落語を聴かないシナリオライターが落語家が出てくるシーンを書くと上の様になるのではないかと思って書きました。
一病息災とは言いますが、やっぱり無病が良いですね。アタシには一病といわず、この歳で既に身体にガタが来るほどあれこれありまして、そのウチの一つが久し振りに発症致しました。
にょ~かんけっせきです。漢字で書けば尿管結石。
これはね、痛いの。ただひたすら。生き物の身体は外からの攻撃に対しての防御はあれこれ出来るのね。んでも内側からは攻撃される前提が無いわけ。なので全く無防備なところに石がぶつかるのよ。いったいの。
え~疝気は男の苦しむところ、悋気は女の慎むところ、てな事を昔から申しまして…。
疝気というのは昔男性が腰回りに感じた痛みを総称して言うのだそうです。してみれば私の尿管結石なぞは紛うことなき疝気なんでありますよ。
しかも、昔は鎮痛剤がない。ただ耐えるだけだったんですな。こりゃ苦しい。
いやね、私も今回痛みに5時間ばかり耐えてようやく病院に行って、見立ては予想通りの結石ですよ。早く薬が欲しいのよ。したら処方箋を出すから近所の薬局に行ってくれと、処方箋書くまで受け付けで待っててくれと。
なかなか来ねぇ、処方箋が。来ても事務の姉ーちゃんが呼んでくんねぇ。
自宅で痛みに耐えてる分にはまだ良かったのです。でも痛み止め処方するまで言われたら張っていた気持ちが弛むんですよ。もう少しで楽になれるって脳味噌が電気信号を送るんですよ。
こんな時はゆったり動いてる奴らが全員敵に見えますね。病院に来てた医療メーカーかなにかのセールスマンとかに無駄に殺意が湧きましたもん。
んでもってようやく処方箋が出て、病院の会計済まして、近所の調剤薬局です。 待つことしばし
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「済みません、このお薬ウチに在庫が無いんですよ」
をぃ
「痛みますよね」
当ったり前だい
「う~ん、どうしましょう」
知るかぁぁ…薬を呉れよォ
てなドラッグジャンキーチックな文句をいう気力もなく、薬剤師さんの言うことに弱々しくエヘラヘラと相槌を打つしか出来なかったボクなのでした。
結果から申し上げますと、痛み出したのが9時半頃。鎮痛剤を入手し飲めたのが16時頃。実に6時間以上が経過してから漸く小康を得たのであります。
今回の教訓
紅茶みたいな色の尿が出たら尿管結石の疑いありだゾ☆