無声映画と音楽 表  無声映画と音楽 裏

 最近、舞台を観に行ってイチャモン付けるブログになってますね。仕事もしてますのよ、合間々々にね。地味にですが、それぞれには誠意を込めてやってますの。

 なので久しぶりにお仕事の話題なぞ。てか、告知しませんでしたね、このブログでは。そこには心理的なアレコレがありまして…。

 まずはイベントデータ

●研究と創作
「無声映画と音楽1」
― レクチャーと無声映画上映 ―
場所:東京藝術大学千住キャンパス 3階スタジオA

●第1部 レクチャー
出口丈人
「無声映画の音楽をめぐって」
森芳久
「初期トーキーの音響技術」
●第2部 無声映画上映
『月世界旅行』(1902年)
♪コンピュータミュージック(5.1サラウンド再生)による無声映画上映
監督:ジョルジュ・メリエス
音楽制作:東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程学生
(東英絵、江口加奈、キム・ニコル、金惠貞、林佩君)
協力:株式会社ジュネス企画

『逆流』(1924年)
♪楽器演奏による無声映画上映
製作:東亜等持院製作
監督:二川文太郎
出演:阪東妻三郎、片岡紅三郎、マキノ輝子
弁士:片岡一郎
協力:株式会社デジタル・ミーム



 うん、盛り沢山の内容ね。素敵です。結構急に決まった仕事で、事前の告知もあんまり無かった割りに大勢のお客さんにお越し頂きました。ありがてぇこってす。

 出口、森両先生のレクチャーは映像を交えながらのお話でありまして、大学の講義って卒業後に聴くと面白いよね~、ってな感じです。ある程度以上の意識を持って通っていれば大学というのは、やはり知の宝庫なのですが、現役学生の頃にそれを意識するのは至難の業でもあります。一億総白痴化とは言わないまでも、若者の9割はモラトリアムに甘んじて、いや、モラトリアムを選択して生きているんですから仕方ないことなのかもしれませんがね。

 最近、一度社会に出てから大学に入りなおす人の気持ちが良く分ります。ちゃんと勉強したいよね。

 まあまあ、自分のアカデミック方面の欲求はこの際どうでも良いんですが、専門に研究されている先生のお話を拝聴すると、改めて自分の知らないことの多さに気付かされます。特に弁士は無声映画に関しては多少知っていても、トーキー発明に尽力した人々については驚くほど知りません。仇敵とも言える相手ですからねぇ。前向きに調べようとは思わないんでしょう、きっとね。

 きっと客席には何となく映画を見に来ただけの方もいらしたでしょうに、結構楽しそうに聴いてましたね、皆さん。映画史ってのは面白いのかもしれません。加えて言うなら、今日映画から音がするのは当たり前ですが、その当たり前を実現するにあたっての苦心・工夫を知る事は新しい扉が開く感覚なのでしょう。当たり前が当たり前でなくなる瞬間は、良い方向であっても悪い方向であっても興奮を伴うのは事実でありますから。

 第二部の『月世界旅行』は5,1chでの音響を付加しての上映でした。私はプログラムの関係上客席では聴けなかったので5,1の音楽による無声映画を体験できませんでした。ムムム、残念なり。しかし大学で5,1chの音響が製作できてしまうんですね。それが凄いよなあ。お金掛かってんだろうな。私は日本大学のゲージツ学部という精神的陸の孤島に4年間おりましたが、学科やコースによって全然お金の使い方が違っていたのを思い出しました。同じ演劇学科でも、私の居た理評コースと照明コースや演出コースだと授業で使われるお金が違うのです。学費はおなじなのに。

 お金で思い出しましたが、むかしウチ(にちげー)のOBで「学生の頃さァ、大学の機材売り飛ばして映画撮ったりしたんだよねェ」とかガラガラ声で言ってる人と話した事があります。その時は「へえ~おうなんですか」とか生返事してましたが、済みません、あんたの事嫌いです。なに誰もが通る青春の一ページみたいに美化してんだ。このコソ泥奴。後輩に迷惑かかってんだ。みたいなね。言葉キツイっすね、ごめんちゃい。

 ちなみに今回上映で使用したジュネス企画発売版の『月世界旅行』は画質が良いです。私が普段見る機会が多い16mm版よりもずっと良いです。マテリアルに近いジェネレーションのプリントからテレシネしたんでしょう。意図的にカタカナ語を並べてみました。

 さてさて、『逆流』ですが、こちらは生演奏付き。当時の上映形態に接近しようという試みですね。楽団の構成は以下の通り。

指揮(本企画のプロデュースも)/西岡龍彦(にしおかたつひこ)
三味線/蓑田弘大(みのだこうだい)
ヴァイオリン/森下幸路(もりしたこうじ)
ピアノ/下山静香(しもやましずか)
打楽器/市東章代(しとうあきよ)

ついでに弁士が俺様です。

 ちゃんと和洋合奏になっててね。皆さん、不慣れな仕事をバッチリこなされていて流石で御座いました。やっぱり生音で演るのは楽しいやね。楽しい以前にこれが本来の形やね。

 以前も言いましたが弁士なんて誰でも出来ます。それと同じように楽器さえ使えれば楽士も誰でも出来ます。出来るんですよ。それを妙なブラックボックスに閉じ込めて、貴重とか専門とかの煙幕を張るから世間から遠ざかるのです。誰でも無声映画と付き合えるようにすればいいのです。そこからプロとアマチュアの線引きをすればいいのです。

 様々なミュージシャンが無声映画に音楽を付けるのって素敵じゃないですか、5,1ch素晴らしいじゃないですか。お笑いの人や、芸能人が弁士をやるの楽しいじゃないですか。そっから生き残るのがプロでしょ?その程度の覚悟は持ってるでしょ?人材は増えるに越した事はないのです。人材を増やす、育てる事に興味を持たない業界は滅びます、絶対に。

 こんな所で吼えてたって仕方ないんですがね。でも言わずにはいられないっちゅうかね。最近色んな事を考えますよ。アラフォーって流行ったか?とかさ。
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|11/30| 活弁コメント(0)TB(0)
 舞台を観に行ったときはチラシを掲載するようにしてるのですが、この公演のチラシは持ってませんので掲載出来ませんです、はい。

 知人・友人の木っ端若手声優が多数出演するオムニバス形式の舞台でありました。準備の手伝いに借り出されたら出演以外にも以前挨拶したことのある方が何人も居て、以前のように何をしてても外様感、みたいな状況でないのは有難い限り。

 まったく別件でも最近は人の縁が面白いのです。こないだなんて、某氏のお引き合わせで10年ぶりの再会を果たしたりしてます。世の中は狭いと思う反面、俺がこれまで精一杯活動してきたつもりでも、その範囲はせいぜいこの程度だったのだ、と思い知ったりもします。それが良いのか悪いのかは皆目見当がつきませんが、まぁ良いことにしましょう。

 ああ、そうそう『シャンゼリゼさなだ』ね、さなだ。

 若手声優が大挙して出演する舞台ですが、いかにも、イカニモ声優って感じの舞台でないのは個人的には好感が持てます。ただ声優が出演することをアピールしている以上、らしさもあった方がいいのではないか、とも思わないではありません。その「らしさ」が大事な舞台も先日見たばかりですし。ちなみに出演者ばかりでなく、演出も声優さんだったりする(らしい)この舞台は、それ故に演技に関心が行きがちです。あえてマイナス評価から書きますが、脚本・演出面でもう一工夫、ないしはもう一ひねり欲しい感は否めません。

 あの動作はなぜされたのか?あの言葉はどうして使われたのか?といったクエスチョンに対しての回答が弱いのよね。

 偉そうな事を言ってますが、これは自戒でもあります。私が弁士をする場合、演技も含めたボイス・パフォーマンスよりも、説明台本をどうするか=作品に対する踏み込みが最大の関心事でして、パフォーマンス面での弱さは克服しなければならん課題なのです。

 話戻しますと、『シャンゼリゼさなだ』は創って人々の関心がどこにあるのかが、ある意味気恥ずかしい位に露出している舞台だったといえます。非常に局地的な人選ではありますが、とはいえ若い声優さん達が何を想い、何を感じ、何を表現したいのかを感じることが出来る、という意味においては面白い舞台なのではないでしょうか。観客が好意的に観ることが前提ではありますが。

 褒めてるんだか貶してるんだか判らない文章なので(好意的ではあるけれど)、ひとつちゃんと褒めましょう。舞台設定が良いのです。物語世界は「シャンゼリゼさなだ」なるアパートだかが舞台になってまして、その集合住宅の各部屋ごとに物語があり、という感じです。優れているのは部屋という場所ですね。会場のメガバックスシアターは小さな劇場で、当然舞台も狭くて、それがいかにもアパートの一室という風情でした。最近観に行った舞台は舞台機構と物語の整合に苦労していたものが多かったので、その点は素晴らしかったと思います。誰のアイディアかは知りませんが。

 何度も同じようなことを書いてますが、知り合いの出ている舞台は評価がし辛いのです。もし私が高校時代、週に一回は小劇場に足を運び、どっぷりと演劇に浸かっていた頃にこの舞台を観たらどんな感想をもったか。それなりに楽しんだのか、それともボロクソだったのか。分かりませんな、こればっかりは。
|11/28| 舞台コメント(0)TB(0)
したまちコメディ映画際in台東

 最初に宣言します。私はこれから文句を言います。それもキツメに。

 あ、デーモン小暮閣下で検索されていらした皆様、はじめまして。活動写真弁士(活弁士に非ず)の片岡一郎と申します。閣下の映画ない活弁は見事でしたよ。活弁というか語り芸として結構でした。

 さて本題の序論です。

 よく、手前の勝手な意見を言ってるだけなのに「これは批評だ。言われている側は耳を傾けるべきだ」てな事をのたまう方がいらっしゃいます。私、その手合が大嫌いなのです。大っ嫌いなのです。

 なので、冒頭に言っておきます。この文章は私憤です。公正な意見ではありません。ただ一観客がフザケンナと怒っているというそれだけの文章です。なので当該映画祭関係者の皆さんは気にされる必要はないのです。でも私にも言いたいことがあるのだ、ということです。

 こっから本題。

 この上映会の情報を得たのは東京国際映画祭のプログラム(みたいなの)でした。そこには「弁士・デーモン小暮閣下」と書いてあったのです。閣下が以前から活弁をされていたことは商売柄耳にしていました。そして聴いてみたい、いやさ拝聴してみたいと思っていたのです。閣下は優秀な芸能人であります。ここでの芸能人とは芸能者としての本来的な芸能人という意味です。そんな閣下が活弁をするとなれば、やっぱり興味が湧くのです。しかしながらスケジュールが多忙を極める我輩は中々閣下の活弁に触れる機会をつくる事ができず、ようやくこの日、閣下の活弁を聞くことが出来ると喜んで浅草公会堂に向かったのざます。

 文章が滅茶苦茶なのは気にしてはいけないのデアル。

 ところが・・・・・ところが・・・・・受付をしようとすると何やら張り紙が。文章を正確には覚えてません、写真も撮りませんでした(ネットでさがせばありそうな気がするね)ので大まかに書きますと

 (大意)本日のデーモン小暮閣下の活弁は諸事情により中止となりました。

 は?

 慌ててスタッフに尋ねる。
「活弁はなくなったんですか?」
「そうなんです」
「活弁を楽しみにして前売り買ったんですけどね。映画はやるんですか?」
「こちら(『コナニシテフウ』)を上映いたします」

 意味が分からない…

 嫌な予感は少しあったのです。映画祭のイベントなのにパンフにもチケットにも「歌唱・弁士 デーモン小暮閣下×琵琶奏者 友吉鶴心」としか書いてない。つまり映画のタイトルが公表されてない。ただ、デーモン小暮閣下が無声映画に朝鮮としか書いてない。でも映画は上映するという。しかもデーモン小暮閣下の出演もあるという。繰り返します。

 意味が分からない…

 チケットに歌唱・弁士 デーモン小暮閣下と書いてある以上、イベントの根幹が閣下の活弁なのは明白なのです。なのにそれが無くなったとだけ発表してチケット払い戻しの案内が一切ない。上記の会話をしてもスタッフからは払い戻しの「は」の字も出てこない。

 結論から言うと『コナニシテフウ』とは閣下が以前監督した短編映画(トーキー)です。ファンにとっては当然の知識でしょうが、私は知りませんでした。で、『コナニシテフウ』普通に上映されました。面白かったです。

 では活弁中止とは一体なんだったのか。前提の知識として申し上げますが、これまで閣下のやってきた活弁とはトーキー作品の音を消して、作品もある程度再編集して、それに閣下が語りを付けるというものだったようなのです。そして今回もその方法でやるつもりだった。作品は『ゴジラ』第一作だった。閣下が寝る間も惜しんで編集した。閣下が寝る間も惜しんで台本書いた。本番2日前になって「上映できません」の連絡が来た。

 らしいのです。

 しかも映画祭のHPには活弁が無くなった事に対して「ご了承下さい」としか書かなかったんですね。それを見た閣下が御自身の「お詫びの一言もない。時間を返せ」といった意味の発言をしたら慌てて映画祭HPを書き換えて、それが以下の文章だったのです。

「歌唱・弁士デーモン小暮閣下×琵琶奏者友吉鶴心」におきましては諸事情により「活弁」の上映はなくなりました。お客様、関係各位には心よりお詫び申し上げます。
※デーモン小暮閣下は予定通り出演されます



 確かに「お詫び」の一言は入りましたね。だけど、これを読んでるお友達は分かるよね。最後の一文「※デーモン小暮閣下は予定通り出演されます」の非常識さが。結局、映画祭のスタッフはデーモン小暮が怒った事にビビってHPを書き換えただけなのよ。出演されますぢゃねえだろ、出演致しますだろ。お前らのコメディってのはそこか?そこなのか?

 しかもね、開演が5分押したのよ。

 何の説明もない。

 それから私、2階席だったんですがね。1階、2階ともに最前列は関係者に当てているのかガラガラなのよ。その席にスタッフジャンパーを着た奴が座る。

 1階の最前列にだ。

 どうなってるんだ?この映画祭は?不快感、不信感の塊だぞ、オイラ。

 一応スタッフから活弁中止についてのお詫びらしきものがあったけれど、なんだか要領を得ないしね。何をするつもりだったのか、どうしてこうなったのかがまったく分からない。権利の問題がどうとかこうとか…。

 結局、トラブルの全容がつかめたのは閣下のトークによってでした。閣下は愚痴という名のトークで全力で観客をもてなし、この日の不祥事の説明をしました。本来映像つきで語るはずだった『ゴジラ』を語りと音楽だけで公演しました。あれだけの熱演をされたら終演後に文句を言うのは野暮ってもんです。客はそれが分かるから大したトラブルもなく、活弁なしの活弁イベントは拍手すら起こる中でハネました。

 完全にデーモン小暮閣下に救われたのです。だからスタッフ!客出しの時に固まって談笑してんじゃねえ!せめてお詫びしながら客を送れ。

 ・・・・・あのね、分かるのよ、映画祭なんてボランティアスタッフがいなけりゃ成立しないのは。だから色んな不備があるのも分かるの。ちょっとやそっとのトラブルじゃ文句を言うつもりはないの。だけど今回のは色々かつ余りに酷過ぎる。

 そもそも映画祭なのに映画作品の告知をしなかったという事は、権利関係を甘く見て、見切り発車で企画を進行させたとしか思えません。そしてデーモン小暮というネームバリューに乗っかるのが目的だったと思われても仕方ないのです。

 客をなめんな、映画をなめんな、活弁をなめんな。冒頭に言った私憤の招待とは以上の三語につきるのです。

 おぉキッツイ、キッツイ。

 詳細はデーモン小暮閣下の地獄のWEB ROCKにて。
|11/22| 活弁コメント(0)TB(0)
母屁

 『母屁』を観て来ました。カアベェと読みます。最初は読めませんでした。まったく余談ですが『母屁』とヤフーで検索すると、「母へ」ではありませんか?と尋ね返されます。お前間違ってんじゃないの?とヤフーに言われます。がんばって頂きたいものです。

 若林の姐さんが舞台に出ることは聞いておりました、以前から。なので気軽に「行きます」みたいな事を言っていたのですが、この公演の正確な情報は別の所からもたらされたのです。つまり若林美保姐さん、以外にも知り合いが関わってる!出てる!ゲストにもいる!べっくらこきましたよアタクシってば。脚本が内藤忠司監督、メインの配役にコンタキンテさん、ゲスト出演に立川志らく師匠です。何ということでありましょう。この事が分かって以来、桜井には「何回行くの?」と聞かれ、鈴木さんには「で、何回行くの?」とニヤつかれ、内藤監督には「片岡君はわかみほさんと、俺と、コンタからチケット買って3回来るんでしょ?」といわれ、若林美保さんからは「三回待ってまぁす♪」と言われる日々。次第々々に精神的に追い詰められ、「3回いったらウケるかな?」と明らかな現実逃避的発想すら浮かぶ状況になってしまったのです。

 ぴんちでした。

 結果から申しますと、健康な男性として恥ずかしくない行動を取りました、俺は!若林美保からの一点買いですよ。文句あるかァ。

 ぴんちでした。

 しっかし濃ゆ~い公演でした。劇場の階段を下りると受付があって、その前に物販コーナーがあるのですが、そこに置いてあるのがコンタキンテ関連と、若林美保関連のみ

 入り口からカオスでした、お母さん。

 で、客席に着くと場内いり他のお客さんが、悉く(様々な)業界方っぽい。いわゆるカタギっぽい方がいない…。挨拶が皆「おはようございます」だし、着ている服が一癖あるし、持ってる鞄が一癖あるし、携帯の待ち受けが一癖あるし、もの凄い福耳の人はいるし。私の様な一般ピーポォーは居辛いったらないのです。

 中もカオスでした、お母さん。

 あと、劇場は変な劇場でした。初めて入った劇場ですが。文芸座ル・ピリエを思い出しました、といえば分かる人は詳しく言わなくても分かる造作ですわね。

 舞台は、面白う御座いましたよ。ごった煮感がとても。この舞台で大事なのは筋じゃないのね、きっと。その瞬間毎のシチュエーションであったりテーマであったりなのね。それらを密に連結させずに思い切って遠目から眺めると楽しめるんでは無いかと思います。最後の「母屁」のシークエンスに違和感や唐突感を覚えるのか、そうでないのかで捉え方が随分変わる作品かもしれません。

 にしてもゲストの方が結構大変な舞台です。志らく師匠が何をやるのかはチト観たかった。

 まあ、褒めたくても知り合い率が高いと褒めづらいよね。ケナすのもそれはそれで大変だけど。

 細かく評論チックな事も書いてみたい気もしますが、なにしろ一回しか観てませんので書けないや~。
 
寸評・次はもう少し大きな劇場で。
|11/21| 舞台コメント(1)TB(0)
劇団ゲキハロ

 連日のように舞台を観にいったりしてました。そんな身分か!お前が出る側だろう!永六輔か貴様は!等々の自己批判を抱えながらの日々で御座いましたよ。ウソダケレドモ。

 私がこの公演に足を運んだのは、私がロリコン趣味だからではないのです。吾妻ひでお先生には強烈なシンパシーを感じて好きでありますが、決してそうではないのです。私がこの公演に足を運んだのは、「好きな人が好きなものは、自分も好きであるべきである」という極めて封建的な考え方に基づいているのです。その好きな人とは、我が都立光丘高校(できの悪い学校)の演劇部の先輩、卒業後も高校に入り浸るという極めて不可解な行動をとり、私に落語の存在を教えた村上氏なのであります。この方が「ひろし」という名前で繰り広げるリビドー全開のBerryz工房に対する応援(主に布団の中で)を綴った掲示板を発見して以来、ひろしさんの書き込みを心待ちにする日々が続き、いつしか私もBerryz工房が気になって仕方なくなってしまったのでありました。

 んで、行ってまいりましたよ、東京芸術劇場中ホール・2階席に。

 もうね、ロビーからして違うの。無声映画の会に来るような人は一人もいないの。フィルムセンターのロビーで独り言をいってるような人も皆無なの。クラシック映画マニアには友達いなそうな厳選された交友関係の方が多いのですが、 Berryz工房ヲタの皆さんはクラシック映画マニアとは違った形で友達いなそうなコミュニティを形成されているのだと一郎さんてば思ったのでしゅ。

 お芝居の内容は簡単なものでした。

 宇宙人の提督だかなんだかが地球に来て、その目的は地球人にしかない「音楽」なるものを採取するためだというのです。当然地球で最高の音楽とはBerryz工房の音楽ですから、提督だかなんだかはロボットのT1059を女の子に改造、Berryz工房に送り込みます。仙石(1059)ちゃんというあだ名でBerryz工房に溶け込んでいくうちに人間の心を持ち始めるT1059。メンバーが忙しすぎて「体が二つあればいいのに」と言ったのを聞き、提督だかなんだかにメンバーそっくりのロボットを作ってもらいます。かくして二組のBerryz工房が存在することになり、騒動が起こるのです。けれど、仙石ちゃんをはじめ、ロボットは激しい運動=ステージに耐える事ができず…。

 みたいな話でした。

 何か自分でまとめると面白そうなストーリーだね、こりゃ。

 厳しい事言うと、水準の高い舞台ではないです。ストーリーは穴ぼこだらけだし、主演のBerryz工房の娘達だって演技が上手いわけではない。あまつさえ脇役もあんまり上手くない。演出だってどうなんだろ?みたいな感じです。以前DVDで観た南明奈主演の舞台『ウミショー』よりはマシですが、それでも舞台の完成度からいえば本来6000円を取れる内容ではないのです。

 でもね

 結構楽しんじゃったのよ、ワタシ。

 何でかと言うと、客席が完全に楽しみに来てるのね。自分の好きな人が目の前に居るって事が本当に嬉しい人達が客席を埋め尽くしてるのね。だから場内が楽しいのよ。で、ワタシも結果として楽しいのよ。その視点で見ると、穴ぼこだらけのストーリーでも良いし、演技も下手で良い。てかその方が良いような気すらしてくるの。

 その意味で、とてもいい舞台だったような気がします。気のせいかもしれませんが。また行くかと聞かれれば、多分行かないんでしょうが。でも嗣永桃子ちゃんは可愛いと思いました。ツグナガモモコって読むのね。読めねぇよ、こんな苗字。

 繰り返して言いますが、私はロリコンではありません。
|11/19| 舞台コメント(0)TB(0)
○渋谷道頓堀劇場と栗橋大一劇場の摘発
○尾上松之助の『荒木又右衛門』フィルム発掘

さて、どちらから語るべきかね。どっちも大切な事なのです。
まあ、順次書いていきましょう。今日は時間が無いので予告だけ。

あ、和田さんは良かったですよ。ファンの諸君。
彼女はきちんとプロの仕事をしてくれます。素晴らしい事です。それ故に「ああすれば良いのに」であり、「こうすればもっと良くなるのに」といったイワユルダメだしが浮かびますが、それは彼女のが駄目なのではなくて、ダメを出せるレベルだっちゅう事です。私が声優やったってダメなんか出ません。応えられないからね。

卑屈で言ってるんじゃなくて、正当な自己評価です。まぢで。
|11/18| もやもやコメント(0)TB(0)
「ライオンは13日、『30代男性特有のにおい』のメカニズムを解明したと発表した」のだそうです。ヤフーニュースで見た記事であります。

30代に特有の臭いがあるんだそうですよ、びっくりしたわ。30代のくちゃいのと、50代のくちゃいのは質が違うらしいです。そんなに違いを感じるほどクンクンしませんからね。知りませんでした。

てなわけで加齢臭のお話です。気になりますね、加齢臭。男も三十路に入ると「出てんぢゃねぇか?加齢臭、俺から」なんて怯えながら生きていたりする訳ですよ。そうではないかいブラザー?俺はそうだぜ。

出てないと信じたいですね。ある日突然、自分の臭いに気付いてびっくらこくんだそうですよ。やーねー。

なぜ加齢臭が出るのか?報道ではなんぞやら酸がどうしたこうしたと書いてあります。老廃物がああだこうだとも言われております。

ただね、加齢臭を発するには生き物としての理由があると以前、誰だかが言っておりましたよ。曰く、加齢臭を発するのは「嫌われるため」なんだそうですね。種が反映するためには若い個体同士が交配して子孫を残していくほうが良いのは当然です。その為には歳をとった個体はなるべく交配しないほうが良いと。ならば嫌われる臭いを出してしまえ、というような理由があるのがそうですよ、加齢臭には。

つまり歳をとってもモテたいというのは自然の摂理に背く、大それた反逆行為といえなくもないのですね。

ま、とはいえちったあ背いてる位じゃないと困りますがね。異性にだけ嫌われる臭いならまだしも、同性にもキツイから、加齢臭って奴は。

ん~前にも書いたかい?この話題。まあいいか。



でね、話変わりますが、「なりきりチャップリン」なるパーティーグッズを見つけましたよ。
なんでしょうか、このクオリティの低さは…。

なりきり


【セット内容】
 ・帽子、・ヒゲ、・ジャケット、
 ・シャツ型スタイ(前掛けタイプ)、
 ・パンツ、・ステッキ
【素材】
 ・帽子、ヒゲ、ジャケット、パンツ=
    ポリエステル100%
 ・ステッキ=PVC100%
 ・シャツ型スタイ=ポリエステル70%、綿30%
 ※ステッキは、空気を入れて膨らませます。
【サイズ】
 ・対応目安:身長=170cm、体重=70kg
【備考】
 正規版権商品です。


特に問題なのが備考欄でしょう。「正規版権商品」だと!誰の権利だそれは。
謝れ!チャップリンに謝れ!貴様ら。映画業界の権利ビジネスよりももっとタチが悪いぞ、お前ら。
モデルの兄チャンも笑ってる場合か。馬鹿にされとるんだ貴様は。
ええ、世も末ですね。
|11/14| もやもやコメント(0)TB(0)
この数日名刺の整理をしております。
年単位で溜めた名刺をずっと打ち込み作業しております。
人とのお付き合いが仕事の中核をなしているというのに、何たる怠慢。
 
そりゃ仕事もとれんわな。
集客も悪いわな。
そんな自己批判はさておき。
名刺を片っ端からチェックしてると、どこで会ったのか分らない人、大勢いますね。何者なのか全く分らない人、これまた大勢いますね。特に名前と住所と電話番号だけしか書いてない名刺。これはもはや皆目見当が付きません。

ヒントをくれ。ちょっとでいいから。 てかせめて肩書き位書け。
…いや、放置した俺が悪いんだけどね。

反対にこの人だれだっけ?とか思ってネットで検索してみると、妙に偉い人だったるする事もあるんです。
「いつ知り合ったんだろう、この代表取締役と」×10、みたいな。
「いまさら連絡できるか!」という自分と「知らん顔してメールしちゃえよ」という自分が激しくバトル展開中です。自分の中で。
ちなみに現在の形勢はメールしちゃえ派が有利です。

そしてまだ数百人分の名刺が残っております。11月中にはやっつけて年賀状に反映します。しますともさ。言うのは自由ですものね。

もしあなたのところに昔名刺交換したなって人から、突然お知らせメールがいったら、つまりそういう事です。アタシです。許してくだちゃい。あなたの事を忘れていた訳ではないの。名刺の整理を怠っていただけなの。

んでも面白いよね、昔の名刺って。「ああ、コイツとは今絶縁状態だな」とかいうのがチラホラあったりして。○○さんとか××氏とか。元気かい?俺は今、少し風邪っぽいよ。(これ!)


それから全く余談なのですが、そのテの(エッチな)ビデオを見ていると百発百中でカラスの鳴き声が聞こえます。そういうシーンで。あれってどうして?
|11/12| もやもやコメント(0)TB(0)
 ありゃりゃ、気付くと半月放置です。別に悪気はないんですけれど。ホラ、昔から言うじゃありませんか、便りが無いのが無事の報せって。

 無事でした。武士じゃありません。

 結構色々あったんです、この半月。ノートンファイターもありましたしね、無声映画鑑賞会もありました。フィルムセンターで師匠が出ずっぱりでほぼ毎日通いました。良い事も嫌な事もありましたが、「あああ、これブログに書かなきゃ」って事が続くと却って書かなくなるものです。全部を書いてる暇がないから、どれかを落さなきゃイカン。しかし落とされたエピソードがかわいそうだから、いっそ全部書くの辞めちゃえ~い。みたいな。

 ほら、俺って公平だから。

 えと、気が向いたら遡って書くかもしれません。気が向いたらね。あくまで。

 そいういやドイツの報告書いて無ぇなあ…。気が向いたら書くよ。

 そんなこんなで気が向いたので更新してるんですが、この度連載を持たせて頂く事となりましたのよ。

 じゃじゃん。
 
藝能往来

 御覧頂ければ分りますがタイトル『弁士・片岡一郎の藝能往来』であります。

 ツキイチ連載の第一回がこの度アップされました。とりあえず半年間書かせていただけるそうです。最近は文筆の方もお仕事が頂ける様になりまして有難い事です。喋りの仕事よりもずっとと同じくらい嬉しい。

 第一回、第二回は紙芝居屋さんの廣島屋さんに御登場頂きます。今後のゲストも一応決めてあるのですが、我こそはという方居たら取り上げてあげてもいいよ(何様)。

 今日は口調が生意気ですが、テレの裏返しである事は皆さん気が付いていらっしゃるでしょう。聡明な皆さんのことですから、そりゃあ。是非是非「藝能往来」よろしお願いします。

 それから11月15日には今回インタビューさせていただいた廣島屋さんの会に出演させて頂きます。11月15日は私の31歳のお誕生日です。プレゼントは前後半年間受付します。私は頂くことに遠慮しません。皆さんも遠慮せずにどうぞ。

★カフェde寄席 第4回「カフェde活動大寫眞」

日時:11月15日(土)16時30分~/19時00分~(二回公演)
会場:相模大野・naruco cafe
木戸銭:1500円(1ドリンク付)
出演:廣島屋(紙芝居)/片岡一郎(活動写真弁士)/足立由紀子(キーボード)/桂宮治(落語家)
問合:廣島屋       fwpg4981@mb.infoweb.ne.jp
    naruco kafe  mail@narucocafe.com
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