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 すっかり更新頻度が落ちましたね。 
 自覚はありますけれどね。

 世間様はゴールデンウィークだそうです。個人的には黄金週間という表記に違和感があります。黄金てねぇ……。なにかそぐわない。

 そんな黄金週間はそれなりに片岡さん、頑張っていますよ、というご報告です。
 まず二つのウェブラジオに出演させていただいています。

 まずは「Tokyo Musicum Station」
 こちらでは既に4月28日分がアップされていますが、今回はなんと2週連続の出演でして、5月5日分でもお話させて頂いております。

 続いては練馬放送さんの「柳家一琴のねりらくご」です。
 番組タイトルの通り、柳家一琴師匠の番組でお喋りさせて頂きましたよ。一琴師匠とゆっくりお話しするのも久しぶりでした。こちらの放送は5月1日19時30分~、5月2日22時30分~、5月3日18時30分~の三回放送です。
 どちらもネット環境があれば聞けますので、是非。

nerirakugo
一琴師匠と

 そしてそして、神保町シアターに今回も出演させて頂きますよ。題して「ゴールデンウィーク特別企画 巨匠たちのサイレント映画時代3」

 毎回好評の本企画も、今回で三回目。
 今回最大の目玉はなんと言っても柳下美恵さんの演奏による『愛よ人類と共にあれ』だろうと思いますが、私の出演する回も負けてはおりません。
 5月5日12時00分~ 『御誂治郎吉格子』 (ピアノ演奏・神崎えり
 5月5日14時30分~ 『忠次旅日記』 (ピアノ演奏・柳下美恵
 5月6日14時30分~ 『御誂治郎吉格子』 (ピアノ演奏・柳下美恵)

 でゴザイマス。
 『御誂治郎吉格子』は昨年、日本・ドイツ・アメリカ・クロアチアで説明させて頂いた、個人的ワールドツアー作品でありまして、さらに5日の神崎えりさんは時代劇の演奏が今回初めてという、何だかとっても貴重な機会。そして翌日に柳下さんとの『御誂治郎吉格子』再共演も御座います。是非、音楽が変わると無声映画がどう変わるかを聞き比べて、いえ見比べて貰えたらと思っています。

 あとね、今回はついに演りますよ。『忠次旅日記』を。日本無声映画の金字塔でもあり、この二十年間における日本映画フィルムの発掘・修復・保存の象徴とも言える作品です。今回初演です。正直、今から緊張しておりますが、連休後半のお楽しみに、この二作品にお付き合い頂ければ幸いです。

 『忠次旅日記』は6日14時30分から、弁士・坂本頼光、ピアノ演奏・柳下美恵、という回も御座います。こちらも弁士の違いが聞き比べられる絶好の機会かと思いますよ。

 どうぞよろしくお願いします。

 ここまで書いて、フト思ったのですが日本無声映画における重要作品として必ず挙げられるであろう『生れてはみたけれど』『忠次旅日記』『狂った一頁』を三本とも説明したことがある弁士って、歴史上俺だけなんじゃないかしら?

 つまりそれだけ僕が節操が無い作品に恵まれているって事ですね。
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|04/30| 活弁コメント(0)TB(0)
 そんなに改まることもないのですが。
 そしてアメリカ滞在中ブログも何とかせねばなのですが。

 日本に帰ると雑事が多くてね。言い訳ですね。

 帰国して徐々に仕事再開しております。本音を言えば帰国の次の日からフル稼働、みたいなのが理想ですがそこまで売れてないので骨休めの必要だろうと判断して、ええ。
 
 なんのかんのとアメリカでの体験を話してくれ、というお仕事を頂いています。
 こういうのって最初は正直に話しますが、続けてやってるとだんだん脚色するようになるんですよ、人間て。嘘を吐こうってんじゃなくて、よりまとまりが良くてウケる話を求めていくと脚色しちゃうのね。だから僕もすると思いますよ。今の所どういう話になるか分かりませんが。

 さて帰国一発目は先日ご案内させて頂きました◆第9回ぐらもくらぶイベント『ある交錯期 無声映画と発声映画 転換点を顧る』で御座いますよ。「戦前ドイツ真空管アンプ&スピーカー」でもってサイレントからトーキーの転換期を象徴するジャズ歌手の映画を見ちゃおうという訳です。アメリカ帰りですから、アメリカ映画ってのもまた良いんじゃないでしょうか。
 4月14日19時から、神保町はらくごカフェでの開催です。そんなに大きな会場ではないのでご予約をお願い致します。
 
 そして5月頭のお仕事が情報解禁になりました。ええ、なりましたよ。

巨匠たちのサイレント映画時代3 松竹蒲田モダニズム & 時代劇の父・伊藤大輔
 アタクシは5月5、6日に出させて頂きます。
 演目は昨年アメリカ、ドイツ、クロアチア、日本で説明をさせて頂きました『御誂治郎吉格子』、そしてついにこの作品を説明する日が来ました『忠次旅日記』。もううわぁぁぁってなるよ、なりますよ。『芝浜』とか『義士伝』をやるような感じね。分かり辛いね、たとえが。

忠次旅日記


 もちろんどちらも生演奏でお届けします。
 5月5日は『御誂治郎吉格子』を神崎えりさん、『忠次旅日記』を柳下美恵さん、6日は『御誂治郎吉格子』を柳下美恵さんとご一緒させて頂きます。さらに『忠次旅日記』は6日に弁士が坂本頼光さん、演奏が柳下美恵さんバージョンでの上映も御座います。音楽が、弁士が変われば作品がどうなるかを楽しんで頂く絶好の機会と思いますので、ぐらもくらぶ同様、神保町シアターもよろしくお願い致します。
 こちらは当日券のみで御座いますよ。
 本特集はこの二本だけでは御座いません。3時間オーバーの『愛よ人類と共にあれ』が柳下さんの音楽で見られるとか、内田吐夢の『警察官』がアンコール上映されるとか、井上雪子追悼で『令嬢と與太者』が弁士&音楽と共に見られるとか、その諸々の実に豪華なプログラム。まだ無声映画を見た事が無い方にも、無声映画に目覚めて頂くにはもってこいのゴールデンウィークなのであります。

 無声映画を見た事の無い方が、この文章まで辿り着くかどうかは別として。
 その他にもポツポツと仕事しております。
 
 会場にてお待ちしております。
|04/08| 活弁コメント(0)TB(0)