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 舞台を観に行ったときはチラシを掲載するようにしてるのですが、この公演のチラシは持ってませんので掲載出来ませんです、はい。

 知人・友人の木っ端若手声優が多数出演するオムニバス形式の舞台でありました。準備の手伝いに借り出されたら出演以外にも以前挨拶したことのある方が何人も居て、以前のように何をしてても外様感、みたいな状況でないのは有難い限り。

 まったく別件でも最近は人の縁が面白いのです。こないだなんて、某氏のお引き合わせで10年ぶりの再会を果たしたりしてます。世の中は狭いと思う反面、俺がこれまで精一杯活動してきたつもりでも、その範囲はせいぜいこの程度だったのだ、と思い知ったりもします。それが良いのか悪いのかは皆目見当がつきませんが、まぁ良いことにしましょう。

 ああ、そうそう『シャンゼリゼさなだ』ね、さなだ。

 若手声優が大挙して出演する舞台ですが、いかにも、イカニモ声優って感じの舞台でないのは個人的には好感が持てます。ただ声優が出演することをアピールしている以上、らしさもあった方がいいのではないか、とも思わないではありません。その「らしさ」が大事な舞台も先日見たばかりですし。ちなみに出演者ばかりでなく、演出も声優さんだったりする(らしい)この舞台は、それ故に演技に関心が行きがちです。あえてマイナス評価から書きますが、脚本・演出面でもう一工夫、ないしはもう一ひねり欲しい感は否めません。

 あの動作はなぜされたのか?あの言葉はどうして使われたのか?といったクエスチョンに対しての回答が弱いのよね。

 偉そうな事を言ってますが、これは自戒でもあります。私が弁士をする場合、演技も含めたボイス・パフォーマンスよりも、説明台本をどうするか=作品に対する踏み込みが最大の関心事でして、パフォーマンス面での弱さは克服しなければならん課題なのです。

 話戻しますと、『シャンゼリゼさなだ』は創って人々の関心がどこにあるのかが、ある意味気恥ずかしい位に露出している舞台だったといえます。非常に局地的な人選ではありますが、とはいえ若い声優さん達が何を想い、何を感じ、何を表現したいのかを感じることが出来る、という意味においては面白い舞台なのではないでしょうか。観客が好意的に観ることが前提ではありますが。

 褒めてるんだか貶してるんだか判らない文章なので(好意的ではあるけれど)、ひとつちゃんと褒めましょう。舞台設定が良いのです。物語世界は「シャンゼリゼさなだ」なるアパートだかが舞台になってまして、その集合住宅の各部屋ごとに物語があり、という感じです。優れているのは部屋という場所ですね。会場のメガバックスシアターは小さな劇場で、当然舞台も狭くて、それがいかにもアパートの一室という風情でした。最近観に行った舞台は舞台機構と物語の整合に苦労していたものが多かったので、その点は素晴らしかったと思います。誰のアイディアかは知りませんが。

 何度も同じようなことを書いてますが、知り合いの出ている舞台は評価がし辛いのです。もし私が高校時代、週に一回は小劇場に足を運び、どっぷりと演劇に浸かっていた頃にこの舞台を観たらどんな感想をもったか。それなりに楽しんだのか、それともボロクソだったのか。分かりませんな、こればっかりは。
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