昨日の『アド街』こと『出没!アド街ック天国』をご覧頂いた皆さまこんにちは。ご覧頂けなかった皆さまこんばんは。
 アタクシは見られませんでしたけどね。
 以前は落語番組やなんかやたら録画してましたが、テレビを見なくなると途端に録画意欲も無くなりまして、こんなこっちゃイカンと思いながら、もう数年間録画をしておりません。でも、出たというか映ったみたいよ、あたし。阿佐ヶ谷の10位が片岡一郎あるぽらん’89だったんですね。そこそこしっかり取り上げて頂いたみたいです。芸人としてより、主に酔っ払いとしてですが。

 そういう訳で、一か月後にあるぽらんキネマ劇場の第五十回を開催します。やんややんや。

●あるぽらんキネマ劇場 Vol.50
日時/5月18日15時~
演目/『百萬両秘聞』『赤ずきん』
弁士/片岡一郎
ギター/五十嵐正史
会場/あるぽらん'89
料金/2000円(1ドリンク付)
ご予約・お問い合わせ/電話:03-3330-8341(PM6:30以降) メール:aruporan@nifty.com

です。メインは痛快(でもないか)時代劇の『百萬両秘聞』でして、添え物として現存する世界最古の『赤ずきん』1907年版をご覧頂きます。『アド街』で紹介されたり、50回記念を銘打ってたりしますが、いつも通りやります。特別な事は何にも致しません。なのでいつも通りいらして下さい。

あるぽらん50

 いつも通りと言いながら放映日の夜に告知を開始するイヤラシイワタクシ。

 ツイッターで検索したら「弁士で食えるのか?」という疑問をツイートされている方がいて、久しぶりに言われたわぃその質問、なんて具合でちょいと嬉しくなってしまいました。
 
 死なない程度には生きてます。

 とりあえず告知できる仕事だけでもこれくらいありますから。

●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
活動写真弁士出演回情報
日時/4月25日13時20分~
演目/『落第はしたけれど』
会場/新文芸坐
料金/1300円(三本立)
チケット販売は当日のみ
併映は『浮草物語』(説明・澤登翠/10:00~、19:20~ or 音楽のみ/14:45~)と『一人息子』

小津 新文芸坐 2014


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月26日12時~
演目/『路上の霊魂』(16mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

巨匠たちのサイレント映画時代4


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月27日12時~
演目/『瀧の白糸』(35mm・24fps)
ピアノ/天池穂高
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

神保町サイレント2014


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/5月1日19時30分~
演目/『警察官』(35mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

巨匠たちのサイレント映画時代4(没)
未採用チラシデザインです。


●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
活動写真弁士出演回情報
日時/5月2日12時25分~、19時~
演目/『その夜の妻』
会場/新文芸坐
料金/1300円(二本立)
チケット販売は当日のみ
併映は『非常線の女』(説明・斉藤裕子 10:25~、20:25~ or 音楽のみ 13:50~、17:05~)

小津 新文芸坐 2014


●大東京モダンミュージックの世界 ~浅草オペラから東京の戦前ジャズまで~
日時/5月6日13時~19時
内容/
「浅草六区に花咲いたエンターテインメントの胎動から戦前の日本におけるジャズソングまで、戦前洋楽史&芸能史をその足跡と音源資料そして実演による追体験として今甦る!」
★ぐらもくらぶCD「大東京ジャズ」「六区風景 想ひ出の浅草」発売記念★

出演/ 
大谷能生(音楽家「日本ジャズの誕生」青土社ほか)
毛利眞人(音楽ライター「ニッポン・スウィングタイム」講談社ほか)
保利透(ぐらもくらぶ主宰)

ゲスト/
岡田則夫(大衆芸能研究家「SPレコード蒐集奇談」ミュージックマガジン社ほか)
小針侑起(浅草オペラ研究家)
片岡一郎(活動写真弁士)
山田参助vo武村篤彦g)+香取光一郎acc
青木研(bjo)
渡邊恭一(ts・cl)

■第一部 13時00分~
「蓄音器で聴く戦前日本のジャズ世界」

■第二部 15時00分~
「浅草六区と浅草オペラ・戦前の大衆芸能」

■第三部 17時00分~
「若きジャズマンらによる戦前モダンミュージック座談会」

料金/1500円(入れ替え無し)
会場/江戸東京博物館ホール
主催&お問い合わせ/ぐらもくらぶ gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト/「レコード狂の詩」

ぐらもくらぶ

スポンサーサイト
|04/20| 活弁コメント(0)TB(0)
 お陰様で『雄呂血』の説明をなんとか致しました。
 もちろん自分の芸に対しては不満が多々御座います。それでもやっぱり映画史の重要作品であり、松田春翠の孫弟子として『雄呂血』を説明出来た事に対してある種の達成感を感慨を感じたのは事実であります。
 おそらくあと20年ばかりかければ片岡一郎の『雄呂血』が出来るのではないかと思います。それまでお付き合い頂ければこんなに嬉しい事は御座いません。
 というかね、正直、こんなに自分が『雄呂血』を意識しているとは思っていませんでした。それが日に日に重くなる感触。これが一門という名の緊張なのかと久しぶりに感じた一日でした。こんなに緊張したのは惚れて惚れて惚れぬいた師匠の『折鶴お千』を背負って初演したとき以来でしょうか。それとも『忠次旅日記』を神保町シアター説明した時以来でしょうか。
 まあ、そのレベルであったという事です。

 しかも『雄呂血』の客席には悔しい位にメジャーな同業者の山崎バニラさん、劇団万有引力の役者さん、小杉勇のお孫さん、さらには阪東妻三郎さんのお孫さんがいらして下さいました。
 なんだよそれと。舞台上より客席の方が豪華じゃねえかよ、と。
 いや、舞台上も太鼓の田中まさよしさん、三味線の宮澤やすみさんと実に充実してはいたのですが、映画史に関わる者としては、もう、その……。

 で終演後には阪東妻三郎のお孫さん、田村幸士さんと一緒に写真を。
 ひゃー嬉しい。良いんだろうか、こんなに幸せで。
 幸士さんにお話を伺ったら、ある時期まで田村の名が重かったと。それはそうでしょう、僕のような何も背負ってない芸人とは訳が違います。でもそんな意識を取り払って役者の道に導いたのが外ならぬ『雄呂血』だったと。
 無声映画には若々しい魅力がみなぎっているのだと改めて感じた次第です。
 
キネカ大森『雄呂血』終演後

 左から宮澤やすみ、田村幸士、愚生、田中まさよし。
|04/13| 活弁コメント(0)TB(0)
 GWの準備の真っ最中です。一か月前から準備なんて演劇かよって感じですが、担当作品が超重量級なので仕方御座いませんね。これは流石に早目の支度が必須でしょう。直前に台本でヒーヒー言ってる余裕はありません。そんな余裕は御座いません。

 既に昨日の段階でGW周辺の公演情報は出揃っているのですが、順番に並べたり、リンクをはったりしなければなりません。是非ともお運びくださいませ。私の出る回じゃなくても良いのです。世間様に「最近、無声映画が面白いらしいよ」と思わせようじゃありませんか。その為にはまずコンスタントな動員ですよ。僕も頑張りますので、お力添え下さいませ。

 
●キネカ大森30周年記念大感謝祭 特別企画
日時/4月12日14時30分
演目/『雄呂血』(35mm・24fps)
弁士/片岡一郎
三味線/宮澤やすみ
パーカッション/田中まさよし
会場/キネカ大森
料金/1500円

キネカ大森『雄呂血』

キネカ30th


●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
活動写真弁士出演回情報
日時/4月25日13時20分~
演目/『落第はしたけれど』
会場/新文芸坐
料金/1300円(三本立)
チケット販売は当日のみ
併映は『浮草物語』(説明・澤登翠/10:00~、19:20~ or 音楽のみ/14:45~)と『一人息子』

小津 新文芸坐 2014


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月26日12時~
演目/『路上の霊魂』(16mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

巨匠たちのサイレント映画時代4


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月27日12時~
演目/『瀧の白糸』(35mm・24fps)
ピアノ/天池穂高
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

神保町サイレント2014


●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/5月1日19時30分~
演目/『警察官』(35mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

巨匠たちのサイレント映画時代4(没)
未採用チラシデザインです。


●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
活動写真弁士出演回情報
日時/5月2日12時25分~、19時~
演目/『その夜の妻』
会場/新文芸坐
料金/1300円(二本立)
チケット販売は当日のみ
併映は『非常線の女』(説明・斉藤裕子 10:25~、20:25~ or 音楽のみ 13:50~、17:05~)

小津 新文芸坐 2014


●大東京モダンミュージックの世界 ~浅草オペラから東京の戦前ジャズまで~
日時/5月6日13時~19時
内容/
「浅草六区に花咲いたエンターテインメントの胎動から戦前の日本におけるジャズソングまで、戦前洋楽史&芸能史をその足跡と音源資料そして実演による追体験として今甦る!」
★ぐらもくらぶCD「大東京ジャズ」「六区風景 想ひ出の浅草」発売記念★

出演/ 
大谷能生(音楽家「日本ジャズの誕生」青土社ほか)
毛利眞人(音楽ライター「ニッポン・スウィングタイム」講談社ほか)
保利透(ぐらもくらぶ主宰)

ゲスト/
岡田則夫(大衆芸能研究家「SPレコード蒐集奇談」ミュージックマガジン社ほか)
小針侑起(浅草オペラ研究家)
片岡一郎(活動写真弁士)
山田参助vo武村篤彦g)+香取光一郎acc
青木研(bjo)
渡邊恭一(ts・cl)

■第一部 13時00分~
「蓄音器で聴く戦前日本のジャズ世界」

■第二部 15時00分~
「浅草六区と浅草オペラ・戦前の大衆芸能」

■第三部 17時00分~
「若きジャズマンらによる戦前モダンミュージック座談会」

料金/1500円(入れ替え無し)
会場/江戸東京博物館ホール
主催&お問い合わせ/ぐらもくらぶ gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト/「レコード狂の詩」

ぐらもくらぶ
|04/04| 活弁コメント(0)TB(0)
 ようやく情報公開だよホホイのホイ。
 上映作品や何を担当するかはそれなりに前に決まっていたので、早く皆様に情報をと思っておりましたが、本日神保町シアターさんにチラシが届き、正式に告知開始であります。ウェブサイトの更新も間もなくだそうですので、例によって僕以外の出演情報はそちらでご確認ください。
 他の奴らの告知なんかできるかい、ってんじゃないんですよ。あまりにも情報が多すぎてミスしそうだからさ。それだからですよ。うん。実際、自分の出演じゃないけど、これは見なければってプログラムが幾つもありますよ。
 それはそうと、神保町シアターで絶賛上映中のゴジラ特集、楽しいよ。

 では早速参りましょう。

●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月26日12時~
演目/『路上の霊魂』(16mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

 映画史をやれば絶対に避けて通れない『路上の霊魂』で御座いますよ。日本映画が映画らしくなるために避けて通れない作品でもあり、フィルムセンター所蔵第一号の作品でもあります。徳川夢声先生の録音も(全部では無いですが)残っておりまして、気合が否応なく高まるというものです。今回初演、そしてピアノは初共演の小林弘人さんです。
 有難い事に、本特集トップバッターを務めさせて頂きます。誰だ、前座なんていう奴は。

●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/4月27日12時~
演目/『瀧の白糸』(35mm・24fps)
ピアノ/天池穂高
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

 ようやく『瀧の白糸』最長版を国内で出来ます。初演は豪国のフィルムアーカイブでした。そういえばオーストラリアで最長版(フィルムセンター復元版)の『瀧の白糸』を演るのも大変な苦労があったんですよ……。それは何かの機会にお話しします。ピアノは前回『浮草物語』『朗かに歩め』でご一緒し、客席及び関係淑女諸君の紅涙を絞った天池穂高さんですよよよ。

●GW特別興行 巨匠たちのサイレント映画時代Ⅳ
日時/5月1日19時30分~
演目/『警察官』(35mm・24fps)
ピアノ/小林弘人
会場/神保町シアター
料金/1500円(全席自由・当日のみ)

 神保町シアターサイレント特集で不動の人気を誇る作品と言えば『警察官』でありまして、今回は私が説明を担当させて頂く運びとなりました。同館で『警察官』に弁士が付くのは初めてですし、そもそも私も初めて演ります。ピアノは『路上の霊魂』に引き続き小林弘人さんです。そういえば小林さんが弁士と一緒にやるのは今回が初めてだと伺っております。また本特集ではトーキーも交えて「生誕110年 小杉勇」と題した小特集も御座います。俳優でもあり、監督でもあった小杉勇のミリキをこの機会に存分に楽しんで頂きたいものです。

 本特集にはピアニスト・柳下美恵さん、神崎えりさん、そして弁士・坂本頼光さんも出演いたします。

 チラシも素敵です。

巨匠たちのサイレント映画時代4

 チラシ案最終候補まで残って採用されなかった分も御座いまして、これはこれで中々よろしいのです。でもまあ、この写真は見慣れてるからな。

 巨匠たちのサイレント映画時代4(没)

 GWは神保町シアターと新文芸坐で決まりだね。

●キネカ大森30周年記念大感謝祭 特別企画
日時/4月12日14時30分
演目/『雄呂血』(35mm・24fps)
弁士/片岡一郎
三味線/宮澤やすみ
パーカッション/田中まさよし
会場/キネカ大森
料金/1500円

キネカ大森『雄呂血』

●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/4月25日13時20分~
演目/『落第はしたけれど』
会場/新文芸坐
料金/1300円(三本立)
チケット販売は当日のみ


●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/5月2日12時25分~、19時~
演目/『その夜の妻』
会場/新文芸坐
料金/1300円(二本立)
チケット販売は当日のみ


検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術

●大東京モダンミュージックの世界 ~浅草オペラから東京の戦前ジャズまで~
日時/5月6日13時~19時
内容/
「浅草六区に花咲いたエンターテインメントの胎動から戦前の日本におけるジャズソングまで、戦前洋楽史&芸能史をその足跡と音源資料そして実演による追体験として今甦る!」
★ぐらもくらぶCD「大東京ジャズ」「六区風景 想ひ出の浅草」発売記念★

出演/ 
大谷能生(音楽家「日本ジャズの誕生」青土社ほか)
毛利眞人(音楽ライター「ニッポン・スウィングタイム」講談社ほか)
保利透(ぐらもくらぶ主宰)

ゲスト/
岡田則夫(大衆芸能研究家「SPレコード蒐集奇談」ミュージックマガジン社ほか)
小針侑起(浅草オペラ研究家)
片岡一郎(活動写真弁士)
山田参助vo武村篤彦g)+香取光一郎acc
青木研(bjo)
渡邊恭一(ts・cl)

■第一部 13時00分~
「蓄音器で聴く戦前日本のジャズ世界」

■第二部 15時00分~
「浅草六区と浅草オペラ・戦前の大衆芸能」

■第三部 17時00分~
「若きジャズマンらによる戦前モダンミュージック座談会」

料金/1500円(入れ替え無し)
会場/江戸東京博物館ホール
主催&お問い合わせ/ぐらもくらぶ gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト/「レコード狂の詩」

ぐらもくらぶ






|04/03| 活弁コメント(0)TB(0)
 このところNHKの連続テレビ小説が好調のようであります。
 アタクシはそもそもテレビを見る習慣が無いものですから、好調と言っても詳しくは知らないのですが、それでも『あまちゃん』や『ごちそうさん』というタイトルくらいは見てなくても知っていますし、知人に大いにハマっている日地が居るのも把握しております。つまりは詳しくない者でも知ってしまう程に好調なんですな。
 余談ですが、僕が見た朝の連ドラは『ふたりっこ』でした。浪人中でね、朝になるとモソモソ起き出しては『ふたりっ子』を見るんですよ。ドラマは面白かったけど、暗い思い出と結びついてますね。三倉姉妹も大きくなったね。 

 僕の暗い青春時代はさておき、近年の好調を受けて先日から始まったのが『花子とアン』であります。
 主人公は村岡花子さんといって実在の人物で、児童文学の翻訳で知られている方です。代表的な訳書がドラマのタイトルにも活かされている『赤毛のアン』ですが、それだけでなく『しあわせな王子さま』『ジャックと豆の木』『フランダースの犬』『あしながおじさん』とまあ凄いの何の。我が国の児童文学における功績たるや甚大であります。

 村岡花子さんには執筆・翻訳の他にもう一つの顔がありまして、それが「ラジオのおばさん」でした。
 つまり書き手でありながら、話し手でもあったのですね。ではラジオのおばさん、村岡花子の声はどんなだったのか?それが分かるCDが保利透さんの監修で復刻されるのです。題して『花子からおはなしのおくりもの』。

 私も十年以上、弁士をやってますと色々お付き合いも広がりまして、近頃では本、音楽、論文等々を送って頂ける様になりました。文化人みたーい。本CDも発売前に聞かせて頂いたのですが、実に良いのです。まず抜群に聞き取り易い。そして旧来からある語り芸のような押しの強さがなく、童話の語りに誠に良く合う。
 知人が復刻しているから紹介しているのは事実ですが、それを抜きにしても語りのお手本として実に素晴らしい録音だと思います。

 このテの商品なぞを見ると、皆様の中には「あぁ便乗商品だろ、嫌だね」と思う方もいらっしゃるかも知れません。しかしながら、どんなに優れた作品であってもタイミングが合わなければ時代を飛び越える事は出来ないのです。ミケランジェロの彫刻だろうが、ゴッホの絵だろうが、モーツァルトの音楽だろうが。良いものは必ず分かるなんていうのは理想論でして、良いものが正しく良いと評価されるには相応の理由が必要なのです。
 村岡花子の声が再評価されるには、つまり彼女の声が復刻されるには今を置いて他にないのです。してみれば、この瞬間に立ち会える我々は幸せではありませんか。古い音盤収集の労なくして、僅か二千円ちょっとでまとまった録音が聞けてしまうのですから。

 ちなみにこのCDは収録作品も興味深いのです。『フランダースの犬』や『小公子』があったかと思えば『桜井の駅』、そして『アリババ』まで。実に多彩、実に多様。読む人、語る人、演ずる人、もちろんドラマを見る人、みんなが聞いて発見のある素敵な企画盤であると思います。
 発売は四月十六日で御座います。


花子からおはなしのおくりもの花子からおはなしのおくりもの
(2014/04/16)
朗読:村岡花子

商品詳細を見る


 ついでに僕の出るイベントも紹介させて下さいな。
 ついでにって、自分のブログだけどさ。

●キネカ大森30周年記念大感謝祭 特別企画
日時/4月12日14時30分
演目/『雄呂血』(35mm・24fps)
弁士/片岡一郎
三味線/宮澤やすみ
パーカッション/田中まさよし
会場/キネカ大森
料金/1500円

キネカ大森『雄呂血』

●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/4月25日13時20分~
演目/『落第はしたけれど』
会場/新文芸坐
料金/1300円(三本立)
チケット販売は当日のみ


●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/5月2日12時25分~、19時~
演目/『その夜の妻』
会場/新文芸坐
料金/1300円(二本立)
チケット販売は当日のみ


検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術

●大東京モダンミュージックの世界 ~浅草オペラから東京の戦前ジャズまで~
日時/5月6日13時~19時
内容/
「浅草六区に花咲いたエンターテインメントの胎動から戦前の日本におけるジャズソングまで、戦前洋楽史&芸能史をその足跡と音源資料そして実演による追体験として今甦る!」
★ぐらもくらぶCD「大東京ジャズ」「六区風景 想ひ出の浅草」発売記念★

出演/ 
大谷能生(音楽家「日本ジャズの誕生」青土社ほか)
毛利眞人(音楽ライター「ニッポン・スウィングタイム」講談社ほか)
保利透(ぐらもくらぶ主宰)

ゲスト/
岡田則夫(大衆芸能研究家「SPレコード蒐集奇談」ミュージックマガジン社ほか)
小針侑起(浅草オペラ研究家)
片岡一郎(活動写真弁士)
山田参助vo武村篤彦g)+香取光一郎acc
青木研(bjo)
渡邊恭一(ts・cl)

■第一部 13時00分~
「蓄音器で聴く戦前日本のジャズ世界」

■第二部 15時00分~
「浅草六区と浅草オペラ・戦前の大衆芸能」

■第三部 17時00分~
「若きジャズマンらによる戦前モダンミュージック座談会」

料金/1500円(入れ替え無し)
会場/江戸東京博物館ホール
主催&お問い合わせ/ぐらもくらぶ gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト/「レコード狂の詩」

ぐらもくらぶ



|04/02| レコードコメント(0)TB(0)
 本日は二子玉川と成城学園の間にある松本記念音楽迎賓館で弁士を務めて参りました。
 実に素敵な空間と、実に実に素敵なお客様を迎えての仕事で4月は幸先の良いスタートであったと申せましょう。
 しかも終演後には庭園で桜を見ながら美味しいお食事とお酒を頂いて、こんなにいい仕事ってあるのかしらと感動しきり。大きな劇場をあっさり満員に出来る芸人になりたい自分もおりますが、こうした規模でもって全てのお客様の顔が見える範囲で仕事をするのもやっぱり好きなんであります。

 さていよいよゴールデンウィークが迫って参りました。
 今年のGWはアタクシ大変なスケジュールなんで御座います。
 本日はその第一報をお届けします。昨日あたりからチラシが配られ始めたみたいなので、待ちに待った情報解禁ですよ。新文芸坐さんのサイトの更新も間もなくでしょう。トーキー作品や、他の弁士出演時間はそこで確認して頂くとして、とりあえずワタクシの出演時間をば。

●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/4月25日13時20分~
演目/『落第はしたけれど』
会場/新文芸坐
料金/1300円(三本立)
チケット販売は当日のみ

 『落第はしたけれど』を初めて説明したのは新文芸坐さんでした。もう酷い出来でね。今でも若干トラウマでありますよ。その後、ミシガン大学で演っていくらか払拭できましたが、今回は再び新文芸坐。きっとあのときよりはいい芸が出来ると思います。
 この日は他に『落第はしたけれど』(音楽のみ)、『浮草物語』(説明・澤登翠 or 音楽のみ)、『一人息子』が上映されます。

●検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術
日時/5月2日12時25分~、19時~
演目/『その夜の妻』
会場/新文芸坐
料金/1300円(二本立)
チケット販売は当日のみ

 『その夜の妻』初演です。小津作品は海外で人気がある事もあり、現存する作品で説明をしたことが無いのは三本のみで、それ以外は一度は説明をしております。今回はいままで演った事が無い『その夜の妻』を担当させて頂けるので、これは嬉しいので御座います。『落第はしたけれど』にせよ『その夜の妻』にせよ、春先の神保町シアターでは担当しなかった作品なので、神保町で一通り見たしなあという方にもお運を願いたく存じます。
 この日は他に『その夜の妻』(音楽のみ)、『非常線の女』(説明・斉藤裕子 or 音楽のみ)の上映が御座います。

 そうそうチラシですが、こんなのです。

検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術

 小津監督はこの写真を使うだけでチラシが品よくまとまるからズルいよね。
 絵になる監督なんですな。

 そして裏面に弁士の写真も載ってます。

検証日本映画 Vol.12 小津安二郎 ”小津”という唯一無二の芸術 裏

 アタシの写真、10年以上前のですよ。ちょっとヒキますね。
 この頃も大して見栄えはよくありませんが、いまじゃしっかりオッサンだものね。
 でも今の自分の方が好きですけどね。

 そういう訳で、新文芸坐でお待ちしておりますよ。

●キネカ大森30周年記念大感謝祭 特別企画
日時/4月12日14時30分
演目/『雄呂血』(35mm・24fps)
弁士/片岡一郎
三味線/宮澤やすみ
パーカッション/田中まさよし
会場/キネカ大森
料金/1500円

キネカ大森『雄呂血』

●大東京モダンミュージックの世界 ~浅草オペラから東京の戦前ジャズまで~
日時/5月6日13時~19時
内容/
「浅草六区に花咲いたエンターテインメントの胎動から戦前の日本におけるジャズソングまで、戦前洋楽史&芸能史をその足跡と音源資料そして実演による追体験として今甦る!」
★ぐらもくらぶCD「大東京ジャズ」「六区風景 想ひ出の浅草」発売記念★

出演/ 
大谷能生(音楽家「日本ジャズの誕生」青土社ほか)
毛利眞人(音楽ライター「ニッポン・スウィングタイム」講談社ほか)
保利透(ぐらもくらぶ主宰)

ゲスト/
岡田則夫(大衆芸能研究家「SPレコード蒐集奇談」ミュージックマガジン社ほか)
小針侑起(浅草オペラ研究家)
片岡一郎(活動写真弁士)
山田参助vo武村篤彦g)+香取光一郎acc
青木研(bjo)
渡邊恭一(ts・cl)

■第一部 13時00分~
「蓄音器で聴く戦前日本のジャズ世界」

■第二部 15時00分~
「浅草六区と浅草オペラ・戦前の大衆芸能」

■第三部 17時00分~
「若きジャズマンらによる戦前モダンミュージック座談会」

料金/1500円(入れ替え無し)
会場/江戸東京博物館ホール
主催&お問い合わせ/ぐらもくらぶ gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト/「レコード狂の詩」

ぐらもくらぶ




|04/02| 活弁コメント(0)TB(0)