旅って面白いもので、毎朝目覚まし時計がなる直前に目が覚めるんですよ。眠りが浅いんですかね、緊張してるんですかね。よく分かりませんが、でもそれは事実なのです。なんか少し恥ずかしいね。

 という訳で、この日も目覚ましがなる15分前に目が覚めました。枕元にはお湯を入れたグラスを2つと、お湯に浸して軽く絞ったタオルを置いて、洗面所のシンクにはお湯満タンにしてドア開けてという乾燥対策を2日続けてとりました。もっとも喉はやっぱり痛いわけで困ったものです。しかも本番当日です。皆さん、旅は初日から気を緩めちゃイケマセンよ。

 あ、以前アダルトチャンネルについて話すとか書いたのを思い出しました。ここで書きましょう。クロアチアではどうやらアダルトチャンネルは放送時間が決まってるようなのです。正確な時間は分かりませんが、多分夜の11時~朝6時とか、まぁそんな感じね。ところが興味深いのは放送時間外なのです。日中にチャンネルを合わせると、日本だったら砂嵐かカラーバーが出てますわね。あちらは放送時間終了の瞬間で一時停止になってるの。しかもその瞬間が決まって最中なの。だから昼間でもなんでもアレやナニが大写しなのさ。これだけでこの国のユルさが分かるでしょ。徹底してないのよね。証拠写真は撮ってません。撮ってませんたら。

 ちらっと書きましたが、今日は本番当日なのです。アダルトチャンネルの事なんか書いている場合ではないのです。でもお土産も全然買ってないのです。今回は出発前にお世話になった方も多いので手ぶらで帰る訳にもゆかず、W姐さんからは「お土産は病気以外ならなんでも良い」というナイスな要求をされたので、これも何か買わなきゃイカンとなると、多分フラフラ出来るのは今日の日中が一番なのです。稽古なんかしてる場合か。観光もしてねぇし練習をおしてでも買い物に出なければ!という理由で喉も痛いのに町中へ出掛けたのでありますよ。


イェラッチチの騎馬像
お上りさんはこういう写真を撮らねばならんと思ってる


 最初に買うのはこれだ!

チャップリン&キートン
クロアチアの廉価版DVD

 いきなり自分用かよって感じですね。済みませんですね。価格は大体35クーナ日本円に直すと約500円。パブリックドメインのDVDなんかその程度が適価なのだね。チャップリンは1~5巻、キートンは1~3巻が出てました。生憎と2巻が欠品でしたがそれ以外は購入。おほほ。ロイドは売ってませんが、ローレル&ハーディは売ってました。
 帰国してから見たら画質の悪いことったら。

 目的の物は買ったので市内観光です。お土産?後回しさ、そんなの。

 とりあえず青果市場を見て廻っていたらクロアチア人のおばちゃんが声を掛けてきます。手織りの織物を売っていて、日本の雑誌「フィガロ」の取材を受けた事もある、とか言いながら出してきましたよ「フィガロ」を。おぉ写ってるじゃん、おばちゃん。日本語で紹介されてるじゃん。で、その織物いくら?そうかそうか日本円になおすと3000円か、高ぇなおい。でもしょうがねぇよ買っちゃおうか。
 てなもんで軽くボラれてみたりしました。もうね、絶対観光客価格なのさ。値札がどこにも無いしね。でも営業の上手さに脱帽だよ、僕は。

 路地をあるいていると賛美歌が聴こえてきます。そうか日曜だもんね。なんて思いながら信仰心の欠片も無く少しだけ礼拝を覗かせて頂きました。しかし賛美かって美しいよなぁ。お経も耳に快感を与えてくれますが、こちらも良いね。宗教芸術の完成度の高さは素晴らしいとしみじみ思います。迷える衆を導くのと、洗脳するのは紙一重ですね、しかし。

 教会
賛美歌に誘われて入ってしまった

 
 あのね、無目的に歩いてる訳じゃないの。行きたい場所があるの。その筆頭がザグレブ博物館。ザグレブで発掘された土器や化石、あるいは中世の絵画や調度品、果ては近年の映画ポスターまであって入場料は20クーナ。これは行かねばなりません。 
 が、適当に歩いていたら迷った…。
 
 ここはどこ?
迷った記念

 
 もっともね、街並みが美しいと迷っても楽しいのですよ。どうせ本番は夜だしさ。
 公園でぼんやりしていると、こんな張り紙が。

 何かあった?
何かあった?

 
 何が書いてあるかは全く分かりませんが、皆で仲良く遊びましょう、という内容でない事は分かります。
 それからこんな看板も。

ザグレブ フィルム
ザグレブ フィルム

 
 もう稼動していないようです。こういう看板に反応してしまうのは職業病ですな、我ながら。

 そんなこんなで迷いながら到着しました、ザグレブ博物館(muzej grada Zagreba)へ。

ザグレブ博物館
 ザグレブ博物館


 ここがエライ分かり辛いのさ。看板がこれだけだぜ。引きで見るとこんな。

ザグレブ博物館2
ザグレブ博物館2

 
 確実に客呼ぶ気無いよね。
 しかもさ館内に入ろうとすると入り口がどこか分からないのさ。普通、博物館の入り口ってはくぶつか~んって感じでデカデカといらっしゃいしてるもんでしょ?そういうのが無いの、まったく。何か裏口としか思えない普通のドアがあるんだけど、中が暗いの。休みか?と思うんだけど「地球の歩き方」は休館日・月曜になってる。でもさ、勝手に入って警報がなったら嫌じゃん。仮にも博物館なんだから。

 しょうがないので、恐るおそる入りましたよ、その裏口チックなドアから暗い館内へ。
 そしたらスタッフルームからお姉さんが出てきて、おもむろに館内の電気を付けました。客の居ない間は電気を入れない方針らしいです。いいのか?博物館ってそれで。展示は面白かったですけどね。

 今回はスケジュールの関係で涙を飲んで観劇を諦めたのがここ。

コメディ劇場
コメディ劇場

 ザグレブには国立劇場の他にコメディ劇場(Gradska Kazaliste Komedija)があるんです。特別ガイドに載る事はないけれど、地図には載ってるのですよ。ここは行きたかったなぁ。入場料は出し物によって違うみたいですが60~120クーナ、てこと高くても2000円。ああ、行きたかった。

 コメディ劇場 
コメディ劇場ポスター
こんなのやってました


 あとはやっぱり見ておかなきゃと思って聖母飛昇天大聖堂へ。

大聖堂1
大聖堂2
大聖堂3
でかいのダ


 博物館一軒しか行かずに、コメディ劇場の前で指を咥えているのも寂しいので、もう一箇所どこかに行かねばなるまい!と思い立ち向かったのがこちら。

ナイーヴアート美術館
ナイーヴアート美術館


 ナイーヴアートというのは美術の教育を受けていない人達によるナイーヴ(素朴)な美術群で、クロアチアでは農民達がこれを発展させたのです。なのでこれ、といった定義は無いのですが、ガラスに描いたクロアチアのナイーヴアートは評価も高く、クロアチアとしてもアピールに力を入れているそうです。その中心ともいえるのがナイーヴアート美術館(Hrvatski muzej naivne umjetnosti)であります。入場料は20クーナ。入り口で色んな言葉に対応したパンフレットを貰えます。なんと日本語のパンフレットもちゃんとある。説明が難しいのですが、ここで展示されている作品は良かった。にほんでももっと紹介されると良いのに。

 ナイーヴアート博物館からすぐの場所には、これまた観光名所の聖マルコ教会(sv. Marka crkva)が御座います。
聖マルコ教会
聖マルコ教会2
聖マルコ教会 屋根が特徴です


 えーと、思ったより長くなってしまいました。
 続きはまた後日。

 いつになったら本番を迎えられるのか。
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