したまちコメディ映画際in台東

 最初に宣言します。私はこれから文句を言います。それもキツメに。

 あ、デーモン小暮閣下で検索されていらした皆様、はじめまして。活動写真弁士(活弁士に非ず)の片岡一郎と申します。閣下の映画ない活弁は見事でしたよ。活弁というか語り芸として結構でした。

 さて本題の序論です。

 よく、手前の勝手な意見を言ってるだけなのに「これは批評だ。言われている側は耳を傾けるべきだ」てな事をのたまう方がいらっしゃいます。私、その手合が大嫌いなのです。大っ嫌いなのです。

 なので、冒頭に言っておきます。この文章は私憤です。公正な意見ではありません。ただ一観客がフザケンナと怒っているというそれだけの文章です。なので当該映画祭関係者の皆さんは気にされる必要はないのです。でも私にも言いたいことがあるのだ、ということです。

 こっから本題。

 この上映会の情報を得たのは東京国際映画祭のプログラム(みたいなの)でした。そこには「弁士・デーモン小暮閣下」と書いてあったのです。閣下が以前から活弁をされていたことは商売柄耳にしていました。そして聴いてみたい、いやさ拝聴してみたいと思っていたのです。閣下は優秀な芸能人であります。ここでの芸能人とは芸能者としての本来的な芸能人という意味です。そんな閣下が活弁をするとなれば、やっぱり興味が湧くのです。しかしながらスケジュールが多忙を極める我輩は中々閣下の活弁に触れる機会をつくる事ができず、ようやくこの日、閣下の活弁を聞くことが出来ると喜んで浅草公会堂に向かったのざます。

 文章が滅茶苦茶なのは気にしてはいけないのデアル。

 ところが・・・・・ところが・・・・・受付をしようとすると何やら張り紙が。文章を正確には覚えてません、写真も撮りませんでした(ネットでさがせばありそうな気がするね)ので大まかに書きますと

 (大意)本日のデーモン小暮閣下の活弁は諸事情により中止となりました。

 は?

 慌ててスタッフに尋ねる。
「活弁はなくなったんですか?」
「そうなんです」
「活弁を楽しみにして前売り買ったんですけどね。映画はやるんですか?」
「こちら(『コナニシテフウ』)を上映いたします」

 意味が分からない…

 嫌な予感は少しあったのです。映画祭のイベントなのにパンフにもチケットにも「歌唱・弁士 デーモン小暮閣下×琵琶奏者 友吉鶴心」としか書いてない。つまり映画のタイトルが公表されてない。ただ、デーモン小暮閣下が無声映画に朝鮮としか書いてない。でも映画は上映するという。しかもデーモン小暮閣下の出演もあるという。繰り返します。

 意味が分からない…

 チケットに歌唱・弁士 デーモン小暮閣下と書いてある以上、イベントの根幹が閣下の活弁なのは明白なのです。なのにそれが無くなったとだけ発表してチケット払い戻しの案内が一切ない。上記の会話をしてもスタッフからは払い戻しの「は」の字も出てこない。

 結論から言うと『コナニシテフウ』とは閣下が以前監督した短編映画(トーキー)です。ファンにとっては当然の知識でしょうが、私は知りませんでした。で、『コナニシテフウ』普通に上映されました。面白かったです。

 では活弁中止とは一体なんだったのか。前提の知識として申し上げますが、これまで閣下のやってきた活弁とはトーキー作品の音を消して、作品もある程度再編集して、それに閣下が語りを付けるというものだったようなのです。そして今回もその方法でやるつもりだった。作品は『ゴジラ』第一作だった。閣下が寝る間も惜しんで編集した。閣下が寝る間も惜しんで台本書いた。本番2日前になって「上映できません」の連絡が来た。

 らしいのです。

 しかも映画祭のHPには活弁が無くなった事に対して「ご了承下さい」としか書かなかったんですね。それを見た閣下が御自身の「お詫びの一言もない。時間を返せ」といった意味の発言をしたら慌てて映画祭HPを書き換えて、それが以下の文章だったのです。

「歌唱・弁士デーモン小暮閣下×琵琶奏者友吉鶴心」におきましては諸事情により「活弁」の上映はなくなりました。お客様、関係各位には心よりお詫び申し上げます。
※デーモン小暮閣下は予定通り出演されます



 確かに「お詫び」の一言は入りましたね。だけど、これを読んでるお友達は分かるよね。最後の一文「※デーモン小暮閣下は予定通り出演されます」の非常識さが。結局、映画祭のスタッフはデーモン小暮が怒った事にビビってHPを書き換えただけなのよ。出演されますぢゃねえだろ、出演致しますだろ。お前らのコメディってのはそこか?そこなのか?

 しかもね、開演が5分押したのよ。

 何の説明もない。

 それから私、2階席だったんですがね。1階、2階ともに最前列は関係者に当てているのかガラガラなのよ。その席にスタッフジャンパーを着た奴が座る。

 1階の最前列にだ。

 どうなってるんだ?この映画祭は?不快感、不信感の塊だぞ、オイラ。

 一応スタッフから活弁中止についてのお詫びらしきものがあったけれど、なんだか要領を得ないしね。何をするつもりだったのか、どうしてこうなったのかがまったく分からない。権利の問題がどうとかこうとか…。

 結局、トラブルの全容がつかめたのは閣下のトークによってでした。閣下は愚痴という名のトークで全力で観客をもてなし、この日の不祥事の説明をしました。本来映像つきで語るはずだった『ゴジラ』を語りと音楽だけで公演しました。あれだけの熱演をされたら終演後に文句を言うのは野暮ってもんです。客はそれが分かるから大したトラブルもなく、活弁なしの活弁イベントは拍手すら起こる中でハネました。

 完全にデーモン小暮閣下に救われたのです。だからスタッフ!客出しの時に固まって談笑してんじゃねえ!せめてお詫びしながら客を送れ。

 ・・・・・あのね、分かるのよ、映画祭なんてボランティアスタッフがいなけりゃ成立しないのは。だから色んな不備があるのも分かるの。ちょっとやそっとのトラブルじゃ文句を言うつもりはないの。だけど今回のは色々かつ余りに酷過ぎる。

 そもそも映画祭なのに映画作品の告知をしなかったという事は、権利関係を甘く見て、見切り発車で企画を進行させたとしか思えません。そしてデーモン小暮というネームバリューに乗っかるのが目的だったと思われても仕方ないのです。

 客をなめんな、映画をなめんな、活弁をなめんな。冒頭に言った私憤の招待とは以上の三語につきるのです。

 おぉキッツイ、キッツイ。

 詳細はデーモン小暮閣下の地獄のWEB ROCKにて。
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