片岡一郎の演目

 自分がこれまでに演った演目をドドンと紹介します。台本を無くしたりしない限りはこれで全部のはずです。随時追加の予定なので総数は書きません。いずれは制作年代や監督・主演、一言コメントなぞ追加したいと思っています。

 このタイトルリストを誰かが見て、私の存在に気が付き、そして仕事が舞い込み、さらには有名になって、お金持ちになって、偉くなる、という青写真を描いております。世界征服はまず町内から始めなければなりません。ココロの親分も言ってます。

 そんな訳で長いです。データもありませんから、専門の方以外は全く意味のないリストです。もっとも専門の方だって大して映画の事を知りゃあしないのです。俺もだけど。

 そうそう、私が個人的に所蔵している活弁(正しくは映画説明)のSPレコードはエクセルでリストがあります。これまた随時増えているので完全版ではありませんが、とにかくあるのです。見たいという方は何か連絡頂戴。

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世界ペンフォーラム

サラブレッドに乗った小悪魔

 世界ペンフォーラムに出演しました。日付では昨日のことです。いささか興奮気味で書いています。
 
 そりゃね、自己採点では不満だらけですよ。もっと出来たと思うし、もっと出来たんです。

 でも、良いの。それでも、いや、良いってこたぁないんだけど。芸人としては完璧な芸を目指すべきなんだけど、でも良いの。だってさ、すばらしいイベントに参加したのですよ。私は弁士になる前から、落語が好きになる前から文学が好きだったのです。その私が世界ペンフォーラムよ。ほかの弁士がテレビに出ようがマスメディアに取り上げられようが、たいして悔しくないの。収入面でだけですよ、羨ましいのは。でもさ、このイベントは他の弁士にいったら、もの凄ぇ悔しかったと思います。本心からそう思います。

 でもいい日でした。

 井上ひさし先生と挨拶が出来た!
 阿刀田高先生に「案内送ってください」と言われた!
 立松和平先生に「熱演でしたね。良かったですよ」と褒められた!
 吉岡忍先生にとても可愛がって頂いた!

 これを冥加というのです。これを幸福というのです。

 もしも昨日の公演を観て、聴いて下さってこのブログをご覧になっている方がいらしたら、心の底より御礼申し上げます。ついでといっちゃ何ですが、活動写真もよろしくお願いします。

 まったく余談ですが、会場受付に私の出演する会のチラシが置いてありましたが、そのチラシの下に「ご自由にお持ちください」みたいな張り紙があったと思います。アレね、吉岡先生が書いて下すったの。原稿料無しで。本当に感謝感謝!

出演情報更新ナリ

 ハイハイ、そんなこんなで出演情報更新ですよ。

 とりあえず今度の24日は世界P.E.N.フォーラム「災害と文化」− 叫ぶ、生きる、生きなおす −ですぜ。今週はこの大イベントの準備でワタワタですよ。

 んでな、こっからが大事だ。

 今年はドイツだ!諸君

 なんと、今年も海外公演です。凄いね俺。

 ニッポンコネクション映画祭に出演が99%決まりました。演目は再び『狂った一頁』ですよ。なんかプリントのバージョンが違うとかいう噂がありますが、まあなんとかなるでしょう。

 と言う訳で4月上旬は私、フランクフルトにおりますわ。

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猫の名前は猫

 そんな訳でドサ回りから帰ってきた一郎さんです。

 旅の間、テレビの無い民宿に泊まりました。ついでに言うと携帯も殆ど入らないという場所でした。気分が良かったです。テレビなんぞ無くなっちまえば良いのに。携帯も無くなっちまえばいいのに。

 またそんな事言って世間に噛み付いて、と思われるかもしれませんが、年に何度かは文明を拒否する事は大事だと思うのですよ。

 テレビで思い出しましたが、我々の業界はメディアに対して耐性が無い人間が多いです。テレビや新聞の取材が来ると、途端に真面目ぶったりなんかしますし、表向き仲良くしている人達がひずみを生じさせるきっかけも、実はテレビが来るとか来ねぇとかが理由だったりします。かと思えば全くメディア対策が出来ていない人(会社)もあったりして難しいのです。

 それもこれも活動写真業界が売れていないからメディアに対して適切な関係を築けないからなのであります。誰かが新聞に載るっちゃ騒いだりして、考えてみればみっともないような、でもそういう事もキチンと考えていかなければならないような、と試行錯誤しているのです。

 しかし、こうしたメディアに踊らされている状況は、我々の業界では圧倒的な知名度を持ってゐる某山崎バニラ嬢からしたら噴飯物というか、馬鹿馬鹿しいものかもしれません。「あんな程度の紹介のされ方で喜んだり恨んだりしてるの?」ってなもんで。けれどもその山崎某嬢もよりマスなメディアから見たら一介の泡沫タレントに過ぎなかったりします。別に貶しているんでも何でもなくて、某バニラ女史よりも有名な、あるいは稼いでいるタレントは星の数ほど居るというだけの事です。とはいえ個人名は出しませんが世間の多くの人が知っている著名なタレント諸氏もディレクターやらプロデューサーやらには強く出られない状況も当然ある訳で、実際私の友人のテレビ関係者は「○○って思ったより数字取れないんだよね〜」とバッサリだったりして、だけれどそのテレビ関係者とアタシの力関係はアタクシの方が強くって、飲んでるとソイツに向かって「オイ、酒を持て」なんつったりなんかしてな。

 上の文章は意図的に読み辛く書いてあります。理解できるまで何度でも読み返して頂きたい。嘘だけれども。

 何が言いたいかというと、猫に強い動物の名前を付けようとしたら、名前は結局「猫」になったという昔話を思い出したってだけなのです。

ちょいと

ドサまわりに行ってきやす。

 先々からブログを更新なんて事は勿論しません。

 理由はどうあれ、俺の為にブログをやってるんであって、ブログの為に俺が居る訳ではないのです。手段が目的化する事ほどマヌケな事はありません。とか言いながらしょこたんは結構好きです。ブログは見た事ねぇけども。

 あ、どなたか存じませんが、昨日「須田貞明」の回にWeb拍手してくだすった方、ありがとう御座いました。一番嬉しいです。検索ワードを調べる機能で見ていると、時折昔の諸先生の名前でここに来ている方がいます。調べ物も頑張らんとイカンなあ。どうせ他の誰もやりゃあしないのだし。

 ドサまわりのドサの語源って佐渡がひっくり返ったんだって知ってた?

闃  スズキマサミ第一回写真展

闃

 「闃」

 この言葉、初めて知りました。物静かな様という意味だそうです。

 いつも大変お世話になっている鈴木さんの第一回写真展です。

 アタクシはですね、自分の写真が好きではないのです。どうしてかと言えば、素材に問題があるからに他ならないのです。恥ずかしながら自分にも思春期がありまして、その時期は鏡に己を映しては嘆きのため息をついたモノです。それはさておき、とにかく好きではないのです。いえ、正確に言うと好きではなかったのです。早い話が自分のとりえのない外見を無理矢理認識させられているようで。

 ところがですね、下町ダニーローズの公演に出演して鈴木さんに稽古場写真を撮って頂いて認識が変わりました。あれは『あ・うん』初演の時です、確か。

 出来上がって劇場に貼り出された出演者の写真、その中に自分の写真もありました。これがね、いい顔してんのよ。これまで自分が嫌ってきた写真とは一体なんだったのか?写真にも上手い下手がある、それは知ってました。しかし自分というフィルターを通して初めて知識から実感に変化したのです。

 鈴木さんは写真が上手い!

 これまでの写真で俺が醜かったのは被写体の所為ではない!撮ったヤツがいけない!

 衝撃でしたね。

 その後も何度か鈴木さんには写真を撮って頂いておりまして、最近では下町ダニーローズ公演記念パンフレットの際に撮って頂いています。この写真も良いんだ。それなりに年齢も加味されてきた若手芸人にちゃんと見えるの。本当に有難い事なのです。

 と、そんな鈴木さんはアチラコチラの舞台を見て回ったり、邦画を見て回ったりと中々に趣味人な方でして、私の田中麗奈ネタ、ストリップ話、AV女優と業の深い話題も全部対応できる、なんつーかアレな方でもあるのです。

 そのスズキマサミさんの第一回写真展とあれば、私は行かない訳にはいかないのです。

 画像も鈴木さんの作品ですが、それ以外の写真も陰影が素晴らしいのです。どの作品にもパッと見た瞬間に目のいく対象がありまして、でもそれを眺めているとその周辺の暗がりだとか曇り空だとかが広がってくるんです。で、暗闇に目をやっていると最初に目を向けた光がとてもドラマティックなんですね。一枚の写真にちゃんと物語があって、それを見ている我々が感じることが出来る。

 というような事をとりとめもなく考えていると、今度は写真を遠くから見てみたくなります。そうすると右の写真と左の写真で、また違った物語があって、その写真とさらにその隣の写真には違う物語があるんです。かと思えば反対側の壁にも作品が展示されていて、そこにも物語があるんですね。

 会場で写真は壁に沿って吊られています。本当は写真や絵の展示は固定されていた方が良いのかもしれません。しかし空調や時折入って来る外の風、さらには自分の動いた気配で揺らぐ写真パネルというのは何とも言えない雰囲気があるのだと気付きました。どんな写真だって良いわけではありません。極端な例を挙げればアイドルのグラビアが風に揺れてたって何にも感じやしないのです。その風でアイドルの何かがめくれるとなれば話は別ですが、今はそういう話ではありません。風に揺れて「あ、良いな」と思うのは展示されている作品が「闃」としているからでしょう。

 静かであるからこそ、揺らぐのです。

 その揺らぎが、心地よいのです。

 語られていない何かを創造させる揺らぎとでも言えるのかも知れません。

 

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プロフィール

Author:片岡一郎
ご用命・その他
syoseibusi@yahoo.co.jp まで

公演情報
●あるぽらんキネマ劇場Vol.33 片岡一郎・和田カヨ二人会
 『野ばら』(1932年 聯華影業公司)・朗読
 出演/片岡一郎・和田カヨ
 日時/8月10日 15時〜
 会場/阿佐ヶ谷あるぽらん'89 予約制先着30名
 料金/\2,000(1ドリンク付)
 ご予約/03‐3330‐8341(18:30p.m.〜2:00a.m.)
       aruporan@nifty.com

●百物語の夕べ ー第4回 怪談話と西洋怪奇映画ー
 三遊亭圓馬 怪談話『佐賀の夜櫻・鍋島猫騒動』
 片岡一郎   活動写真『カリガリ博士』
 日時/8月16日 18時〜
 会場/向島百花園 御成座敷
 料金/¥4000(お飲物付き・入園料込み)完全事前申込み制
 申し込み方法/お電話、FAX、メールのいずれかで、お名前、ご住所、お電話番号、参加人数をご連絡ください。
           受付確認後、下記指定口座へ会費のお振り込みをお願いいたします。
 電話・FAX/03−3619−4997
   メール /100ss@myad.jp
     口座/加入者名 百花園サポート士隊 00150−8−317047

●第601回無声映画鑑賞会 [なんてたってバスター・キートン]
 『キートンの大学生』(1927・米) 弁士/澤登翠
 『キートンの滑稽恋愛三代記』(1923・米) 弁士/片岡一郎
 『キートンの警官騒動』(1922・米) 弁士/斉藤裕子
 日時/8月25日 18時30分〜
 会場/門仲天井ホール
 料金/一般1800円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円
 ご予約/無声映画鑑賞会事務局
       電話/03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時〜午後6時)
       FAX/03-3605-9982
       E-mail/katuben@attglobal.net

●第602回無声映画鑑賞会 [第四回澤登翠一門会]
 『百万両秘聞』(昭和2年・マキノ御室)
 弁士/澤登翠、片岡一郎、桜井麻美、斉藤裕子
 日時/9月29日(月) 18時30分〜
 会場/門仲天井ホール
 料金/一般1800円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円
 ご予約/無声映画鑑賞会事務局
       電話/03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時〜午後6時)
       FAX/03-3605-9982
       E-mail/katuben@attglobal.net

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