明日の今頃はドイツからアメリカに行く仕度の最終準備でそわそわしている片岡です。
 17日からのアメリカ公演で今回の欧米ツアーがひと段落です。
 何とか生きてます。
 最近の懸念と言えば、自分が写っている写真を見ると、まるっきり父親の顔をしている事でしょうか。
 生き方は正反対なのに見た目はグングン似てくる。
 遺伝子って凄いわあ。

 日本の情勢は混乱するばかりで、まあどの政治家さんが偉くなって、どの政党が政権をとっても文化事業は疎かにされそうな世の中なので、もうポイズンと言う余裕もない訳です。反町さんもグレートなティーチャーから、四代目の相棒という、もはやそれは相棒なのか、ただの子分じゃねえのか的なポジションですから言いたい事も言えない訳で、これはもう仕方のない事ではあります。

 とりあえず国際交流基金の助成を受けられる条件に「日本の他の政府機関、特殊法人、独立行政法人から助成を受けている事業については、本プログラムで助成を受けることはできません」とかいう変更を加えた奴、ホント出てこい。
 日本はどうしてもアートの分野で助成金を貰う事にネガティブな印象を持たれる事がありますが、公的な助成がなければベルリンフィルだって成立しない訳ですから、そんなに恥じるこたぁないんです。んまあ、独自の財源で成立しなきゃベルリンフィルだろうが、歌舞伎だろうが意味が無いと仰るのでしたら、それはそれで真実ではありますが。

 そんなこんなで間もなく帰国しますが、ここ数日嬉しい報せがいくつも届いております。
 
 まずはNYのFilm Forumでの『出来ごころ』が完売とのこと。もはや関係者席も作れないMax Outだそうで、感激であります。
 松村牧亜さんとは四年前にも同会場で『出来ごころ』を演ったのです。その時は当日早目に行けば入れました。今回は四年前と同じ作品、しかも値上げにもかかわらずの完売。
 今回の欧米滞在公演は完売、満席が例年に増して多いのが嬉しゅう御座います。
 フィルムムーゼウム(デュッセルドルフ)、EYEフィルムインスティテュート(アムステルダム)、ハーバードフィルムアーカイブ(ケンブリッジ)等々。多少は毎年々々国外を放浪した成果が出てるのかなと思うので御座いますよ。

 んでもって、M白大学のS口さんが昨年卒業制作で撮ってくれた僕のドキュメンタリーが卒業審査会で最優秀制作賞を取ったとの連絡を頂きました。ついったやへいすぶっくでは「最優秀賞をとった」とか書きましたが、文面を読み返してみたら「最優秀制作賞」なので厳密には違うかも知れません。とにかく何かの最優秀です。私自身の人生で最優秀だったことがあるのかと思い返してみたんですが……
 
 ねえな。

 という訳で、めでたい事であります。
 いまどき弁士なんて生き方を選ぶだけで世間から見たら珍獣なんだから、どんどんみんなのドキュメンタリーも撮ると良いですね。
 生物は基本的に自分の種を存続させるのが最大の目的のはずなんですが、ベンシは並の絶滅危惧種よりも個体数が少ないのになおも潰し合うバトルロワイヤル状態で、全くもってサル目ヒト科ヒト属メイガ族ベンシ亜種の業の深さは計り知れんものが御座いますな。

 はい、今回の告知です。

●第三回 片岡一郎の活動写真勉強会
日時/5月29日19時~
演目/当日発表
出演/片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/綜合藝術茶房 喫茶茶会記
料金/2000円(1ドリンク込み)
予約/syoseibusi@yahoo.co.jp (片岡)

第三回 片岡一郎の活動写真勉強会

 これからしばらく国内営業頑張ります。
 どうぞよろしくお願いしますでっす。

 勉強会以外の公演でもお待ちしておりますよ。

春のぐらもくらぶ『映画』祭り2017
人気活動写真弁士・夢の競演と映画バラエティ・ショー

日時/4月2日 開場13時30分(入場は先着順) 開演13時45分~ 
内容/
第一部(13:45~)世界おもしろ短編16ミリ映画蔵出し上映
  16ミリフィルムと映写機で上映する珍しい音楽映画コレクション!
  『Across the seven seas』(1962・東京風景案内「キャバレー・赤坂ミカド」「ジャズ喫茶・銀座ACB」など)、映画『天晴れ着陸』(1938・レイモンド・スコット・クインテットの演奏部分を抜粋)ほか
  トーク:岡田崇大谷能生毛利眞人保利透

第二部(15:00~)戦前、戦後のショウビジネスがここにある!
  名曲で綴る「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント!」 トーク:娯楽映画研究家・佐藤利明

第三部(16:00~)活動弁士いまむかし~語る・調べる・探しだす
  気鋭・片岡一郎×奇才・坂本頼光と言う滅多に無い顔合わせによるスペシャルトーク!普段の上映会やイベントでは聞けない無声 映画業界・カツベン秘話や、活動写真の素晴らしさを映像とトークでお聞きいただきます! 司会:保利透

第四部(17:00~)夢の競演!両雄弁士による無声映画上映
  弁士 坂本頼光
  『ジャックと豆の木』(1902 米/監督:エドウィン・S・ポーター、ジョージ・フレミング/出演:トーマス・ホワイト) 約10分
  『國士無双』(1932 日本/監督:伊丹万作/出演:片岡千恵蔵、山田五十鈴、高勢実乗) 約20分

  弁士 片岡一郎
  『サロメ』(1923 米/監督:チャールズ・ブライアント/出演:アラ・ナジモヴァ、ローズ・ディオン、ミッチェル・ルイス) 約30分
  ※デジタル上映 ※各篇とも短縮版
  ピアノ演奏:上屋安由美
会場/両国・江戸東京博物館ホール
料金/前売り予約券2,300円、当日券2,800円
ご予約/
  メール:gramoclub78@gmail.com
  電話:03-5273-2821(メタカンパニー内)
※受付にてチラシ持参、またはサイト情報をプリントアウト&スマホ提示で2,300円にて当日券割あり
★前売り券はチケット・ぴあにて好評発売中!!!
Pコード:556617・興行コード:1707801
販売用URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1707801
主催:ぐらもくらぶ/協力:メタカンパニー・えにし書房・活動写真実演会
<お問い合わせ>

オフィシャルサイト:http://d.hatena.ne.jp/polyfar/

4月4日ぐらもくらぶ


●宮澤やすみの小唄かふぇ VOL.20
日時/5月24日(水) 開場19時30分~、開演20時
演目/未定
出演/片岡一郎、宮澤やすみ(三味線)
会場/キイトス茶房
料金/2000円+別途1オーダー(500円〜)
予約/03-5206-6657(キイトス茶房)

5月24日 小唄かふぇ
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|03/16| 活弁コメント(0)TB(0)
 昨日のブログは友人には面白く読んで頂いた様です。 
 あれだよね、知り合いのトラブルって乗り越えた事が分れば面白いよね。
 嫌いな奴のトラブルは乗り越えられなかった方が面白いよね。
 という訳で、昨日のブログを面白いと思ってくれた方はお友達なんでしょう。

 2015年末に荷物が盗まれた時には談四楼師匠に「我々は高座で話して元を取ります」とコメントを頂きました。
 俺だってそうしたい。映画の前にそういう話をして盛り上げたい。
 弁士ってどうしても映画ありきの仕事が中心だから、映画以外の話をすると余計な事を言ってと思われちゃうのよね。
 このあたりもちょっとずつ状況を変えてゆきたい所です。
 
 とにかくですね、帰国後の仕事をそろそろとらないと大変なんですよ。
 3月末には帰国しますので、仕事を下さいまし。

 「なんだ日本に居たんですね。だったら仕事頼みたかったのに」とか、言われ飽きてンだよ、こっちゃ。
 ドイツに居たって交通費だけ何とかなりゃ平気で帰国するんだよ。 
 15万程度で往復できるんだから2~3件仕事が決まれば気軽に往復出来るじゃないですか。
 そういう訳でよろしくお願いしたい所存です。

 はい、ビザ騒動のせいで後回しにしてしまっていた公演告知をします。
 遅くなってごめんね、やすみさん。


●宮澤やすみの小唄かふぇ VOL.20
日時/5月24日(水) 開場19時30分~、開演20時
演目/未定
出演/片岡一郎、宮澤やすみ(三味線)
会場/キイトス茶房
料金/2000円+別途1オーダー(500円〜)
予約/03-5206-6657(キイトス茶房)

5月24日 小唄かふぇ

 小唄かふぇの第1回ゲストは私でした。
 第20回なので記念に出てくれと言われまして、そこまで言うなら出てやらん事も無い喜んで出演致す次第。
 演目は何にするかこれから決めます。どうしようかな。帰国するまでに小唄映画のフィルムとか見つからないかな。帝キネの『籠の鳥』とか。
 帰国に向けて、徐々にエンジン入れて行きますのでよろしくお願いします。

 すでに告知済みの公演はこちら。

春のぐらもくらぶ『映画』祭り2017
人気活動写真弁士・夢の競演と映画バラエティ・ショー

日時/4月2日 開場13時30分(入場は先着順) 開演13時45分~ 
内容/
第一部(13:45~)世界おもしろ短編16ミリ映画蔵出し上映
  16ミリフィルムと映写機で上映する珍しい音楽映画コレクション!
  『Across the seven seas』(1962・東京風景案内「キャバレー・赤坂ミカド」「ジャズ喫茶・銀座ACB」など)、映画『天晴れ着陸』(1938・レイモンド・スコット・クインテットの演奏部分を抜粋)ほか
  トーク:岡田崇大谷能生毛利眞人保利透

第二部(15:00~)戦前、戦後のショウビジネスがここにある!
  名曲で綴る「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント!」 トーク:娯楽映画研究家・佐藤利明

第三部(16:00~)活動弁士いまむかし~語る・調べる・探しだす
  気鋭・片岡一郎×奇才・坂本頼光と言う滅多に無い顔合わせによるスペシャルトーク!普段の上映会やイベントでは聞けない無声 映画業界・カツベン秘話や、活動写真の素晴らしさを映像とトークでお聞きいただきます! 司会:保利透

第四部(17:00~)夢の競演!両雄弁士による無声映画上映
  弁士 坂本頼光
  『ジャックと豆の木』(1902 米/監督:エドウィン・S・ポーター、ジョージ・フレミング/出演:トーマス・ホワイト) 約10分
  『國士無双』(1932 日本/監督:伊丹万作/出演:片岡千恵蔵、山田五十鈴、高勢実乗) 約20分

  弁士 片岡一郎
  『サロメ』(1923 米/監督:チャールズ・ブライアント/出演:アラ・ナジモヴァ、ローズ・ディオン、ミッチェル・ルイス) 約30分
  ※デジタル上映 ※各篇とも短縮版
  ピアノ演奏:上屋安由美
会場/両国・江戸東京博物館ホール
料金/前売り予約券2,300円、当日券2,800円
ご予約/
  メール:gramoclub78@gmail.com
  電話:03-5273-2821(メタカンパニー内)
※受付にてチラシ持参、またはサイト情報をプリントアウト&スマホ提示で2,300円にて当日券割あり
★前売り券はチケット・ぴあにて好評発売中!!!
Pコード:556617・興行コード:1707801
販売用URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1707801
主催:ぐらもくらぶ/協力:メタカンパニー・えにし書房・活動写真実演会
<お問い合わせ>

オフィシャルサイト:http://d.hatena.ne.jp/polyfar/

4月4日ぐらもくらぶ
|03/15| 活弁コメント(0)TB(0)
 いやもうね、大変な御苦労でした。
 この一か月間というものは。
 大変な事はブログとかツイッターとかフェイスブックに、面白おかしく書き散らかしてやり過ごすことが多いのです。
 例えばボンで滞在許可証が出ないかもしれなかった時とか、ケルンで財布とパスポートと許可証が盗まれた事とか。

 今回はですね、滞在許可証が出ないかもしれない、じゃなくて出なかったんですわ。
 ていいうか、毎年、滞在許可証で苦労してんのな、俺。
 そんな今回のハイライトを書きます。
 長いので読まなくて良いです。
 ならどうして書くんだ。

 事の起こりは約一か月前の事です。
 例年、ドイツで取得しているアーティストレジデンシーを今年も取ろうと思っていたら取れなかったんですよ。
 理由は幾つかありますが、最大の理由は僕の申請が遅かった事でしょうね。
 ドイツについて真っ先にやれば、まあ何とかなったのかもしれませんけど、去年までの動向からいって、そこまでバタバタしなくてもと思っていたのです。
 しかしですな、ドイツは移民問題の真っ只中。滞在許可証を発行する外人局は膨大な仕事をこなさねばならず、年々滞在許可の取得が難しくなって来ていたのです。

 で、昨年と同じくらいの次期に滞在許可証の取得に動き出した所、今からじゃアカンと。
 それに僕はあっちこっちで公演をしてギャラを貰うからどっちかというと就労滞在許可ではないかと。
 そもそも大学のバックアップを受けつつ、フリーランスでヨーロッパを転々とする芸人て何者だと。

 そんなこんなで、僕がビザなしでドイツに滞在できる期間内には滞在許可証の取得は絶望的になってしまったのですね。
 ちなみに日本人がドイツ(およびシェンゲン圏内)にビザなしで滞在できるのは「あらゆる180日の期間内で最大90日間」です。何のことやら分らんかもしれませんが、そういうルールがあるのです。

 とにかくボンの外人局に頼み込みました。
 この時点で僕のスケジュールは

 2月26日 アイルランド
 3月4~5日 ポーランド
 3月6~11日 アメリカ
 3月12日 ドイツ
 3月17~23日 アメリカ

 だったわけです。
 もし滞在許可証が発行されないと、これらをキャンセルして日本に帰らないといけない。
 そりゃもう大損害ですよ。貰えるはずのギャラは出ず、貰えるはずの助成金は減額される。
 考えただけで縮むよね(何が?)

 結局ですね、ボンの外人局に出来るのは「ドイツ国内」での滞在延長を認める仮滞在許可証(Fiktionsbescheinigung)を発行するだけだと。
 余談ですが、ドイツ人の友人Aさんにこの書類を見せたら「変なドイツ語だね」と言ってました。Fiktionsbescheinigungを直訳すると「仮証明書」になるんだそうで、「仮」の「証明」って意味わかないでしょって。
 仮滞在許可証を発行して貰えば、ひとまず合法的にドイツ国内にいられるのですが、ただしドイツから出国したらそこまでなんです。あくまで仮滞在許可証なので、再入国の許可は出せないんですね。となると、ほら、アイルランド、ポーランド、アメリカに行ってからドイツに戻るコースは仮滞在許可証では実現不可能なのです。

 困っちゃった。

 考えていても仕方ないので、なにはともあれ仮滞在許可証を発行して貰いました。
 受け取ってから気付いたんですが、仮滞在許可証が発行されたのが僕のドイツ滞在89日目だったのですよ。
 あと2日で不法滞在になる所で、そりゃもうびっくり。

 色々考えた挙句、日程が近すぎるアイルランド公演を泣く泣くキャンセル致しました。
 御免なさいTさん。

 けれど出来る限り公演のキャンセルはしたくない。どうにかならんかと策を練りました。
 外人局の担当官に勧められたのは「アメリカでドイツ入国ビザを取得する方法。
 お前、馬鹿言うなと。アメリカに行くったって6~11日の間で3カ所移動して公演すんだぞと。

 次に考えたのが、3月12日に公演をするカールスルーエ無声映画祭の開催地カールスルーエに僕の住民票を移して、そこの外人局に滞在許可証を発行して貰う方法。
 でも、これもカールスルーエの外人局に問い合わせて見た所、駄目でした。
 ボンの外人局もカールスルーエの外人局も基本的には新味に相談に乗ってくれるのですが、とにかく現在のドイツの法律では僕のケースの場合はどうしようもないんだそうです。
 ボンの外人局には「次にドイツに長期で来るなら、日本のドイツ大使館でビザを取得してから来る方が良いと思う」と言われました。だけど日本のドイツ大使館は基本的にビザ発行業務をしてないんです。問い合わせたけど「ドイツで滞在許可申請をして下さい」って言われた経験があります。その事をボン外人局に伝えたら「強く言えばやってくれるよ」って。
 
 君たちゃ、海を越えてたらい回しか。俺は志村喬じゃねえんだ。『ゴンドラの唄』を歌うブランコだってドイツにゃねえんだ。
 
 そもそも俺はポーランドに行けるのかって問題が残ってるわけです。
 飛行機のチケットはワルシャワからデトロイトへのチケットを買ってしまったので、ポーランドに入って、さらに公演が出来ないと、これまた大損害なんですよ。僕の仮滞在許可証はドイツの滞在延長を認めるだけで、他のシェンゲン協定加盟国での滞在延長を認めているんではないんですね。じゃあ、ポーランドに入国して公演をするために3日間滞在するのは違法になっちゃうじゃないですか。だけどその日程で飛行機が……。
 必死で調べましたね、アタシャ。そうしたら一筋の光明が見えたのです。
 在ポーランド日本国大使館のサイトにこんな一文が。

(2)他方、我が国とポーランドとの間には、双方の国民について90日以内の短期滞在について無査証で相手国に入国できる旨を規定している日本・ポーランド査免取極が締結されておりますので、我が国国民に対しては、シェンゲン・アキの発効後においても、引き続き日本・ポーランド査免取極の規定に基づく措置がとられることになります。


 
 つまりですね、日本とポーランドの間には特別な条約が締結されていて、シェンゲン圏内ビザなし滞在許可の90日間とは別に90日の滞在が認められているんです。ならばドイツで発行された仮滞在許可証でドイツを滞在し、ドイツを出国後、日波協定に基づきポーランドに入国すれば完全合法ですよ。
 
 とりあえずこれでアメリカまでは行けそうだ。
 でもドイツに戻ってくる方法はまだ見つからない。
 映画祭の代表であるJさんは、何とかしようとカールスルーエ市の文化担当だとか、アメリカのドイツ領事館に掛け合ってくれている。そこまで来てほしいと思ってくれているなら、こっちだって応えなきゃいけないよなあ、ってなもんで。

 でも実際は無理だと思ってました。
 だってアメリカではアナーバー、ニューヘイブン、ボストンの三街に滞在するんです。
 その中でドイツ大使館、もしくは領事館に行けるのはボストンのみ。ボストンには9~11日の滞在。
 もしドイツに行くなら11日16時35分ボストン空港発の飛行機に乗らないとアウト。
 つまり実質9、10日の二日間でビザを発行して貰わないとドイツに戻れない。

 ね、無理そうでしょ?
 無理だと思っても仕方ないでしょ?
 内心ではね、12~16日の間、アメリカでどう安くプラプラするかを考えてたんですよ。
 だけどカールスルーエ無声映画祭のJさんが諦めねぇんだ。
 ついに在ボストン独国大使館から「特別だよ」のコメントを引き出しました。
 となればのんびりしていられませんから、9日夕方にボストン入りの予定だったのを無理矢理早めて貰い9日午後1時半に在ボストン独国領事館に到着。

 受付のお姉ちゃん、怪訝そうな顔をしてましてね。 
 だって、ここに来るのは基本的にアメリカ人かドイツ人です。
 それが日本のパスポートを持った奴が来て、ビザ発行手続きのために来ましたって言い出すんだから。
 目がね、明らかに疑ってんのよ。
 領事館のBさんにアポイントメントがあるって言ってんのに「誰がBさんへのアポを許可したの?」とか聞いてくんの。そんなのBさんしか居ないだろうに。

 結果、出ました。
 ビザが。
 フライトの28時間30分前に。

 日本人には全く役に立たない情報ですが、在ボストン独国領事館の方々は受付から職員に至るまで全員感じが良かったです。それにくらべて在●●日本国領事館の事務担当と来た日にゃよぅ。。。あ、文化担当のRさんは滅茶苦茶良い人です。

 そんなこんなでね、今ドイツにいます。
 カールスルーエ無声映画祭では大変に好評だったらしいです。
 映画祭代表のJさんは終演後「来年はドイツに来るの?」って聞いてきました。
 
 あんた、懲りねえな……。
 
 おしまい。
|03/14| もやもやコメント(0)TB(0)
 お久しぶりの更新ですよ。
 今回は欧州滞在の事とか全然書いてないっすな。
 あと一ヶ月で帰国です。とか言われてもどうしようもないですね。

 今回は(今回も)大変だったのよ。
 まずは日本から送った荷物が届かなくてね。追跡番号では近所まで来てるのに一向に届かない。問合せフォームから質問しても返事がない。電話したら「大丈夫だ心配すんな」って言われて、最終的に日本に何時の間にか送り返されてしまったとか。

 一時帰国用に飛行機のチケットを買ってたんですが、日付を間違えてたりとか。

 あげくに、滞在許可証が発行されなくて、出られるはずのイベントをキャンセルしたとか。

 大変ですわ。
 しかも滞在許可証の問題はまだ尾を引いておりましてね、それを話すと長くなるので明日改めて。
 
 楽しい事も沢山ありましたよ。

 さておお久しぶりねの、公演情報更新です。

 
春のぐらもくらぶ『映画』祭り2017
人気活動写真弁士・夢の競演と映画バラエティ・ショー

日時/4月2日 開場13時30分(入場は先着順) 開演13時45分~ 
内容/
第一部(13:45~)世界おもしろ短編16ミリ映画蔵出し上映
  16ミリフィルムと映写機で上映する珍しい音楽映画コレクション!
  『Across the seven seas』(1962・東京風景案内「キャバレー・赤坂ミカド」「ジャズ喫茶・銀座ACB」など)、映画『天晴れ着陸』(1938・レイモンド・スコット・クインテットの演奏部分を抜粋)ほか
  トーク:岡田崇大谷能生毛利眞人保利透

第二部(15:00~)戦前、戦後のショウビジネスがここにある!
  名曲で綴る「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント!」 トーク:娯楽映画研究家・佐藤利明

第三部(16:00~)活動弁士いまむかし~語る・調べる・探しだす
  気鋭・片岡一郎×奇才・坂本頼光と言う滅多に無い顔合わせによるスペシャルトーク!普段の上映会やイベントでは聞けない無声 映画業界・カツベン秘話や、活動写真の素晴らしさを映像とトークでお聞きいただきます! 司会:保利透

第四部(17:00~)夢の競演!両雄弁士による無声映画上映
  弁士 坂本頼光
  『ジャックと豆の木』(1902 米/監督:エドウィン・S・ポーター、ジョージ・フレミング/出演:トーマス・ホワイト) 約10分
  『國士無双』(1932 日本/監督:伊丹万作/出演:片岡千恵蔵、山田五十鈴、高勢実乗) 約20分

  弁士 片岡一郎
  『サロメ』(1923 米/監督:チャールズ・ブライアント/出演:アラ・ナジモヴァ、ローズ・ディオン、ミッチェル・ルイス) 約30分
  ※デジタル上映 ※各篇とも短縮版
  ピアノ演奏:上屋安由美
会場/両国・江戸東京博物館ホール
料金/前売り予約券2,300円、当日券2,800円
ご予約/
  メール:gramoclub78@gmail.com
  電話:03-5273-2821(メタカンパニー内)
※受付にてチラシ持参、またはサイト情報をプリントアウト&スマホ提示で2,300円にて当日券割あり
★前売り券はチケット・ぴあにて好評発売中!!!
Pコード:556617・興行コード:1707801
販売用URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1707801
主催:ぐらもくらぶ/協力:メタカンパニー・えにし書房・活動写真実演会
<お問い合わせ>

オフィシャルサイト:http://d.hatena.ne.jp/polyfar/

4月4日ぐらもくらぶ

 弁士業界って共演があんまりないんですよ仲悪いから個人でやる仕事だから。
 そういう中で、私と坂本さんは仕事抜きで飲みに行ったりすることもある貴重な仲間なので御座います。
 そんな二人で濃ゆーいトークを致します。
 また『サロメ』初演です。音楽はもはやお馴染みの上屋安由美さん。
 さらに、というかこっちがむしろ貴重で御座います16mmフィルムでの映画上映、名曲で綴る「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント!」も御座います。これはもう来るしか御座いませんね。
 
 帰国後一発目の仕事です。
 無事を確認しに来てね。




|03/01| 活弁コメント(0)TB(0)