宇多田ヒカルが休業だそうです。そのこと自体よりも、世間の反応が面白いですね。頂点に立った事がある人が休業するとこんなにも様々な声が噴出す物かと思います。応援する声、非難する声。それだけ多くの人の中に「宇多田ヒカル」という人物像が存在しているのです。凄い事です。でもそういった人物像は本人とは似て非なる宇多田ヒカルだと思っておかないと危ういですよね。
休業宣言ができるなんて、アタシには羨ましくてしょうがないのですね。彼女は休業していても二次的に入ってくる収入があるでしょう。そしてそれはフル稼働している私よりも多いのでしょう。嗚呼…。
でも休業って難しいのよね。少し休むつもりだったはずなのにモチベーションが完全に途切れてしまう事もあるしね。先代の圓楽師匠なんて引退した途端にアレですもの。関係ないかもしれないけどさ。
ンな事は良いんだ。とにかく告知だ。
●第2回無声映画上映会日時/9月10日18時30分より
会場/赤坂区民ホール(赤坂見附駅もしくは青山一丁目駅徒歩10分)
料金/無料(お申込み先:NPO法人ハート・コネクションズFax: 03-3472-2775)
演目/『御誂治郎吉格子』(昭和6年・日活)
併映で『證城寺の狸囃子』と『のらくろ二等兵』
出演/片岡一郎(弁士)、熊本圭吾(尺八)、松林文(筝)、松田光輝(鳴り物)、宮澤やすみ(三味線) 出演を御覧頂いて分かるかと思いますが、生演奏です、しかも純邦楽器編成の。
これを以前からやりたかったのです。
これまクロアチア・モトヴン、ドイツ・フランクルト、クロアチア・ザグレブと海外公演を3回させて頂きました。そのどれもが得がたい体験であり、また現地の方々にも慶んでいただきました。海外で活弁はウケます、と言うと「外国人は活弁が珍しいから喜んでるだけだ」と批判する方居るかもしれませんが、それなら現代の日本人にだって同じくらい活弁は珍しい物のはずなのです。
なのに反応にきな差がある!
そこで考えたのは、海外のお客さん達は活弁という芸もさることながら、日本独自の文化に喜んでいるのではないか、という事なのです。おそらくこの読みは間違っていないのです。だったらもっと海外のお客さんが喜ぶ公演を作ってやろうと思ったのです。
それが今回の純邦楽器による楽団です。
これをきっちり記録にとって海外に売り込みたいのです。そして海外で仕事をして無声映画を、活弁を、楽団を逆輸入してやりたいのです。日本人てさ、海外で評価された日本人に弱いじゃない?ならそれになってみようじゃないかと。
そのため試金石になるであろう今回の公演。皆さんお忙しいでしょうが、万障お繰り合わせの上何卒、何卒御来場下さいませ。
それから
●国際ペン東京大会もよろしくお願いします。大隈講堂、広すぎる…。だってキャパ1000人よ?せ ん に ん!そりゃさ、松たか子さんは「あらそう1000人なの?補助席は出ないの?」って感じかもしれないけどさ。卑屈ですか?卑屈すぎますか?とにかく俺には大きい。友達10人位しかいない俺には1000人は余りにも大きすぎる。
その他にも8~9月にかけては大事な仕事が目白押しなのです。この2ヶ月が私の今後を占う可能性もあります。どうかご贔屓をお願い致します。
どんなに真面目な事を書いても、猫の写真は全てをぶち壊すのです。