ちかごろ全く公演報告をしておりませんで、そういう事をしていると宣伝だけかよ、見たいな話になるので書きます。公演報告。でも書いてるのは7月にはいってから…。
門天若手寄席 第九回

 のんびりペースでやってきた門天若手寄席も第9回ですよ、奥様。大した物です。継続は力なりと言いますが、つまり継続と言うのは力技なのです。どうしたってトラブルがあったり、それでなくてもメンド臭くなったりなんかして疲れて辞めちゃったりなんかするのです。それが9回、偉いぜ俺。

 などどえばるほどの事もないのですけれどもね。

 さてさて、今回の出演者とプログラムは以下の通りナリ。

 前講 田辺銀冶 『大名花屋』
 落語 三遊亭きつつき『千早ふる』
 講談 一龍斎貞橘『西行鼓ヶ瀧』
 活弁 片岡一郎『SHI-KI』『Life Story』(編みメーション)
           『月世界旅行』
 大喜利 出演者全員による『喧嘩安兵衛』

 ・・・・だったはずです。

 貞橘は大学の同期、きつつきさんは我々が芸人になったばかりの頃にお客さんとして来てくれた事があります。その後、彼も道を踏み外して落語家になってしまったというナンギな方です。そんなメンツですので楽屋は大変に締りが御座いません気楽な楽しい雰囲気でした。

 こうして同じくらいのキャリアの仲間と一緒に回をやると言うのは中々どうして刺激になるものです。もっと頑張らにゃいかんなと思います。いえね、真面目な話ですが、やっぱり回数をこなさなきゃ不味いな、と。本芸では劣ってるとは思わないんだけど、掴み方とかがねぇ、差がある気がする。ネガティブになっているのではなく正確な判断です。たぶん、おそらく、、めいびぃ、、、。

 話戻します。今回特筆すべきはやたみほさんの編みメーションを語らせて頂いた事でしょう。編みメーションとはいかなる物か?つまり編み物でアニメーションしちゃうという、恐ろしく手の掛かったアニメであります。

 よく言われるんですよ「どうして弁士になったんですか?」って。適当な事を答えながら内心「大きなお世話だ」とか思ったりするんです。アタイはそんな野郎なので基本的に他人の人生には不干渉なんですが、そんな私ですらなぜ?と思ってしまうのが編み物でアニメーションという発想です。弁士からみて、それでもなおスタイルフリーな創作活動には畏敬の念すら覚えます。あのね、自由なら良いってモンじゃないのよ。ここんとこ大事なんだけど、自由の前に完成度が無けりゃダメなの。完成度が低くて自由なのは嫌いなの。これもよく言われるんです「今の映画の音消して語れば?」とか「適当な映像を作って語れば?」とかね。繰り返しますが完成度が低いのは嫌なの。

 もうお分かりですね?編みメーションは完成度が高かったという事なのです。語りたいと思える作品だったのです。こんな事を言うのはもしかしたら傲慢なのかもしれません。しかし弁士はもはや無声映画の付随者ではないのです。確固たる芸人なのです。でも映像が映っている時に演者が目立つのはやっぱり違うと思いますがね。少なくとも私の求める世界じゃない。だから良いと思える作品との出合いを真剣に求めなければならないのです。これまで真剣に演りたいと思えるのは川本喜八郎監督の人形劇位でした。そこに現れたのが編みメーションだったという訳。

 舞台裏を話すのは好きではないのですが、実はこの日は編みメーションにつけた語りは90%アドリブでした。最初は台本書こうと思ったのですが、アドリブでやってみたくなったんですね。基本ビビリの私がアドリブでやってみたいという事はまず無いので自分でも不思議でありました。

 話はまたしても脱線しますが、活弁をアドリブでやると脳味噌がグルグル回るのが解ります。言語を司るのが、えーと左脳だっけ?とにかく脳が活性化します。絶対ボケ防止に役に立ちます。アドリブで活弁。

 とにかく、編みメーションも挑戦でしたし、アドリブもある意味挑戦でした。挑戦してるって若手っぽくて良いよね。

 何て感じで無難にまとめます。ちゃんちゃん。
 
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|06/27| 活弁コメント(0)TB(0)












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