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に載っけて頂いてます。都内版だけですけれど。皆様、ぜひご覧下さいませ。

 海外公演というのは一つのチャンスでありまして、日本人はグロォバルな人に弱いですから、海外で活躍する人にはそれだけで勝手に権威を感じてしまうのです。なので記事にしてもらい易いのですね。っていうか海外公演位の事はしないとオイラなぞは中々取り上げてもらえないのよ。

 でも今日も某所で言われました。

「悪いことした以外で新聞に載るなんて凄いじゃないですか」ってね。だから言い返してやりましたよ。

「隠してますから」

 あんまりエスプリの効いた会話じゃないね。我ながら。

 ま、とにかく海外公演です。応援して頂きたい、と書こうと思ったら衝撃的なニュースが。

 しょこたん、米で初の海外ライブ

 あの、俺様、二度目の海外公演なんすけど…。

 知り合いの記者さんくらいしか取り上げてくれないんすけど…。

 いや、好きですよ、しょこたん。劇場版『ゲゲゲの鬼太郎』の第二作目には出演らしいじゃないですか。田中麗奈も出るし、きっと見に行きますよ。鬼太郎が出なけりゃ完璧なのに。楽しみだなは。

 芸というのは何をするかではない、誰がするかである。

 この格言は芸人として生きれば生きる程、胸に刺さります。グサリとね。

 しょこたんといえば、先日なにかの雑誌に『街の灯』(チャップリンね)が好きだとコラムか何かで書いていたらしいです。いいんじゃないですか、しょこたんに『街の灯』(チャップリンね)の弁士をやってもらえば。そういうの大歓迎です。なんなら指導します。させてください。でも、真面目に聞いてみたいですよ、しょこたんの活弁。出来るんじゃねぇかい?

 何が言いたいかというと、東京新聞見てねって事なんです。図書館に行けば明日以降もあるからさ。

 それからしょこたん関係者の方、および田中麗奈関係者の方、活弁指導のご依頼お待ちしております。二度の海外公演の実績を持つ片岡一郎さんが丁寧に優しく熱血指導いたします。(大真面目)
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|03/30| 活動コメント(0)TB(0)
 豆乳がね、好きなんですよ。

 一年間で観る映画の数と、一年間で飲む豆乳の数、どっちが多いかと言えば答えは

 豆乳

です。比較する対象では無い気がしますが、訴えたかったので。あ、でもギャラを豆乳払いとかやめてね。お金くれれば勝手に買うから、豆乳。

 先日、某所から仕事の内容や感想などをブログに書いたり、友達に喋ったりしないように、とのお達しがありました。関係者全員にですよ、俺にだけじゃないよ、多分。

 なぜかといえば、理由は簡単ですね。情報とはそれ自体が商品だからです。何を、どのタイミングで、どこに発表するか。これが商売の原則であると言って差し支えないでしょう。テレビがなぜあんなに(不必要なまでに)巨大な力を持っているか。それは情報の発信源でありからです。そしてインターネットもまたしかりでありましょう。

 とある宣伝屋さんの談話を読んだ事がありますが、その方に言わせれば儲かってない仕事は大概宣伝が下手なんだそうです。そこをキチンとしてやれば売り上げは伸びるのだとか。簡単な事でありながら、それが大変難しい事であるのは何がしかご商売をされている方でしたらお分かりかと思います。アタシですか?実感してますですよ、そりゃあね。

 お達しの話に戻りますと、商品やイベントの内容や時期を戦略とまったく別の所で発表されては困るというだけの事です。基本的には、あくまで基本的にはね。

 おそらく、情報とは現代において物質よりも価値があるのでしょう。情報で物は買えますが、物で情報は手に入りません。(誤解がある言い方かな?)早い話がお金は価値という情報を持たされた紙切れなんですね。これだけでも我々がいかに情報に踊らされているか判るというものです。ましてや無形の情報になれば立ち居地によって価値基準が大きく異なるのは当然でありまして、発表する側は気軽に扱っても、それを持っている人には大変な価値がある、というパターンは幾らでもあります。

 私が豆乳を好きだという情報は、世界中のほぼすべてに人にとって全く価値の無い、言葉通り一文の値打ちもない情報でありますが、私にとっては500円位の価値はある情報なのです500円あれば相当の事ができますよ。家から池袋に行って帰ってこられるんだから。

 なので、こんなチンケなブログでも書く事に多少は気を使わねばならないのです。しかし、しかしなのです。それは多くの人がブログをやる理由とは相反する物であるというのも事実でしょう。これは以前テレビを見ていたときの話ですが。その番組ではペットを飼っている人の病気が話題になっていました。ペットを抱いたり、キスをしたりする事で動物が持っている病原菌を貰ってしまい、思わぬ病気になってしまう人が結構いるんだそうです。こうした病気への対策としてはお医者さんが言うには「ペットを抱いたりキスをしないように」だそうです。これを聞いたあるタレント(誰だか忘れましたが)は「そんな事言うけど、ペットっていうのは抱っこしたりキスしたりするために飼うものでしょ?」と答えていたのが印象に残っています。ブログというのも多くの場合は気軽に情報を発信するために書かれているのですね。とすれば「書く事に気をつけるように」というお達しはブログの前提を認めない事になる、場合があるのです。

 えぇと、関係者の方。通知に対して批判をしているのではありませんよ。ちょっと情報発信について考えてみたくなっただけです。書く事に気を付ける、当然です。

 というような注意書きをする事が「書く事に気をつける」という行為ですね、はい。

 とはいえ最近の芸能人の失言の多くがブログに端を発している事から分かるとおり、やっぱりブログは気軽に情報を発信するためのツールとして爆発的に普及したのだと思う次第です。

 今回の文章は弁士の坂本頼光氏の「わざと読み辛い文章を書くのはおよしなさい」という助言を意識して書いてみました。彼は拙ブログについて私より詳しい不思議な方であります。閑話休題について質問のある方は彼までお尋ね下さい。

 で、どう?今回は。

 そうそう、私の情報を書かねばなりません。ドイツに行くのでその事について。
|03/30| 活弁コメント(0)TB(0)
 どうもイケネエ。サボりすぎなんである。何をって書くのをさね。ま、誰も読んじゃいまいから良いんだけれどもね。反響が少ないのを良いことに書きたい事を書けるのですよ。メディアに取り込まれたが最後、好き放題書くには匿名でやるしかなくなっちまうもの。それじゃあ、ねぇ?そうでしょ、お客さん。

 そんなこんなで門天若手寄席も第八回となりました。ちなみにこの会、もんてん若手寄席と書かれることもあります。どっちが正しいのかは主催の俺様も知りません。

 出演はと申しますと

 朗読          藤山紀子
 落語『天災』      立川志らべ
 活弁『弁天小僧』   日和佐誠
 活弁『散り行く花』  藤山紀子
              石原大彦 
              狛乃ハルコ
              片岡一郎  によるリレー(出演順)

 んまあね、主催というかプログラムを組んでおいてこう言うのもアレですが、素人臭い会でした。どの辺がって進行が。きっとお客さんもそう思われたと思います。でも良いの。そのつもりでやったのだから。今回の出演者は私が弁士、志らべさんが落語家でそれ以外が声優です。声優さんってのは客前で何かするのが駄目な方が多いです。演技は出来ても個人、本人としてショーアップ出来ないんですな。ミュージシャンにも同じ事が言えます。スタジオミュージシャンって凄ぇ上手い人がいたりするのよ。でもショーって別物なのね。上手さだけの問題ではない。逆に言えば下っ手クソな人がルックスでもって活躍したりするのも客前にでるショーだからですね。この辺良くもあり、悪くもあり。

 で、声優です。彼らを客前に引きずり出してやろうというのが今回の狙いだった訳です。そして概ね狙いは果たされました。舞台慣れしていないから時間の計算しながら喋れないあたりなんぞは新人の芸人のようでした。それを見ていたアタシは大変楽しんだ訳です。アッハッハ。しかし、いざ活弁やらせりゃ上手いのよ。…いや、上手かないけどオモシロイのよ。少なくとも、私が初めて弁士をやった時、あれだけ出来ませんでした。私どころか、今何人かいる弁士でアレだけ最初から出来たヤツは居ません。あれだけ台本がちゃんと書けたヤツは居ません。本当です、結構なモノです。もっともそれは声優としての適正がどうなのかしらん?と思ってしまう要因であったりもするのですが、しかし確実に言える事は彼らにはキチンと個性があったってことね。これは大事です。

 活弁は芸能なんですね。なので決して演者の個性を殺してはいけない。

 そして声優だってそうなんです、きっと。

 ベテランの声優さんが無声映画に声を付ける(活弁ニ非ズ)イベントや放送などをこれまで度々目にし、あるいは耳にしてきました。ベテランの皆さん上手いです。素晴らしいです。でもね、面白かぁない。この日のペーペー声優共の方が何倍も面白い活弁をやってます。上手かねぇけど。
 
 彼ら、又やりたいと言ってくれています。嬉しい事です。それから出演者の狛乃ハルコがブログをやっていて実況中継のごとくアップしてくれていました。仕込みを指示しているオイラが写真で写っているのですが、メチャクチャ猫背ね、俺。

 それにしても志らべさんには世話になりっぱなしだなぁ。誠に感謝です。それからそれから、以前声の出演をさせていただいた『ぷりサガ』のアーベルさんも客席にいらして下さいました。これまた感謝。

 またやりますんで、その時はよろしぅ。

 
|03/17| 活弁コメント(0)TB(0)
 ぼくはおとなになったら、はなしている人が、もしも、まちがったことをいっていたら、そのひとがどんなにえらい人でも「心中お察し致します、しかしそのお考えは間違っていると私は考えます。なぜなれば…」とちゃんといえるような人になりたいです。


       リンゴ組  かたおか一ろう さんぢゅっさい
|03/14| もやもやコメント(0)TB(0)
 日々の雑事に追われているのです。前向きな雑事ならともかくも、そうではない、というところに問題があるのでしょう。曰く外野が五月蝿ぇ。

 基本的には自己の中に存在する問題意識、思索を未整理のままに解放する場としてここを儲けているのです。実際にお金を貰ってどこかに書く記事であればそうもいきますまいが、しかしながら何につけ結論を出さねばならぬというのは実はとても不健全な事なのではないか、と常から思っておるものですから様々な問題意識が浮かんでは消え、消えては浮かぶ脳内を整理する意味でも未整理で放出する必要はあるだろうと考えています。

 具体的に何を感じているかを列挙すれば良いのかもしれませんが、全部書いてりゃキリがないのです。

 今日、図書館のベンチで並んでPSPをやっている小学生を見かけました。

 たったこれだけの事でもテクノロジーに目指す先の世界について思いを馳せたりなんかします。詰まるところ今日のデジタル技術の発展の行き着く先はアナログの完璧な模倣にあるのだろうという予想だとか…。

 近所に出来たインドカレー屋に行った話だって語ろうと思えば語れるのです。

 明らかにそのカレー屋だった場所は、以前は日本酒中心の居酒屋だったんですね。壁に竹が打ち付けてあったり、厨房がキッチンではなく厨房にしか見えなかったり。そんな場所に三人のインド人がいて客が私一人だったりすると、空間のチグハグさが誠に快感だったりもします。

 思えば、そうしたとりとめもない事を考える時間が己にとっては愉悦の時間であったのですが、雑事に追われ、現実的な問題の事ばかり考えていると、それはもう不快なのです。私は思った以上に夢想家だったという事が知れるのですね。

 とまあこんな事を書いてみたら、つまりフラストレーションを無理矢理放出したら何か得られるかと思っていたのです。そうしたらね、出てきましたよ、何かがね。自己内省の為に無秩序な文章を書き散らす事で総体から何かを得ようとしていた自分が、それを出せなくなっていたにも拘らず、無理矢理感覚を引き出す事で却って自己に向き合うという事態なのですね。

 今、少し愉快です。
|03/12| もやもやコメント(0)TB(0)
 本日発売の週刊大衆のちろっとですが載せて頂いております。70Pに写真が載っかって、71Pに公演情報です。皆様よろしくお願いします。

 さてさて、実は掲載確認をしたのがつい先ほどなのですが、誠にユニークな取り扱いをして頂いています。映画関係ではこうはいきません。なんと、オイラ、イケメン無声映画活動弁士だそうです。イケメンです、イケメン。初めて言われましたイケメン。週刊大衆、目が腐ってるんじゃねぇの?ありがとう御座います。まあ、アレですよ、顔が良いとか悪いとかってのは時代もありますが、実は本人がどう思っているかという自己評価が大きく作用するモノです。「俺ってイケメン」みたいな事を本気で思える方は多くの場合イケメンなのです。たとえ興味のない人間から見たら、そいつが馬鹿にしか見えなくとも、「俺ってイケメン」な彼が属する世界では十分なのです。なのでアタクシもこれから「俺ってイケメン」と思う事にします。きっと自分自身でそう思っている間は普段よりイケてるメンなハズです、俺様。

 勿論、思っている間という賞味期限が付きますがね。あなたと会うとき、私はイケメンでしょうか?うふふ。

 それからですな、先日私の全演目(たぶん)を掲載しましたが、その中にはポルノ無声映画も含まれているのです。しかしこのポルノ無声映画、実はほとんど取り扱って貰えません。私は大好きな演目なのですが、内容が内容だけに、そして○○とか××が丸見えなだけに上映の場所が極めて限られてしまうのです。嗚呼、無念。また清く正しい無声映画ファンにこうしたダークサイドな無声映画はそうそう受け入れられる訳もなく、私の裏演目となっていたのですが、さすがは週刊大衆!レパートリーにポルノ映画が入っている事を書いてくれました。週刊大衆、どうかしてんじゃねぇの?ありがとう御座います。

 このポルノ無声映画ですが、AV女優さんに活弁をやって貰ったら面白いんじゃないかと思ってAVメーカーに企画を持ち込んだこともあるのですが、結果はあえなくボツでした。どなたかポルノ無声映画の楽しい利用の仕方を思いつく方はご連絡下さい。本気で待ってます。

 ここだけ読むと物凄いアンダーグラウンドな芸人に見えますが、それ程でもないんですね。そこがある意味弱点でもあるんですが、ともあれ私はポルノ無声映画も弁士やります。でも溝口健二や小津安二郎の作品も語ります。18禁PCゲームの声優もたまにやってます、でも弁士で海外公演もやります。そのどれも楽しんでやっとるのです。18禁ゲームの仕事などは、私がリスクを負っていると思われる方もいるでしょうが、アレはアレで良い物です。いい作品も沢山ありますよ。あんまりやったことねいけど。

 ああ、やだなあ、良い子っぽい宣伝の文章になっちまった。

 誰か仕事下さい。
|03/03| 活動コメント(0)TB(0)