僕のブログなんか更新しなくたって誰も困りゃしないのですから、良いんですが。それでも時々「楽しみに読んでます」とかお世辞を言う方がいらっしゃるので、気が向いた時には更新しなければならないかなと勘違いをしたりするのです。
三ヵ月のドイツ滞在はあっという間に過ぎ去って、残すところあと四日。今日はエアフルトからボンに帰ってきました。
一週間自室を開けてカカラック(ゴキブリ)が繁殖してるんじゃないかと心配だったのですが、部屋の中には連中の気配がありません。どうやら駆除したようです。排除したようです。撲滅したようです。おめでとう、俺。
ゴキブリ退治の鉄則は侵入経路を絶つ、卵を産む時間を与えない、の二点につきます。大きな家では難しいですが、小さな家ならどうにかなるだろうと思います。ちなみにドイツのあちこちで「ウチにはゴキブリさんが出るんだよ」と言って回ったのですが、あちこちで信じられないと言われました。滅多に居ないそうです。
明日からは帰国の準備ですので、その前に現在公開可能な公演情報の告知をば。
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月3日13時30分~
演目/『東京の合唱』
弁士/片岡一郎
ピアノ/柳下美恵
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月4日13時30分~
演目/『出来ごころ』
弁士/片岡一郎
ピアノ/松村牧亜
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月4日16時00分~
演目/『朗かに歩め』
弁士/片岡一郎
ピアノ/天池穂高
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月5日13時30分~
演目/『学生ロマンス 若き日』
弁士/片岡一郎
ピアノ/柳下美恵
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月12日13時30分~
演目/『東京の宿』
弁士/片岡一郎
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月12日16時00分~
演目/『母を恋はずや』
弁士/片岡一郎
ピアノ/神崎えり
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
●生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎
日時/1月13日16時00分~
演目/『浮草物語』
弁士/片岡一郎
ピアノ/天池穂高
料金/¥1500(当日券飲み)
会場/神保町シアター
小津の現存する作品を全作上映してしまう特集上映です。アタクシの担当作品はなななんと何作品。昨年、ミシガン大学のSilent Ozuでしこたま演った小津作品、本特集が終われば、まだ説明した事のない小津の無声映画は(現存する退路取るでは)三作品のみとなります。我ながらびっくり。
本特集では坂本頼光さん、小林弘人さんも出演されます。
もちろん、私の出演回にお越し頂くのが私にとっては一番嬉しいのですが、それ以外の回でもいらして頂ければ嬉しいのです。どうぞよろしくお願い致します。
●生演奏と弁士で送る “音楽と無声映画” ファミリーコンサート
日時/2月28日18時30分~
演目/『チャップリンの番頭』『チャップリンの小道具係』『チャップリンの冒険』他
弁士/片岡一郎
楽団/アンサンブル・バラダン
市川仁志(オーボエ)
益子侑(ヴァイオリン)
上屋安由美(ピアノ)
田中まさよし(パーカッション)
料金/\1500
会場/かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
●生演奏と弁士で送る “音楽と無声映画” ファミリーコンサート
日時/3月1日13時00分~
演目/『チャップリンの冒険』『太郎さんの汽車』他、歌のステージ
弁士/片岡一郎
楽団/アンサンブル・バラダン
市川仁志(オーボエ)
益子侑(ヴァイオリン)
上屋安由美(ピアノ)
田中まさよし(パーカッション)
歌/投野彩香
料金/\1500
会場/かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
●生演奏と弁士で送る “音楽と無声映画” ファミリーコンサート
日時/3月1日16時00分~
演目/『チャップリンの冒険』『チャップリンの勇敢』『東京行進曲』
弁士/片岡一郎
楽団/アンサンブル・バラダン
市川仁志(オーボエ)
益子侑(ヴァイオリン)
上屋安由美(ピアノ)
田中まさよし(パーカッション)
歌/投野彩香
料金/\1500
会場/かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
こちら、実は映画イベントじゃありません。音楽イベントなのです。なので楽団生演奏が当たりまえなのね。
幾度も繰り返して言っていますが、無声映画には音楽が欠かせません。弁士は欠かせても音楽は欠かせないのです。だからこそ、こうした音楽イベントに無声映画が呼ばれるのはとても大事なのです。
音楽イベントなので歌手の方も参加します。『太郎さんの汽車』に童謡を乗っけちゃおうと相談しております。『東京行進曲』は主題歌を生歌でお届けしちゃおうと相談しております。
しかも上映するチャップリン作品は日本チャップリン協会さんのご協力により「チャップリン・ザ・ルーツ」で採用されているデジタルリマスター版を使用致します。生演奏でリマスター版チャップリンが見られて1500円は自分が参加していながら厚かましくもオトクと言わねばなりますまい。
そういう訳でしてね、帰国したら忙しいような、スケジュールだけ見ると結構時間があるような、つまりもっともっとお仕事が欲しい状態でありますが、何はともあれお願い致しますよ。年明け前にはさらなる公演情報をお届けできる思いますので、そちらも是非。