆に言えば全てのスイカの種がスイカになってしまったら、この世はあっちもこっちもスイカ畑で、スイカドロが生きがいを無くしてしまう世の中になってしまうのです。何という事でしょう。

 大事にすべき命は、実はその殆どが成体に育つ事を前提としていないのが命のメカニズムだったりします。人間みたいに大体が成体になっちまう生き物の方が珍しい。しかもレミングにいたっては成体が増えすぎると集団自殺までしてしまうのです。種の保存の為には固体の存在や意思などは大した問題では無くなるという好例かもしれません。

 思うに、世界中で命の総量は決まっているのです。そのバランスの中で誰しもが存在しているんではないかと。輪廻思想の出発点もこの辺ではないかと勝手に想像しているのですが如何?

 日本では高齢化社会が問題になっています。年寄りが増えているのに若者が増えない。でも実は年寄りが増えれば若者が減るのが当然なのかもしれません。命の総量が決まっているのであれば。

 売れているタレントさんがこんな事を書いた日にゃ、おかしくなったと思われるのでしょう。ご苦労な事です。けど、だれでもこの程度の事考えるよねぇ。
|08/09| もやもやコメント(0)TB(0)
 人間は関心のあるものに目がいきますね。電車に乗っていても多くの男性は女性を見るのでしょうし、逆もそうなのでしょう。まあファッションチェック等をするのは別として。

 なんでそうしているかといえば、世の中には膨大な、それこそ膨大な情報が溢れかえっていて、収集する情報を制限というか選別しないとあっという間に個人の容量などオーバーしてしまうからなのだと思っています。

 つまり何かに関心を持つ事は大事ですが、関心を持たないという事も同じくらい大事だという事です。でないと自分を守れなくなってしまう。ですが様々な場所で「好奇心を持ちなさい」式の啓蒙がなされているのは何だかなあと思ってしまいます。だからブログに色んな話題を書くと多趣味で素敵な人に見られるのだそうですよ。いいじゃんね、趣味が少なくても。

 好奇心旺盛であることを無条件の是とするのは趣味の世界の落伍者を出す結果を生んでしまうのではないのでしょうか。関心を持ったたった一つの事にのみ一心に取り組むのは充分に尊い事だと思うのです。

 実はね、最近やたらに妊婦を見かけるのよ。電車の中でもお店の中でも。だからさ、妊婦に関心があるのかな、と思ってね。いや、まず間違いなく、たまたま私の行く先々に妊婦さんが居るだけなんでしょうけど。

 何の話かいな。
|08/07| もやもやコメント(0)TB(0)
第九回 伝統大道芸名人会

 ご来場の皆様、ありがとう御座いました。

 と、よく皆書きますが、ここでこの会を知って見に来た方なだ人っ子一人いやしないので、ありがとう御座いましたが若干空虚なものになるのは否めない事実であります。んでも、ご来場頂いた方がここに辿りつかないとも限りませんので、書いておきます。その方には心より御礼申し上げたい気持ちで一杯なのです。

 ご来場の皆様、ありがとう御座いました。

 繰り返すと嘘っぽくなりますね。出演は以前も書きましたが、以下の通りです。
    
    大江戸玉簾 佃川燕也
    辻講釈   神田翠月
    活動大写真 片岡一郎
    曲独楽   三増紋也
    居合抜き  柳亭風枝
    大正演歌  福岡詩二
          福岡詩乃里
    太神楽   丸一仙翁社中

 アタクシ如きが一枚で出させて頂けるような顔ぶれではないのですが、これもご縁という奴で御座いましょう。こういう時に弁士は数が少なくて良かったと思うのです。少なければこそ、こうしたイベントにも出演できるのです。もっともこの会にこんなに出たい寄席志向の弁士はアタシ位かも知れません。適材適所、ですな。

 この日はDVDでの映写でした。なので私は一人で衣装とスクリーンとDVDプレイヤーとプロジェクターを抱えて、夜逃げをしている人のような格好で都内をウロウロしていたのです。皆さんに「大変だねぇ」と言われましたが、考えようによっては個人で映画上映の設備が持ち歩けるようになったのですから大変に楽になったのです。画質だって100人程度の会場では充分なレベルが得られるんだから素晴らしい事です。
 
 そういや客席には若い方が多かったのも印象的でした。いや、そりゃお笑いライブみたいな訳にはいきませんがね。でもとても良くウケて頂いて「今日は良いお客さんだ。演りやすい」なんて楽屋で評判でしたよ、お客様。

 とにかくご一緒させていただいた師匠方には心より感謝であります。伝道大道芸名人会は来年で10周年だそうです。是非とも行ってみて下さい。それまでこのブログはあるのかしらん。あったら大いに宣伝しよう。

|08/04| 活弁コメント(0)TB(0)
 選挙は自民党の大敗でした。話題にするのが随分と遅いですが。自民党が負けて民主党がクローズアップされるかと思えば、あんまり自民党の負けが凄すぎてテレビに出るのは連日自民党関係者ばかりという、逆転現象が起きています。特に石破氏なぞは連日テレビで見かけます。自民党でありながら、はっきり反安倍で、あの何とも言えない湿度の高い態度や目つきが番組の要求に適っているのでしょう。何つーかね、政治家までキャラクター重視になっちまいましたな。芸人ぢゃねえんだから。人前に出る仕事ですからキャラクターは大事でしょうけどもね。うん。

 ま、いいや。

 朝青龍はメンタル面弱いのかね。

 それもいいや。

 映画を観ました。DVDで。近年における日本三大迷作の誉れ高い映画のうちの一本『最終兵器彼女』であります。ちなみにあと二本は『デビルマン』に『鉄人28号』ね。『キャシャーン』とか『ハットリ君』とか候補は多々ありますが、色々情報収集をしているとこの三本に落ち着くのです。『デビルマン』は観たので今度は『最終兵器彼女』という訳。
|08/03| もやもやコメント(0)TB(0)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。