とか思ってると、昨年の支払調書が送られてきたりなんかしましてですね。
まだ去年と地続きなんだと思い知らされてみたりもしています。
俺の今年はどこだ!
さて、2月の出演を幾つかご紹介するコーナーです。
来て頂ければ嬉しい。来られない方は
●第57回安吾忌
日時・2月17日18時30分~
会場・如水会館
会費・8000円
申込・ango-ki@kub.biglobe.ne.jpにて1月末日まで受付
演目・『専売特許』 弁士・片岡一郎
安吾忌ですよ、あ ん ご き!
ペンクラブの仕事といい、安吾忌といい、文学関係の仕事は本当に嬉しいのです。
といっても坂口安吾に関しては、ワタクシまったく無知なのであります。
当日は安吾カルトクイズもありますが、私は答えられません。問題の読み上げ位はお手伝いしようかしら……。
安吾は映画も良く見ていたそうで、いわゆる短編喜劇も立派な芸術として、ことにチャップリン等を愛していたそうです。それにちなんでの作品チョイス。
安吾が笑ったかもしれぬ作品を説明します。さて、あなたは笑えるか?
●第3回恵比寿映像祭
日時・2月18~27日(片岡出演は23日19時~)
会場・東京都写真美術館 全フロア / 恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
料金・入場無料*ただし定員制の上映プログラム、イヴェント等については有料(公式サイトにてご確認下さい)
演目・『限りなき舗道』 弁士・片岡一郎、演奏・柳下美恵
成瀬は『君と分かれて』しか説明した事がないので、これは楽しみ。
楽しみといえば、このイベントは私がなによりも楽しみにしているのです。
なぜかといえば、私を2007年、2009年と2回もクロアチアに呼んでくれたTanja VRVILOさんが「クロアチア 反映画、もしくは制度からはみだした映画 フィルム・ミューテーションズ」と題して来日講演をするのです。しかも私が紹介した訳ではなく、たまたまです。なんという偶然でしょうか。
さらには「忘れられた映画の再発見 神戸映画資料館セレクション」なんて企画もあったりして、これは素晴らしいの一言に尽きるのです。
『限りなき舗道』はサイレント上映と、片岡(弁士)&柳下(生演奏)上映と、鈴木治行氏による電子音楽による上映の3バージョンで御覧いただけます。見比べてみるのも一興でしょう。折角こういう上映形態をとっていただけるのですから、活弁否定派の方々が「やはりベンシは不要である」と言い易いように演ってやろうと思っています。
●第631回無声映画鑑賞会 [時代劇バラエティー 復元初公開作品と共に!]
日時・2月25日18時30分~
会場・門仲天井ホール
料金・前売/1500円、当日/1800円
申込&問合・katsuben@matsudafilm.com
演目・『中山七里』弁士・澤登翠
『小楠公とその母』(伍東宏郎の解説版)
『與四郎大事を口外す』弁士・片岡一郎
定例会ですね。定例過ぎて倦怠期の夫婦みたいな関係性になりつつあります。
私が担当するのは『與四郎大事を口外す』です。4分で終わります。
来てくれとは、言い辛い……。
とはいえ、どれも貴重な作品です。お時間あれば是非。
そして繰り返しますが、3月はオーストラリアツアーですよん。