森谷延雄展

 佐倉市立美術館で森谷延雄展がやっております。この方、日本のインテリアデザイナーの草分けで海外にも留学しドイツ表現主義の影響を受けたという中々に興味深い人生を歩んだ人なのです。今回は表現主義をより解って頂こうということで代表的な映画『カリガリ博士』を上映したのでした。併映は『チャップリンの消防夫』、ピアノ演奏・新垣隆、弁士・片岡一郎でした。終映後は展示にお客さんが流れてくれたそうですのでお役目は果たせたようです。良かった良かった。

 今回展示の森谷延雄氏は正に知られざる才能だったのではないでようか。それともデザインの世界では有名なのかな?そちらには疎いので解りませんが出身地での展示は大いに意義のあろうかと思います。33三歳の若さでこの世を去った彼の人生は大正の和洋が混ざりあってゆく様を具体的に我々に示してくれます。中でも東京府の図案募集で一等を獲得した22歳の時の日記に書かれた「私の一生は家具界の革命であるのです。/森谷式を作ることであるのです。」という言葉には本人のみならず日本の若さが漲っているようです。この国が老いたとはよく耳にする言葉です。本当にそうかは分りませんが大正時代、日本は確かに若かったのでしょう。若干22歳の青年が革命を志せる、凄いことです。
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