ふとした御縁で音影さんのライブに出演させて頂きました。音影の皆さんは異次元から来た忍者らしいんですわ。んでもってその忍者のお一人と某所で知り合ったのがこのライブに出演したきっかけでした。

 といってもね、私はミュージシャンでも何でもない、ただの喋り屋なので仕事は喋ることですよ。

 この日は音影さんと石鹸屋さんの2マンライブであったのですが、先にご出演の石鹸屋さんで盛り上がること盛り上がること。スンゴイのよ。かつてはアタシも東京キネマ倶楽部で色々やってましたが、あんなに盛り上がる東京キネマ倶楽部を見たのは初めてですよ(デパートメントHは別の意味で大盛り上がりですが)。

 客がうねる、ってんですかね。

 後半が音影ライブでした。音影で検索してきた方にご説明しますと、音影登場の前に和服着てなんじゃら愚駄々々喋ってた奴がいたでしょ。あれがオイラ。本職は活動写真弁士という珍なる仕事です。

 舞台上のセッティングが終わって、BGMがフェードアウトして、場内暗くなって、「いよいよ音影登場だ!」みたいに客席の期待が高まる訳よ。そしたら音影じゃない人が舞台にいきなり現れて喋り始めるのよ。

 ゑ!?

 みたいな空気に一瞬なるのよ。

 あれは…面白かったなあ。かつてザ・ビートルズが来日公演した時、ザ・ドリフターズが前座で出ることになって、場内アナウンスで「ザ」って言葉が出ただけで会場が爆発しそうに盛り上がって、ドリフターズが出てきて「誰だこいつらは?」って空気になったというアレですよ。

 「んまあお待ちよ」てな気持ちでやってました。

 皆さんちゃんと聴いて下すって感謝であります。完全に硬い口調でいくプレッシャーに負けてほんの少し小ネタ挟んだんですが、そこでもウケてくれて、今日のお客は甘いな優しい方々だな、と。普段ああいったお客さんの前で話す機会が無いので楽しく語らせて頂きました。ありがたい事です。多謝。

 ちなみにね、ライブの撮影してたじゃないですか。DVDにするんだそうで。私知らなかったのよね、その事。直前に知りましたよ。「やっべ、噛めねぇぢゃん」とか素人みたいな事考えましたよ。

 元々実働時間90秒なのは分ってたんで、一つのミスが致命傷になると判断して、噛まないように、突っかからないように2日前から稽古々々だったんですがね。

 いやいや、ほんと気合入れて稽古しといて良かった。リーダーの李維さんからは台本を手に持ってても良いよと言われてたんですが、台本持ったままDVDに収録されてしまう可能性もあったわけで…、ほんっと気合入れて恵子、ぢゃねいや稽古しといて良かったと思いました。

 みんな、稽古は裏切らないぜ。

 ま、私が喋った所はDVDに収録されない可能性だってありますからね、それはそれで。

 なんにしても楽しい夜でした音影さん、石鹸屋さん、お客様に感謝であります。

 ちなみに会場だった東京キネマ倶楽部という場所ですが、かつてはグランドキャバレーだった場所で石原裕次郎やなんかも撮影で使った事があるという空間なんですね。そのキャバレーが閉店して、10年以上死んだ空間だった所に、無声映画と活弁の常設館として若干の改装の上「東京キネマ倶楽部」がオープンしたんです。ところがお客さんが来ませんでね(ライブで満員だったあの会場で私は5人のお客さんを相手に活弁をやった事があります)、1年半ほどで無声映画から撤退、現在の貸ホール体制に移行する事になった訳です。

 どうでもいいやね。でも歴史として。
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|02/20| 活弁コメント(0)TB(0)












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