雑感という名の戯言

 思いつくままに書くのです。

 とある方のブログに書いてあった文章です。

弁士初体験。う〜ん何というか至れり尽くせりなのだが、完全に受動的な鑑賞になってしまう。



 弁士を快と認識するか不快と認識するかはこの辺に重要な分かれ目があるように思いますね。では弁士嫌いな人が映画に対して能動的かというと、権威的な批評に対して極めて受動的であったりもしますので難しいところはあります。また、弁士を好きという方もやたらアクティブに意見やら感想やら批評やら何やらを仰る方もいますので、とにかく一概には言えませんけれど。

 結局は自分に一番快適な鑑賞方法を見つけるしかないのです。それから自分と意見の違う人を責めないというのも大人としては大事であると思いますよ。

 誰に言ってんだか知らんけど。

 責めるといえば、近年、キレるという言葉が世間に浸透しました。最初はキレる若者だったのですが、最近ではキレる老人が増えてきているのだそうです。老人にキレられるのは怖いです。その勢いで目の前で死なれちゃったりしたらコトですし、最低限、万が一にも反撃できないという意味においてキレる若者よりもタチが悪いと思われます。かとおもったらクラシックコンサートでもキレる人が増えてるんだそうです。『のだめカンタービレ』の影響でマナーを知らない客が増えて問題になる。と、ここまでは誰しもが予想していた事なのですが、そうした新しい客に対して「マナーを知っている客」がある瞬間にキレる事があるのだとか。

 キレる、はもう完全に社会現象になっているようです。子供から老人までまんべんなくキレるのですから教育の問題だけではなさそうです。やっぱり食い物かしら。それとも環境ホルモン(この言葉も聞かなくなってきました)ですか。それとも一時期指摘された携帯電話の電磁波が脳にいよいよ影響を及ぼしているのか…。興味は尽きないところであります。

 その携帯電話でありますが、これもまた興味深い報道を先日続けて見ました。つまり「プロフ」と「闇サイト」がそれなのです。

 プロフって御存じ?無声映画を好んで観ている様な皆様。アタシは最近知りました。携帯で造れるHPの簡易版で、その名が示すとおり管理人のプロフィールが掲載されているんだそうです。名前、ニックネーム、好きな芸能人、好きな食べ物、血液型etcetc...。その項目は数十にもなっていて、なんという学校の、何年何組で、出席番号何番かまで分る人も少なくないのだそうです。当然メールアドレスは公開されていて、利用者の少女達(が大半だそうな)はそこで友達を探すのだそうです。ま、出合い系の変化したカタチなのかも知れません。

 「闇サイト」は言うまでもなくイリーガル、非合法な情報が満載なサイトですね。売春、麻薬、時には人殺しまで頼めてしまう。そんな世界に携帯からアクセス出来るようになってしまったのだそうです。

 世の中便利になったモンです。昔だったら人殺しなんか誰に頼んで良いものやら見当が付きませんでしたが、現在では携帯で探せるのです。ヒットマンが。キレる人が携帯で人殺しを依頼できる世の中ってなぁ、そら恐ろしいぢゃありませんか。

 闇サイトはやや特殊な例としてもプロフだとか、出合い系サイトを含め我々は携帯への依存が極めて高くなってしまっている事実は否定のしようもありません。電車に乗るとみんなが携帯を覗き込んでいます。光景としては極めて気持ち悪いのですが、自分もその中の一人だったりしてヒジョーにキビシかったりするのです。

 そんな状況を私の知人は鏡を覗き込むナルシストに見立てて楽しんでいるようです。http://i-ro-ha.vox.com/library/post/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88.html

 この知人のブログからは携帯とナルシズムを結びつける発想は面白いな、と感じたのでした。

 一般的に携帯依存症は現代人の寂しさ、孤独、空虚感の発露として取り上げられる事が多いように思われます。自分が寂しいから常に他者と繋がっていたくて携帯を始終いじっている、という認識です。しかしながらメールを打つ、電話をかけるといった能動的な行為は、その行為が相手にとって迷惑でないと思っていなければ出来ない行為な訳です。という事は、常に誰かと繋がっている状態というのは、自分が誰かに必要とされていると思えるからこそ出来る行為とも取れるのです。

 強引ですか?解り辛いですか?

 自分の中でも未整理な感覚なので、解り辛いのは仕方ないのですけどね。でも、簡単に言って、しょっちゅう誰かに連絡している人は、どこか自信がある人の気がするのです。アタシなぞは未だに電話の度にドキドキしますから。だからやっぱり、ある種のナルシストでなければあんなにずっと携帯をいじくってられない気はするのです。

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Author:片岡一郎
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公演情報
●百物語の夕べ ー第4回 怪談話と西洋怪奇映画ー
 三遊亭圓馬 怪談話『佐賀の夜櫻・鍋島猫騒動』
 片岡一郎   活動写真『カリガリ博士』
 日時/8月16日 18時〜
 会場/向島百花園 御成座敷
 料金/¥4000(お飲物付き・入園料込み)完全事前申込み制
 申し込み方法/お電話、FAX、メールのいずれかで、お名前、ご住所、お電話番号、参加人数をご連絡ください。
           受付確認後、下記指定口座へ会費のお振り込みをお願いいたします。
 電話・FAX/03−3619−4997
   メール /100ss@myad.jp
     口座/加入者名 百花園サポート士隊 00150−8−317047

●第601回無声映画鑑賞会 [なんてたってバスター・キートン]
 『キートンの大学生』(1927・米) 弁士/澤登翠
 『キートンの滑稽恋愛三代記』(1923・米) 弁士/片岡一郎
 『キートンの警官騒動』(1922・米) 弁士/斉藤裕子
 日時/8月25日 18時30分〜
 会場/門仲天井ホール
 料金/一般1800円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円
 ご予約/無声映画鑑賞会事務局
       電話/03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時〜午後6時)
       FAX/03-3605-9982
       E-mail/katuben@attglobal.net

●第602回無声映画鑑賞会 [第四回澤登翠一門会]
 『百万両秘聞』(昭和2年・マキノ御室)
 弁士/澤登翠、片岡一郎、桜井麻美、斉藤裕子
 日時/9月29日(月) 18時30分〜
 会場/門仲天井ホール
 料金/一般1800円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円
 ご予約/無声映画鑑賞会事務局
       電話/03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時〜午後6時)
       FAX/03-3605-9982
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