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 日程がやや迫り気味での情報です。

 秋葉原で無声映画と弁士と津軽三味線ですよ。オマケに若手声優さんも弁士チャレンジです。
 なんでしょうか、このアキバ感皆無なイベントは。素敵ですね。
 萌え?何それ?的な。
 電子機器もあんまり使わないしね、メイドさんもいませんしね。ましてやAKB48もいませんし。
 それもこれもひっくるめて許容してしまう所が秋葉原の面白い所かもしれません。
 是非遊びに来ていただきたいのです。

 私は萌えって嫌いじゃないのよ。知識はからっきしですが。

 それはそうとね、ほら普段、弁士とか無声映画とあ演芸に関わってる方ってメイド喫茶やなんかにあんまり縁がないでしょ?
 だからですね、当日は早めに秋葉原にいらして頂いて「うーん、時間余っちゃったな。どうしようかな。しょうがないからメイド喫茶にでも行ってみるか。時間余っちゃったからしょうがないよな」みたいなノリでOKですよ。心の中ではメイド喫茶のついでに、このイベントにいらして頂いてモウマンタイ。

 にしても津軽三味線の伊藤さん、若いなァ。1988年生まれですって。
 おいちゃん気後れしちゃうわ。
 ゲスト声優さんも若そうな予感だし。
 あれか、出演者の中で俺は最年長の可能性大か。なんだか新鮮だわ。

 ともあれ、まだ告知がちっとも始まってませんが、気付くとあと10日なので、皆様お時間あればいらして下さいまし~。

●無声映画上映会「映画はここから始まった!」

2011年9月25日
入場18:30
上映&トークライブ19:00~20:30(予定)
交流会 ~21:00
入場料:2000円(1Drink付き)
会場:AKIHABARA85 


 今や、映画館では立体に見える映像で提供され、家庭でもフィルム以上のクオリティで手軽に見られる「映画」。その映画のルーツとも言える「無声映画」を見てみましょうというトークライブです。
 解説・弁士には、世界をまたにかけて活躍中の片岡一郎さんにお願いし、コラボレーションとして津軽三味線・伊藤 圭佑さん、若手声優の方々をお迎えします。

出演:片岡 一郎
三味線:伊藤 圭佑 (『喧嘩安兵衛』にてコラボレーション)


上映作品
【短編】
『喧嘩安兵衛』昭和3年・阪東妻三郎主演
『太郎さんの汽車』昭和4年 切り絵アニメーション
『月世界旅行』1902年・仏 監督/ジョルジュ・メリエス 元祖SF映画
【無声映画にチャレンジ】
『チャップリンのお手柄』(『The Pawnshop』1916・米) 監督/チャールズ・チャップリン 主演/チャールズ・チャップリン
【中編】
……内緒!!

【津軽三味線 伊藤圭佑】
三重県出身。
1988年生まれ。
中央大学法学部法律学科卒。

大学時代に津軽三味線と出会い、
現在は古典曲から洋楽曲まで様々なメディアやステージで活動。
2010年からAUN Jクラシックオーケストラに
サポートメンバーとして全国ツアーに参加、
TV・ラジオなどのメディアに出演。
海外ではフランスで開催されたJAPAN EXPO2011に出演、
2011年中国で開催された桂由美ブライダルサミットに出演。
また数々の津軽三味線全国大会に入賞多数。
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|09/13| 活弁コメント(0)TB(0)
 今年はなんと山形国際ドキュメンタリー映画祭に参戦します。
 初参加が映画でなくて、幻灯ってあたりが私らしいです。

10月9日16時15分からの「幻灯の季節2」というプログラムで御座いますよ。

 一口に幻灯といっても実は色々あるんですね。
 先日のボンでもみんわ座の山形先生とご一緒しました、さらにはドイツでも今でも幻灯(Laterna Magica)の上演をされている先生による講演も拝聴しました。これらはガラス板だったり、タネ板だったりを使用して上映もしくは上演するのですが、今回はフィルム式の幻灯です。
 戦後、占領軍から各都道府県にナトコ映写機と呼ばれる16mm映写機が無料貸与された歴史は、映画史に関わる人間だと知っている方が多かろうと思うのですが、その際に実はなんとベセラー幻灯機というのもやはり無料貸与されていたんだそうなんです。これをきっかけにフィルム式幻灯の上映が各地で盛んに行われる事になったのだとか。
 プロジェクト代表の方に伺ったところ、戦後しばらくの間は年間千数百タイトルの幻灯フィルムが発売されていたとの事!

 その昔、西洋から幻灯が輸入され、日本人はこれを改造し写し絵、錦影絵へと日本化して己の文化に取り込みました。そして映像文化の主流が映画に移り、トーキーになって後、幻灯は爆発的に増殖していたのです。
 静止画を固定したままで投影する「幻灯」が日本の映像文化の中で主流であった時代は無いのかもしれません。しかしながら幻灯は映像表現の確固たる傍流として長い時間存在していた訳です。とすれば娯楽として、研究対象として、これ以上幻灯を無視するのは暴挙といっても過言ではないのです。特にフィルム式の幻灯はフィルムの劣化が今後大きな問題になってくるのは間違いありません。

 というような事と思いつつ。幻灯の説明をさせて頂くのです。
 うむむ、これは楽しみ。
 先日リハをさせて頂きましたが、台本を読みつつ自分でフィルムを送るのですよ。なので感覚としては紙芝居に近いのです。といって紙芝居とも細かいテクニックが違いそうです。
 いやはや幻灯、奥が深いですぞ、これは。

 いかんせん山形ですので、みんな来て~テナ訳にはまいりませんが、よろしければ是非ともお運び下さいませ。
 映画祭としても個性ある映画祭として世界的に有名な映画祭ですしね。
 単純にお邪魔するのが楽しみなのであります。
|09/10| 未分類コメント(0)TB(0)