ドイツ映画祭2007

 再三言っておりますが、アタクシは映画をあまり観ません。弁士なのに観ません。お恥ずかしい限りであります。ただ先月はちょっとだけ多めに観ました。仕事が無かったからやはり弁士たるもの映画を観なければイケナイと思ったからです。ん~先月は30本位かな「鬼太郎」も観たし、ようやく「セカチュー」も観ました。チャップリンも初期短編をシコシコと観ました。

 んでもって今月は舞台中心になりそうなのですが、これだけは稼業柄観ておかざぁなるめぇとおっとり刀で馳せ参じました有楽町朝日ホールでありますよ。ドイツ映画祭2007・今年もルビッチということで『白黒姉妹』と『花嫁人形』の二本立て。ピアノとヴァイオリンの生演奏つきでの上映で御座います。にしても毎度朝日ホールの上映会に行くと思うのですが、どっからこんなにお客さんが来るんでしょう。不思議でなりませぬ。弁士が嫌いだから我々の会には来ないというのならそれでも良いのだけれど、柳下さんの会ならどうだって話ですよ。フィルムセンターだってここまで入らねぇやね。皆さん、どちらにお住まいですか?アタシと違う星なんでしょか。で、朝日ホールの時だけ時空が歪んで会えるという…。ンな訳ないけども。

 とにかくルビッチの特集です。作品データは他の人がブログに書いてますのでそっちを見て下さい。間違ってないと思うよ。どうせほとんどの人がコピペだし。で、そのルビッチですが映画の神様と称えられております。神様なので蓮見重彦先生も来るわけです。ニコニコしながら列に並んでました。

 周りのお客さんが
「蓮見重彦じゃない?」
「でもわざわざ並ばないでしょ」
 と話してたのが印象深く残っております。

 ルビッチはルビッチュとも書きますルービッチュもありました、ルビッチェってのもたしかありまして、外国人の固有名詞の表記の難しさを感じます。でもどれも同一人物なのです。呼び方というのは、その人や物を識別するための道具ですから何でも良いと言えば良いのですが、良くないと言えば誠に良くない。識別の道具であるゆえにアイデンティティにまで関わってくるからですね。
 
 私が高校時代に好んで呼んだH・P・ラヴクラフトの創作した世界観(というか邪神伝説)の中心たるCthulhuはクトゥルーだとかクトゥルフだとかク・リトル・リトルだとかしっちゃかめっちゃかです。そうした混乱が良いか悪いかなんてな事はどうでも良いのですが、ただ呼び方が混乱したほうが存在が曖昧となり神秘性が出てくるのは間違いなさそうです。だからCthulhuもLubitschも神様なのでしょう。

 逆に余りにも明確なものは分かり易い為に親しみがもてる反面、神秘性はゼロです。例を挙げるならナントカ王子とかね。そんな感じ。

 ぜんぜんドイツ映画祭の話では無くなってしまいました。いつもの事とは言え、どうなんざましょ、こうした脱線癖。いかんねぇ、実に。何か実際は映画観に行って無いみたいです。でも行ったんだよォ、本当だよォ。証拠に映画の感想言おうか。

 面白かったよ。

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|06/11| 舞台コメント(0)TB(0)












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