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 ただいま海外の雑誌に寄稿させていただく原稿執筆の真っ最中です。

 ブログどころじゃなかったんですが、息抜きがしたくて書いています。文章書いてるのの息抜きに文章書くってどうなのかしらん?と思わんでもないですが、それはそれで。

 更新しないんじゃないよ、出来ないんだよというアピールでもあります。

 おまけにリアルタイム更新です。おぉ!しょこたんみてぇだ。…執筆に戻ります。
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|08/28| 活動コメント(0)TB(0)
 最近良く夢を見ます。ということは浅い眠りが多いということでしょうか。しかもそれらの夢が心配事に直結している内容だったりするのでタチが悪いのですね。

 ホントねビックリしますよ。目を覚ますと「俺ってこんなに悩んでたんだ!」と気付くんです。起きてる時に気付けよって話ですが、んまぁそれはそれ。

 最近ではね○○さんの○が○○してきた事に関してとか、△△をしようとしたらそれを△△君に覗かれて笑われたりとか、あるいは××の仕事が××してしまったとか、色々。一晩のうちに複数見ますね、そんな夢を。寝る前に発生した問題がその晩の夢に出てきた事もありました。

 きっとね、起きて直ぐにそれらの問題解決に努めれば僕はエライ人になれる気がします。

 でも本当にエライ人はやっぱり起きている間に気付ける人だとも思います。

 あ、それから心配事といえばねスズキさん(「私は腰が悪い」の回のコメント参照)そんな見返りを提示されたら、ここを訪れる私のフアンが読んだら私を誤解しちゃうじゃないですか。フアンが居るかどうかは考えない、考えない。

 私が浅草ロック座とか、新宿ニューアートとか、DX歌舞伎町とか、新宿TS劇場とか、渋谷道頓堀劇場とか、若松劇場とか、池袋ミカド劇場とか、ショーアップ大宮とか、川崎ロック座とか、浜劇とか、渋谷OSとか、蕨OSとか、栗橋大一とか、シアター上野とか、ナニワミュージックとか、神戸第一劇場とか、ライブシアター銀映とか、DX佐賀とかに行ったことがあると思われたらどうしてくれるのですか。書いててゾッとしましたが。

 のみならず大学で何か舞台を観てレポートを書いて来いという課題で、池袋ミカド劇場の観劇レポートを発表したら先生(読売新聞の演劇欄主筆だった事のある方)がドン引きして、あまつさえレポート返却の時にその先生に「御免、君のレポートがどっかいっちゃって、見つかったら返す」と言われ、とうとうそれっきりだった、なんて事があったに違いないと決め付けられたらどうしてくれるのですか。

 ましてや人生で初めてそういった劇場に行ったとき(10年以上前の浅草でした)結局半日見てた、という奴なんだコイツは、なんて想像されたらどうしてくれるのですか。

 まったく大いにメイワクなんである。パブリックイメージは大切ですぞ。

 不思議なのはこんなに心配してるのに、上記の誤解に関する夢は一切見ません。でもきっとこれから見ちゃうわ。毎晩うなされるのです。

 次回は高尚な話題を書こうと決めて、本日は筆をおくことにしたゐ(←高尚チック)。
|08/18| もやもやコメント(3)TB(0)
 向島百花園での公園でアリマシタ。出演は三遊亭圓馬師匠、ついでに私。

 演目は私が『カリガリ博士』、圓馬師匠は『佐賀の夜櫻・鍋島猫騒動』でありまして、私の演目はもう何度も演っていて若干「グズグズ博士」になりかかっているのですが、圓馬師匠はネタおろしで長講、しかも蝋燭に囲まれて酸欠状態という軽いSMプレイ的な高座でありました。私はソデから(というか壁一枚隔てて)拝聴致しました。こういう素敵な師匠とご一緒させて頂くのは光栄であります。感謝々々。

 何でも向島百花園では明治から大正にかけて文人墨客による怪談百物語の会がしばしば行われていたのだとか。その縁もあってのこの会が今年で4回目の開催となり、私は初出演でした。一晩に怪談を二席づつですから、この会が百物語を達成するのは約半世紀後になります。生きている自信のない方は化けて出席を願いたいものです。

 ちなみにこの日の『佐賀の夜櫻・鍋島猫騒動』は「このあとどうなるんだろう?」みたいな所で終わってしまったのですが、これは芸能の世界ではちっとも珍しくないんですね。講談なんかを聴きにいけば、そんな演目ばっかりの時も多々ありますし活動写真にも連続活劇というジャンルがあります。

 電車のレールに美人の女性が縛り付けられている。彼方から黒煙を発して驀進する列車が近づいて来る。美女を助けんと馬で疾駆する青年。しかし列車のスピードは馬より早い。美女、絶体絶命!「助けて!」みたいな台詞を叫んでいるに違いない(無声なので)美女のアップ。嗚呼、この美女は助かるのか?と手に汗握った瞬間、画面いっぱいに「To be continued」と出る訳です。これが連続活劇のスタイル。

 それで次の回を見に行くと美女は何故か青年に抱きしめられていたりとかしてね。

 連続物なんてそんなモノです。あんまり難しく考えずに気軽に楽しむのが吉でありましょうなぁ。

 しかし続きが気になる、なんというのは人間位なものでしょうね、やっぱり。あんまり猫がいい夢を見ている途中で起こされて怒った、という話も聞きませんし。先を予想する力=想像力は良い事ばかりではありませんが、といって一度知ってしまったら決して抜け出すことの出来ない甘美な能力です。私の想像力はもっぱらネガチブな方向に特化しておりまして「地球はもう限界にきている」的なドキュメントが大好きなのも、その辺をビンビン刺激してくれるからでなのだと今気付いた次第。

 そういった私ですので恐怖を感じる想像力は大変に自信が御座います。想像力があるのでホラー映画は基本的に観ません。「あんなの作り物だよ」とか「怖いのが面白いんじゃん」とか言う奴は想像力が足りてないのです。

 怖いのが面白い訳あるかァ!怖いものは怖いんだよう…

 そんなヘタレ想像力旺盛な私でも無声映画時代の怪奇映画は楽しく観ることが出来ます。全国の怖いもの嫌いなお友達、無声映画を御覧なさい。そして最近のホラー映画を観て「怖いのが面白いんじゃん」とか言ってる不感症共にしたり顔で言ってやるのです。「え?『カリガリ博士』観てないの?『吸血鬼ノスフェラトゥ』観てないの?駄目だよホラー映画のルーツをちゃんと知っておかなきゃ。君とホラーについて語るならその後だね」って。

 それを観たらどうすればいいか。お答えしましょう。「何?圓馬師匠の『佐賀の夜櫻・鍋島猫騒動』を聴いてないの?駄目だよJホラーのルーツをちゃんと知っておかなきゃ。君とホラーについて語るならその後だね」って。

 その手で逃げ続ければ良いんです。逃げてるうちに地球は滅びるでしょう。

化けて出た圓馬師匠と私
|08/16| 活弁コメント(0)TB(0)
 先ほど某S木氏に深夜の四谷にほっぽり出されました。今は初めて入ったネットカフェでこの文章を鬱々と書いております。どうして17時に待ち合わせて打ち合わせに入った今日の(昨日の)予定が深夜4時にまで及ぶのか甚だ疑問であります。しかもこのネットカフェは入会金を取る場所でした、嗚呼。きっといつか某鈴K氏は大いなる見返りを私めにもたらしてくれるに違いないと信じ切ってこの文章をビールとウヰスキーとカルヴァドスをしたたかに飲んで朦朧とした頭脳が告げているのでありますよ。期待しております某鈴木氏。

 そんな事は本当は良いのです。某○○氏は新宿ニューアートとか、フランス座とか、DX歌舞伎町とか、池袋ミカドとか、若松劇場とかの話が忌憚なくできる唯一の知人であります。良いんですよ、本とに見返りなんて。いやまったく。そうそう今晩の話で話題にしそびれましたが先日神戸第一劇場跡地も見て参りました。ただのマンションが建っていましたっけ。

 にしても和田カヨ効果は持続中でありますね。ファンの力と偉大さを他人を通じて感じます。結局のところ芸人なんぞは支援してくれるお客様あってのものなのだと再認識します。

 そりゃね、たまには思いますよ。えぃ畜生、俺は俺の好きなことをやってやるのだ。客なんぞ知るか!ってなことを。でもそれは違うのね。やっぱりお客さんあっての我々なのですよ。殊勝な事を書こうと思っているのではありませんです。ただ良い子ぶって見たかっただけなのです。

 ちなみに、というか本論なのですが、私が最近認識した所によると、片岡さんは腰が自分の思っている以上に良くないです。インタビューとか、対談とか、打ち合わせとかが続いているのですが、10分と一定の姿勢でいられません。気がつくと腰を捻り、足を組み、手を尻の下に敷き…と滅茶苦茶な姿勢をとっています。これが政治家だったなればあっという間に不信任でしょう。姿勢はそれくらい大事です。今だって畳敷きのブースでちょっぴり腰を捻り気味です。

 腰の悪い方ならば共感していただけるのではないかと思うのですが、腰って何かこうパキッ一発入れば気分爽快になるんではないかという幻想を抱いてしまいます。当然それは夢物語なのですが、それでも何かの拍子に腰がスッキリする事を期待する方は多かろうと思います。

 何か良い方法があったら教えてちゃぶだい。
|08/14| もやもやコメント(2)TB(0)
 あああ、忙しいイソガシイ。なんだかこの二週間、怒涛のスケジュールで御座いましたよ。友人の披露宴二次会の司会やって、秋田に行って、これまた友人の披露宴で余興やって、『野ばら』の台本書いて、その合間に舞台見に行ったり何かして…。
 
 今日(12日)になってようやく筆をとることが出来たという訳。本音を言えば一番忙しい時にブログ更新して「ほんたうに忙しいのか?チミは」的な自己批判もしてみたかったのですが、それも叶わずでした。環境に個人差があるとはいえ毎日更新している人は偉いなァ。

 ちなみにその忙しい時期に観たのはどれもこれも踊りの舞台。
● 7月27日 平澤初美ダンスカンパニー第12回公演 『猫の靴』 府中の森芸術劇場
   友人の小住典子が出演。ジャズとかバレエとかの要素を使った所謂ダンス公演。ジャンルを書こうとして意外とカテゴライズが難しい事に気付く。
● 8月3日 『女の咲顔』 中野テルプシコール
   高校の演劇部の顧問だった市川淳一氏と演劇部の先輩だった藤木恵子氏が出演。舞踏?オイリトミュー?コンテンポラリー?んまあ、そんな感じ。構成・演出・出演も市川氏。
● 8月9日 新宿ニューアート 
   ストリップ。清水愛、森下陽子、若林美保、仙葉由季、森下理音、さいとう真央が出演。良くして頂いている若林美保さん、某鈴木氏がお薦めする仙葉由季さんが出ているとあっては行かない訳にも行くまい、という訳で。

 テナ感じでした。本心を言えば個々に紹介、というか取り上げてみたいのですが、何分ホラ、忙しかったものでね。気が向いたらやりますが。

 それにしても立て続けにダンスの舞台に触れた事は有意義でありました。ダンスというのは人間が獲得したパフォーミングアーツの中では最も古いものだと勝手に思っています。少なくとも言語の獲得よりは早いでしょう。絵画の獲得よりも早いでしょう。音楽とどっちが早いかが悩みどころですが、自然界に在る音を模倣するのが先だったか、その音に合わせて身体を動かすのが先だったかといえば、身体を動かすのが先だと思うのです。

 広義的(というか拡大解釈)に判断すれば動物の求愛行動だってダンスでしょうし、植物が花を咲かすのだってダンスだと思うのです。基本的に言語を介さない表現方法のダンスというのは、私の様に言語漬けの人間には極めて蠱惑的な世界なのであります。

 さてさて、そろそろ表題に取り掛からないと…。

 
|08/10| 活弁コメント(0)TB(0)