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 年末で御座います。
 今年はどんな一年だったんでしょうねぇ。
 先行きどうなんでしょうねぇ。
 とりあえず本日は師匠の会にお手伝いに行ってきます。
 ここ数年、年末は海外だったので紀伊国屋の会に楽屋入りするのは五年ぶりかしら。

 さて、先だってお知らせした無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコードに大きな追加情報です。メインの上映作品はもちろんフィルムセンターの至宝『忠次旅日記 御用篇』ですが、そこに早稲田大学所蔵の『忠次旅日記 甲州殺陣篇』、そして映画史家の牧由尚さんが発見した『忠次旅日記 信州血笑篇』の追加上映も決定致しました。誠に残念ながらどちらも約1分の断片であり、作品の全体像が分かるものではありません。しかしながら両方のプリントとも当時の上映用ポジであるために極めて美しい染色と極上の画質で保存されているものです。
 当初は説明、伴奏なしの無声参考上映の予定でしたが、私が「説明じ だ い」と駄々をこねたところ、研究チームの皆さんもあきれ果ててGOを下さいました。伴奏についてはどうなるかまだ決まっておりませんが、ともあれこれで「甲州殺陣篇」「信州血笑篇」「御用篇」の三部作が一挙に説明付きで上映される戦後初のイベントとなることが決まったわけです。

 ああ、嬉しいな。
 そんな情報も含む僕の出演情報は下記の通り。

●無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード
日時/2018年1月13日13時30分~17時
演目/『忠次旅日記』(NFC復元版 ※ブルーレイ上映)、『忠次旅日記 甲州殺陣篇』(断片)、『忠次旅日記 信州血笑篇』(断片)
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(指揮)、鈴木真紀子(フルート)、古橋ユキ(バイオリン)、川上統(チェロ)、丹原要(ピアノ)、宮澤やすみ(三味線)、堅田喜三代(鳴物)
会場/早稲田大学 小野記念講堂
料金/無料(予約不要)

プログラム詳細/
第1部 シンポジウム(13:30-15:00)
発表 日活直営館における時代劇伴奏と和洋合奏
  柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館研究助手)
発表ヒラノ・コレクションからみる場面別表現と邦楽器
  白井史人(日本学術振興会特別研究員PD)
発表 無声期日本映画の「尖端」と映画館における語り・音楽
  紙屋牧子(東京国立近代美術館フィルムセンター特定研究員)
音源紹介『忠次旅日記』に関するSPレコード
  片岡一郎(活動写真弁士)
邦楽解説SPレコードにおける邦楽表現
  堅田喜三代(邦楽演奏家)
コメント   アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

15:00 –15:15 休憩(15分)

第2部 参考上映『忠次旅日記』(15:15-17:30)
1927年、日活大将軍、111分、35mm、染色・無声・不完全  ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:伊藤大輔、出演:大河内傳次郎、中村英雄、澤蘭子、伏見直江



無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 表

無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 裏


●第五回 片岡一郎の活動写真勉強会
日時/1月23日19時~
演目/当日のお楽しみ
出演/片岡一郎、藤高理恵子(筑前琵琶)
会場/喫茶茶会記
料金/2,000円(1ドリンク付き)
予約・問い合わせ/syoseibusi@yahoo.co.jp(片岡)

2018年1月告知
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|12/29| 活弁コメント(0)TB(0)
 無事に帰国いたしました。
 日本で何が良いって、やっぱり風呂ですね。
 食い物も良いけど風呂。
 これからクレジットカードの支払い地獄が待っております。
 だれか助けて。
 いやまあ、その分の収入は得ているんですけれど、あんまり儲かってないよのね、今回の渡独。
 来年は大いに稼がねば。

 そんな内緒話はさておきましてついにプログラムが発表になりました「発掘された映画たち2018」です。

 フィルムは物質である以上、映画の製作から時間が経てば経つほど劣化が進み新たな発見が難しくなります。
 事
フィルムセンターで数年に一度行われる「発掘された映画たち」でもメディアが飛びつくような発見は困難になってきているのかなというのが、近年の印象でした。
 ところが今年のプログラムを見て驚いたのなんの、いやはや凄いではないですか。
 無声映画の新発掘こそ減ってはいるものの、アニメ、ドキュメンタリー、個人映画の範疇では過去最高のラインナップではなかろうかと思わされる充実っぷり。これは通わねばなりません。

 そして実はこの充実した発掘された映画たち2018には、ワタシ大きくかかわっております。
 フィルム提供に「無声映画保存会」という謎の組織が散見されると思いますが、これこそ私と坂本頼光さんが結成した悪の組織任意団体なのです。
 以前から私と坂本さんがヤフオクにフィルムが出るとツイッター、フェイスブックでお騒ぎしているのは、私のブログを読む方ならご存知でしょう。我々、収入を注ぎ込んであちらこちらから無声映画のフィルムを入手しているのですが、困ったことにフィルムはただ手に入れただけでは上映が出来ません。適切な補修や場合によってはデジタル化を施してようやく皆様にご覧いただける様になるのです。さらにオリジナルのフィルムをいかに保管するかも考えなければなりません。
 無声映画保存はもはや弁士個人で出来る範囲を超えている部分が多々あるのです。

 そこで我々は「無声映画保存会」なる陰謀組織任意団体を結成し、積極的にフィルムセンターさん等、適切な機関に入手したフィルムの提供を行うことで発掘したフィルムを適切に保存、そしてなによりも多くの方に見て頂こうとしているのであります。

 今回は我々が入手し、フィルムセンターに寄贈したフィルムから5本が上映されることになりました。
 まず今回の「発掘された映画たち2018」の目玉にもなりうる発見が複数バージョン特集1――横田商会製作の『忠臣蔵』で上映される『忠臣蔵』です。
 これまで横田商会の製作した尾上松之助主演の『忠臣蔵』はフィルムセンター及びマツダ映画社の所蔵する版の存在が知られていました。しかしながらこれらの版は後に弁士の声色掛け合い録音を追加した音声版でしたが、今回私(ここはあえて私と書かせてください)が一昨年、京都で発見した『忠臣蔵』はなんと35mm・可燃性・染色版なのです。
 どのような状況で発見したかは今後お話しする機会もあるでしょうからここには書きませんが、弁士としてこんなフィルムを発見できたことは冥利に尽きるのです。
 さらに同時上映されるマツダ映画社所蔵版『実録 忠臣蔵』はフィルムセンター版との違いが幾度も指摘されており、最長版を望む声が何度も上がっていながら実現されずにいたものです。今回の『忠臣蔵』発見を機にマツダ映画社所蔵の35mm版から複製ポジを製作し、フィルムセンターに収蔵されることになりました。将来、無声映画保存会寄贈版、マツダ映画社所蔵版、フィルムセンター所蔵版の3つの版が比較検討され最長版が作られれば、と願わずにはいられません。

 発見から二年、ようやく皆様に『忠臣蔵』を見て頂くことが出来ます。
 参考用に私が撮った『忠臣蔵』のフィルムをあげておきます。

忠臣蔵

 ああ、なんという染色の美しさ。

 そして残る4本が上映されるのが個人映画特集2:森紅・服部茂作品集です。
 この4作品は坂本さんと私が「フィルムを手に入れなければ。しかしこのままフィルムを買い続けていると破産してしまう」と血涙とか血尿とか血べ……、とにかく大変な苦労をしながら入手したものです。すべて服部茂というアマチュア映画製作者の監督作品で、当時の9,5mm業界ではそれなりに名の通った方でした。服部茂監督の作品が突然ヤフオクに陸続と出品され我々がどうにか手に入れたものはこうしてフィルムセンターに収蔵され、陽の目を見る事になった訳ですが他にも出品されていた服部作品は、その後どうなっちゃんだろう。
 上映作品は『忍術三太郎』『學生スポーツ劇 若き日』『彌次喜多 散歩の巻』『喜劇 ホイホイ先生 海岸の巻』です。面白いかどうかは分かりません。いずれは我々の説明で上映できればと思っております。

 僕たちがフィルムセンターさんに寄贈したフィルムはまだ御座いますし、今後も寄贈は続ける予定です。
 そんな発見の成果は次回の「発掘された映画たち」で見て頂けるでしょう。
 まずは本特集にどうぞご来場をお願いいたします。

発掘された映画たち2018

 そしてこれからのフィルム発掘に力を注げるよう、公演えのご来場もお願いいたします。

●無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード
日時/2018年1月13日13時30分~17時
演目/『忠次旅日記』(ブルーレイ上映)
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(指揮)、鈴木真紀子(フルート)、古橋ユキ(バイオリン)、川上統(チェロ)、丹原要(ピアノ)、宮澤やすみ(三味線)、堅田喜三代(鳴物)
会場/早稲田大学 小野記念講堂
料金/無料(予約不要)

プログラム詳細/
第1部 シンポジウム(13:30-15:00)
発表 日活直営館における時代劇伴奏と和洋合奏
  柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館研究助手)
発表ヒラノ・コレクションからみる場面別表現と邦楽器
  白井史人(日本学術振興会特別研究員PD)
発表 無声期日本映画の「尖端」と映画館における語り・音楽
  紙屋牧子(東京国立近代美術館フィルムセンター特定研究員)
音源紹介『忠次旅日記』に関するSPレコード
  片岡一郎(活動写真弁士)
邦楽解説SPレコードにおける邦楽表現
  堅田喜三代(邦楽演奏家)
コメント   アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

15:00 –15:15 休憩(15分)

第2部 参考上映『忠次旅日記』(15:15-17:30)
1927年、日活大将軍、111分、35mm、染色・無声・不完全  ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:伊藤大輔、出演:大河内傳次郎、中村英雄、澤蘭子、伏見直江



無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 表

無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 裏


●第五回 片岡一郎の活動写真勉強会
日時/1月23日19時~
演目/当日のお楽しみ
出演/片岡一郎、藤高理恵子(筑前琵琶)
会場/喫茶茶会記
料金/2,000円(1ドリンク付き)
予約・問い合わせ/syoseibusi@yahoo.co.jp(片岡)

2018年1月告知

 
|12/24| 活弁コメント(0)TB(0)

 帰国まであと数日となりました。
 ここ何日か、自室に閉じ籠ってずっと作業をしていたのですが、それがこの紙フィルム復活プロジェクトのための準備でした。
 といっても僕が自室に閉じ籠っていたことを知ってる人なんか居ないでしょうけれど。

 紙フィルムをご存知でしょうか?
 何年か前に学研大人の科学の付録で紙フィルム映写機が付いたことがあったので、その筋のマニアなら知っているかもしれません。逆に言えば普通は知らないフォーマットです。

 

 調べてみたらYouTubeに動画を上げている方がいましたね。
 もう十年前だって。嫌ァねえ。せいぜい5~6年前の印象だった。

 要は映画フィルム状の印刷物に強い光を当てて、反射したものを映し出す装置なのです。
 メリットとしては紙なので昭和初期でもカラーの動画が容易に作れた、デメリットとしては絶対的な光量が足りないので大きく映せない、とまあ一長一短ある訳です。

 ところが現代ではこの紙フィルムをスキャンする事で、本来の映写方法では考えられない大きさや鮮明さで映写が可能になったのです。文明の進歩万歳! しかしここで落とし穴。スキャンて誰がやるの? スキャンした後の動画化は誰がやるの? そもそも紙フィルムってどのくらい現存してるの? とまあ問題は山積みなので御座います。

 紙フィルムをデジタル化したものは何と埼玉が幾つかやってくれています。凄いぞ埼玉。
 紙フィルムアニメ・デジタル化

 実に味わいのある良いアニメなんですよ。 
 私も何本か自分の演目としてデジタル化した紙フィルムアニメを持っておりますが、もっと別の作品もやりたいと思っておりましたところ坂本頼光さんが紙フィルムを持っていると仰言るじゃありませんか。しかも入手したものの、扱いかねているらしいじゃありませんか。
 ならば利害の一致。僕がデジタル化しましょうと話が進んだのでございます。
 かくして坂本、片岡共同プロジェクトとして紙フィルムアニメ『弁慶と牛若』のデジタル化が始動したのです。
 現物はこんな外見です。

紙フィルム

 真ん中の丸いのが本体。
 端っこにある丸いのは切れてしまった紙フィルムなので、当然これもスキャンします。

 スキャンした画像がこれ。

うしわか001

 左右が反転しているのは紙フィルムが反射を利用して投影するものだからですね。
 これもデジタルの力で……。

うしわか001正位置

 一瞬でこの通り。
 文字の所だと面白くないので画像もチラ見せします。

うしわか049

 ああ、なんと面白そう。
 ちなみにですが、プロジェクト始動とか言いながら、僕が坂本さんからフィルムを預かったのは数か月前です。
 正確にはプロジェクトではなく僕が始動。
 現在すべての画像スキャンが終了しまして、これからコマの切り出し、そして動画化へと進んでまいります。
 完成したら坂本、片岡プロジェクトの成果物として公表し、無声映画業界の方々には無償で使って頂けるようにしようではないかと話がまとまっております。
 ただね、これ凄っい手間がかかる作業で、弁士が仕事で使っても元が取れる仕事量じゃないんですよ。
 でも折角やろうと決めたので『弁慶と牛若』に興味のある方々は支援の意味でも、私や坂本さんの出演するイベントにいらしてくださいませ。そしてもしお手元に無声映画のフィルムがあったらヤフオクとかに出さないで僕らに下さい。きちんと公開しますので。
  
 そんなワタクシの直近の出演はこちら。

●無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード
日時/2018年1月13日13時30分~17時
演目/『忠次旅日記』(ブルーレイ上映)
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(指揮)、鈴木真紀子(フルート)、古橋ユキ(バイオリン)、川上統(チェロ)、丹原要(ピアノ)、宮澤やすみ(三味線)、堅田喜三代(鳴物)
会場/早稲田大学 小野記念講堂
料金/無料(予約不要)

プログラム詳細/
第1部 シンポジウム(13:30-15:00)
発表 日活直営館における時代劇伴奏と和洋合奏
  柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館研究助手)
発表ヒラノ・コレクションからみる場面別表現と邦楽器
  白井史人(日本学術振興会特別研究員PD)
発表 無声期日本映画の「尖端」と映画館における語り・音楽
  紙屋牧子(東京国立近代美術館フィルムセンター特定研究員)
音源紹介『忠次旅日記』に関するSPレコード
  片岡一郎(活動写真弁士)
邦楽解説SPレコードにおける邦楽表現
  堅田喜三代(邦楽演奏家)
コメント   アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

15:00 –15:15 休憩(15分)

第2部 参考上映『忠次旅日記』(15:15-17:30)
1927年、日活大将軍、111分、35mm、染色・無声・不完全  ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:伊藤大輔、出演:大河内傳次郎、中村英雄、澤蘭子、伏見直江



無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 表

無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 裏


●第五回 片岡一郎の活動写真勉強会
日時/1月23日19時~
演目/当日のお楽しみ
出演/片岡一郎、藤高理恵子(筑前琵琶)
会場/喫茶茶会記
料金/2,000円(1ドリンク付き)
予約・問い合わせ/syoseibusi@yahoo.co.jp(片岡)

2018年1月告知

 
 ここからはおまけの画像。
 紙フィルムは着色が自由に出来るとはいえ、なにしろ膨大な量の絵に色を塗らねばならず、元絵もっして大きくないためでしょう、かなり塗りにムラが御座います。さらに傷や破れもありますね。

 うしわか094 修正前

 これをフォトショップを使ってあれやこれやすると、僕だけの力でもこんな感じなりました。

うしわか094 修正後

 まあ綺麗。
 まさか片岡、すべてのコマにこの作業をして公開するのかと期待したそこのあなた、それは無理です。
 えっらい時間かかるんだわ。
 あくまでやろうと思えばこのくらいは出来るというサンプルです。
 全部のコマにこの作業をするとなると100万円じゃ嫌だなあと感じる仕事量になってしまいます。

 でもいつか、全コマに修正を施してみたいよね。
|12/19| 未分類コメント(0)TB(0)
 まもなく帰国を致します。 
 明日、明後日と続けて公演が御座います。
 そして日本国内での某件の告知はまだ始まらねぇのかとヤキモキしております。
 あとは近日中に新たなプロジェクトのお知らせを致します。

 深夜なので箇条書きです。

 早々に告知を致しましょう。
 勉強会、第五回でーす。

●第五回 片岡一郎の滑動写真勉強会
日時/1月23日19時~
演目/当日のお楽しみ
出演/片岡一郎、藤高理恵子(筑前琵琶)
会場/喫茶茶会記
料金/2,000円(1ドリンク付き)
予約・問い合わせ/syoseibusi@yahoo.co.jp(片岡)

2018年1月告知

 チラシ画像に今後の告知内容も載っちゃってますが、とりあえず勉強会のお知らせをさせてください。
 今回は筑前琵琶の藤高理恵子さんをゲストにお迎え致します。
 藤高さんとは国内でも仕事してますし、ドイツとか中国とか、結構あっちこっちでお世話になっておりまして、しかも大変に良い飲み手なので御座います。彼女と居ると飲まなきゃいけないんだろうなって気になるという。そういう素敵な方で御座います。
 何という魅力の伝わりづらい紹介でしょうか。
 腕は大保証致します。当日は短編無声映画の楽士をして頂くほか、琵琶の演奏もお願いする予定でおりますので、ぜひぜひお運びくださいませ。
 ちなみに無声映画時代には、琵琶は三味線等に比べて格の高い楽器でしたので、活動写真館で琵琶が演奏されるのも少々特別な企画でした。そのため当時の告知を見ると「本日琵琶入り」なんて出てたりします。
 
 また明日も告知いたします。

 早稲田の上映もよろしくね。

●無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード
日時/2018年1月13日13時30分~17時
演目/『忠次旅日記』(ブルーレイ上映)
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(指揮)、鈴木真紀子(フルート)、古橋ユキ(バイオリン)、川上統(チェロ)、丹原要(ピアノ)、宮澤やすみ(三味線)、堅田喜三代(鳴物)
会場/早稲田大学 小野記念講堂
料金/無料(予約不要)

プログラム詳細/
第1部 シンポジウム(13:30-15:00)
発表 日活直営館における時代劇伴奏と和洋合奏
  柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館研究助手)
発表ヒラノ・コレクションからみる場面別表現と邦楽器
  白井史人(日本学術振興会特別研究員PD)
発表 無声期日本映画の「尖端」と映画館における語り・音楽
  紙屋牧子(東京国立近代美術館フィルムセンター特定研究員)
音源紹介『忠次旅日記』に関するSPレコード
  片岡一郎(活動写真弁士)
邦楽解説SPレコードにおける邦楽表現
  堅田喜三代(邦楽演奏家)
コメント   アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

15:00 –15:15 休憩(15分)

第2部 参考上映『忠次旅日記』(15:15-17:30)
1927年、日活大将軍、111分、35mm、染色・無声・不完全  ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:伊藤大輔、出演:大河内傳次郎、中村英雄、澤蘭子、伏見直江



無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 表

無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 裏
|12/18| 活弁コメント(0)TB(0)
 久しぶりに更新です。
 デンマーク公演の事とか告知すらしてませんでしたね。
 一応記録として残しておきますとDFI(Danish Film Institute デンマーク・フィルム・インスティテュート)で12月3、5日の二日間で『御誂治郎吉格子』『夜ごとの夢』(2日)、『君と別れて』『恋の花咲く 伊豆の踊子』(5日)の四本を説明してまいりました。
 デンマークは物価が高く、ちょっとこ洒落たお店で食事をしようものなら結構なお値段になりまして、うひー、てな感じで御座いましたが、DFIの方には非常によくしていただき、また大勢のお客様にもお越しいただき非常に楽しい三日間で御座いました。
 ただね、東京-コペンハーゲン間のスカンジナビア航空が異常に寒くて、ちょっと風邪をひいてしまったのです。
 飛行機全体が寒かったんじゃないようなのです。僕と通路を挟んだ席に座っていたご婦人はTシャツで映画見てましたから。
 僕は飛行機で初めて毛布を使いました。なんだったんだろうか、あの温度差は。

 ともあれ、デンマーク映画史上初めての弁士公演はそこそこうまく行ったんじゃないでしょうか。
 もっともね、こういう公演は基本的に評判良いんです。
 特殊な技能の人間が、その技能に関心のある観客の所に出かけて行く訳ですから。これで評判悪けりゃもうどうしようもない。
 海外公演でチヤホヤされても勘違いしちゃイケマセン。

 それはさておき今日のお知らせです。
 年に一度の嬉しいお仕事。公募研究「楽譜資料を中心とした無声期の映画館と音楽の研究」主催の公開研究会の枠内で行われる上映会です。今年はついに『忠次旅日記』です。

●無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード
日時/2018年1月13日13時30分~17時
演目/『忠次旅日記』(ブルーレイ上映)
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(指揮)、鈴木真紀子(フルート)、古橋ユキ(バイオリン)、川上統(チェロ)、丹原要(ピアノ)、宮澤やすみ(三味線)、堅田喜三代(鳴物)
会場/早稲田大学 小野記念講堂
料金/無料(予約不要)

プログラム詳細/
第1部 シンポジウム(13:30-15:00)
発表 日活直営館における時代劇伴奏と和洋合奏
  柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館研究助手)
発表ヒラノ・コレクションからみる場面別表現と邦楽器
  白井史人(日本学術振興会特別研究員PD)
発表 無声期日本映画の「尖端」と映画館における語り・音楽
  紙屋牧子(東京国立近代美術館フィルムセンター特定研究員)
音源紹介『忠次旅日記』に関するSPレコード
  片岡一郎(活動写真弁士)
邦楽解説SPレコードにおける邦楽表現
  堅田喜三代(邦楽演奏家)
コメント   アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

15:00 –15:15 休憩(15分)

第2部 参考上映『忠次旅日記』(15:15-17:30)
1927年、日活大将軍、111分、35mm、染色・無声・不完全  ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:伊藤大輔、出演:大河内傳次郎、中村英雄、澤蘭子、伏見直江



無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 表

無声期の映画館における和洋合奏:楽譜資料「ヒラノ・コレクション」とSPレコード 裏


 早稲田大学がヒラノ・コレクションを入手し研究を開始して以来、これまであまり目が向けられる事がなかった無声映画期の和洋合奏に関する研究が盛んになってきました。もちろんヒラノ・コレクション発見以前も個別には有意義な研究はいくつもありましたが、映画館における和洋合奏研究の最難点は何といっても原資料の少なさにあったのです。その問題点をクリアする意味でヒラノ・コレクションの発見は極めて意義の高い物でした。
 こういう研究会ベースのお仕事に読んで頂けるのは私自身が弁士であると同時に、大した研究成果は上げていませんが弁士の研究者である故でもあります。ですのでこの案件は研究者としても仕事ができ、映画史研究の最前線に関わることができ、弁士として名作の説明ができる、二重三重に嬉しい仕事のなので御座いますよ。

 ていうかあれだれ、そろそろ論文の一つも書かなきゃね。
 当日はSPレコードの『忠次旅日記』もご披露致しますよ。
 そして大変にお世話になっておるイェール大学のアーロン・ジェロー先生もコメントをして下さるという、目も耳も幸せになること必定のイベントが何とタダ! これはお越しいただくしか御座いません。

 アタクシ今年もまたドイツに来ております。
 年末には帰ります。
 
 



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