山田五十鈴先生が亡くなりました。95歳であれば年齢に不足は無いのですが、やはり喪失感は大きい物が御座います。私が弁士になるにあたっては衝撃を受けた作品が幾つかありますが、その内の1本が山田五十鈴主演、溝口健二監督の『折鶴お千』です。
 上映会場は世田谷文学館でした。上映設備はあるとは言え、遮光や防音が完全ではなく決して映画上映に向いている会場ではありませんでした。そこで『折鶴お千』を澤登翠の説明とカラード・モノトーンの音楽で見たのです。ラスト付近で会場のあちこちから聞こえてくる啜り泣きは、弁士と音楽の力もあったでしょうが、何よりも山田五十鈴先生の力であったと思うのです。

 私は基本的に「ご冥福をお祈りします」とか「合掌」とかを書いたり言ったりしないようにしているので、ここでも書きません。ただ自分の想いの一部を記すのみに致します。

 で、そんな話題に続いて自分の宣伝は実に下品なのですが、色々とスケジュールが詰まってしまっているのでご容赦下さい。せめてエントリーを分けろよ、と自分でも思いますが、これはこれで後で時代感が出てアリかもしれないと思ったりもするのです。

 表題の新聞一面ですが、本当なんです。
 別に政治的に何かやらかして捕まったんじゃないのよ。取り上げて下さったのはいわゆるローカル紙なんですね。ローカルな話題がちゃんとピックアップされるのよ。やっぱり嬉しいね、新聞一面。載っているのは練馬新聞7月7日号の一面です。

練馬新聞

 是非皆様も現物をお手にとって御覧頂きたいのです。
 ここで紹介して頂いているのは7月16日の●無声映画上映会「弁士の語りで観る練馬でつくられた映画」についてです。ちなみにこの公演、満席間近で御座います。興味のある方はお早めにどうぞ。

 それからあと二つ、しつこく宣伝いたします。

●山羊に、聞く?アフタヌーンシネマ
日時/7月14日(土)11時~
会場/山羊に、聞く?(代官山)
出演/片岡一郎、宮澤やすみ(小唄)
料金/要ランチプレートオーダー(1280円)

 お昼時を代官山で過ごしながら、小唄と無声映画も付いてきてしまう地味に豪華企画です。
 8月8日の壮行会も同会場で行いますので、どんな感じかな?と覗きに来て頂ければ幸いです。
 11時過ぎからゆるゆるとお食事の彩りに3セットばかり出演させて頂きます。お腹の空いた頃にお越し下さいませ。

 
 さらに

●門天若手寄席 お名残公演
日時/7月18日(水)19時~
出演/一龍斉貞橘(講談)、柳家喬の字(落語)、片岡一郎(活弁)、上屋安由美(ピアノ)
木戸銭/1800円(前売り・当日共)
会場/門中天井ホール
お問い合わせ/03-3820-8684
       monteninfo@gmail.com(門中天井ホール)

 門天ホールは本当に残念ですが、長年の歴史に幕をおろす事になってしまいました。この若手寄席を通じて門天ホールに初めて来たという方もいらっしゃいます。我々を応援して下すっている皆様は勿論、ホールを愛してくださっている方にも是非お越し頂きたいと思います。






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|07/10| 活弁コメント(0)TB(0)












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