大いなる路

 映画ファンの皆さん今日は。今日は今話題の格差が無声映画にもあるというお話をしたいと思います。

 映画ファンにも色々な方がいらっしゃいますね。最新のVFX作品ばかり観ている方、韓流映画専門のマダーム、アニメばかりのオタクその他色々…。そうした映画ファンの中でも特に他者との交流が無い層に無声映画ファンが居ます。一般の方々の認識からすれば「無声映画ってナーニ?」でしょうし、仮に無声映画を知っていたとしても「つまんなそう」の一言で片付けられる事なんて日常茶飯事、好意的な意見を持ってると思えば「チャップリン面白いよね」で会話が終わってしまう。ひどい場合は「トーキーってやつでしょ」とまで言われる場合もあります。そんな会話も笑顔でかえせる素敵な人々が無声映画ファンなんです。フィルムセンターで珍しい無声映画が上映される時には、そんな素敵な人達が大集合しますから是非覗いてみて下さいね。ちなみに、この人達の欠点は「シャレがきかない」ことです。特に弁士は色んなヨタと飛ばしますが、そのために買ったヒンシュクは数知れずです。

 まあ、一言で言えばマニアックな世界なのですが、マニアにはマニアなりのメジャーとマイナーが厳然と存在しているんです。知らない方から見れば、無声映画ファン位マニアックな人は無声映画なら何でも観たいと考えていると思われるかもしれません。私も思ってました。しかし現実は違います。結局人が集まるのは『戦艦ポチョムキン』『カリガリ博士』『生れてはみたけれど』『雄呂血』のような文献に名前の出てくる作品ばかりです。無声映画の中でもマイナーな、キングオブマイナー映画には無声映画ファンですら寄り付きません。下手な農薬を撒くくらいならマイナーな無声映画の上映会チラシを撒いた方が虫が寄らないんじゃないかという位です。これが無声映画の格差ですね。皆さん、よく覚えておいて下さい。

 それでは今回はそんなマイナー無声映画の上映会情報をサンプルで紹介しますね。会場は阿佐ヶ谷のあるぽらんという中央線系居酒屋です。上映作品は『大路』という1935年の中国映画ですね。弁士はマイナーな無声映画ばかり語りたがる変態の片岡一郎です。この会場では中国の無声映画を5回も演ってます。次はタイの無声映画を演りたいと言ってるみたいです。第一人者澤登翠先生の一番弟子の名が泣いていますね。生演奏では先ごろ日本映画ペンクラブ奨励賞を受賞された柳下美恵さんを呼んできたみたいですね。人脈はあるのかと思えば、師匠の人脈を流してもらっただけのようです。しかも今回は役者さんや声優さんに弁士をやってもらう企画を同時に行うみたいです。これだって企画力があるのではありません。部外者を出演させてその人達に集客をさせようってハラに決まってます。見下げ果てた根性ですねェ。

 でも行くだけ行ってみると野良犬に餌をやった程度には喜ぶと思いますよ。詳細はコチラhttp://homepage3.nifty.com/aruporan/page003.html

 シャレだってばよ。
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