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 とっても久しぶりの更新なのであります。
 コロナ禍で気落ちしたりはしていないつもりだったのですが、こまごまとしたことが億劫になったりしましてね。
 世界もだいぶ落ち着いて来ましたし、海外公演の話も戻ってきていますので、告知もまた頑張ろうかなと、そういう訳ですよ。

KINKI館 第一回 無声映画上映会
日時/2022年5月3日(火・祝)17時30分開場 18時30分開演
演目/戦艦ポチョムキン(Броненосец «Потёмкин»、1925年)
出演/片岡一郎
会場/表現スペース Kinki館/COLAZIONE VARIO(コラッツィオーネ ヴァーリオ)東京都千代田区内神田2-3-7 栗原ビル 1F
料金/ 2000円(1ドリンク付) ※当日清算のみ
チケット販売/info@iandifactory.com

終演後懇親会あり 2500円(お料理・ドリンク付き)



 そろそろ定期勉強会を再開させようと思っております。
 こちらは通常はベーカリーカフェとして営業していらしゃるお店ですが、オーナーさんがお店を文化発信の場としても活用してゆきたいとのお考えから、イベントのある際は「表現スペース Kinki館」として稼働することとなりました。神田にあるKinki館とは、映画史に感心にある方であれば申し上げるまでもなく錦輝館なのであります。
 ここで定期的に何か出来たらと思いつつ、ひとまずのテスト公演として『戦艦ポチョムキン』を説明いたします。
 昨今のウクライナ-ロシア戦争状況下にあって、私がまず思い起こした作品が『戦艦ポチョムキン』なのです。
 帝政ロシアの圧政に対して反旗を翻した戦艦ポチョムキンの水兵たち、そしてその主要な舞台は現ウクライナのオデーサであったのです。民族の独立、そしてウクライナの戦闘など、現在とリンクする部分が幾つもある『戦艦ポチョムキン』は、古典が古典である意味を十二分に感じられる作品であると言えるでしょう。
 私自身、オデーサの大階段に行った事も、ロシアに招かれて小津映画の説明をしたこともあります。
 どちらの国にも映画を、平和を愛する方々が大勢いる事を知る身として、現在の状況が少しでも早く終わることを願ってやみません。

 新たにスタートしたイベントスペース、そして平和への願い、いくつもの想いを乗せて行われる公演です。
 直前のお知らせですが、お運び頂けますと幸いです。
 終演後にはお料理付の懇親会があるとの事です。そちらもよろしければ。

Броненосец «Потёмкин» 戦艦ポチョムキン(02)
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