常々申しておりますように、これはその日ごとに書いている日記ではなく、後追い日記です。なので執筆に当たってはオボロな記憶を手繰り寄せるようにして書いています。でもね、9月中は全日エントリーをすると宣言しましたらから最低限のメモを残しています。嘘書く訳にもいかないし。
 さて本日は9月19日の分を書こうとしています。どんなメモを残しているかと見てみたら・・・・・「銀行へ行ってみよう」とだけ。

 書けるか!そんなんで!

 今日の日記はもしかしたらフィクションです。

 多額の小切手を渡された片岡君、一晩ぐっすり寝て、とにもかくにもこれを何とかせねばならないとご近所の銀行に行くことにしました。一番近所の銀行はフラッグスター銀行といいます。聞いたことねぇおそるおそる窓口に行き小切手を見せて「これをどうにかしたいんだ」とモゴモゴ言いますと流石の銀行員さんもお困り顔。そりゃそうでしょう、ろくすっぽ言葉も話せない東洋人が多額の小切手を持ち込んだんですから。
 僕も以前、バイトで接客業をしてましたから分かります。怪しい奴ほ言葉が上手く喋れないくせに妙に愛想だけ良くてなぜか大きな金額の取引をしたがる。今日の片岡さんがまさにそれ。
 おやおや窓口のお姉さんが上司を呼びましたよ。何か相談してます。小切手とこちらを見比べたりしながら。どうやらこの銀行の口座を持っていない僕は、ここでは何も出来ないそうです。で、書面にBank of America と書いてあるからとにかくそっちへ行ってくれと仰いました。
 うちのご近所は大きなショッピングモールはあるんですが、代表的な銀行の支店が無い(実はあったんだけれど、この時はしらなかった)のでバスで町に出るしかありません。また多額の小切手を持ってバスにのります。そういえばこの間、フットボールの試合を見に行く時、バスの中で見知らぬおじさんに金をたかられたっけ、なんて事を思い出しながら。

 Bank of America、略してバンカメはちゃんと町に御座います。こちらでもおそるおそる入りまして、グネングネンの英語で「この小切手をどうにかしたいんだ」と伝えます。またお姉さんが困った顔をしました。そして、「あそこに椅子があるから、少し座って落ち着きたまえ。その間に君の処遇を考えるから」というような事を仰いました。待つことしばし、またしても上司の方が出てきました。しかし小切手にはBank of Americaがしっかりと印されておりますし、受取人は間違いなく僕なのです。さすがに対応が違います。こちらの幼稚園児並みの英語にもしっかり耳を傾けて、何をすればいいのかを探ってくださいます。出来る男って感じです。良い時計と、良いネクタイと、良い靴を身に着けてらっしゃいますしね。おまけにお腹も少し出てます。

 実を申しますと、ミシガン大学には日本語が話せる方が大勢います。また日本語が話せない方でも親切な方がもっと大勢います。その皆さんが「何か困った事があったら直ぐに言ってね」と親身になって下さっています。おそらく、そうした方々についてきて頂ければ、こうした手続きもオチャノコサイサイで済んでしまうのでしょう。でもあえて僕はそれをしていない。なぜならば、この旅の間はとりあえず一度やってみよう。それで駄目なら臆面もなく助けを求めようと方針を決めているからです。
 気の毒なのは僕のチャレンジに付き合わされる、罪のないアメリカの方々です。
 ごめんな。

 あ、哀れなアメリカ人、じゃない、銀行の偉い方がこっちにやってきました。
 彼の指示で、お姉さんが動いています。さすが頼りになる。

 待つことしばし。

 カウンターから出てきたのは、発行人名義がミシガン大学から僕の名前に変わった小切手なのでした。

 フリダシニモドル。(ひぐらしのく頃に的なアレ)

デサート
以前食べたデサート的なアレ

 この物語は英語が出来ない僕の被害妄想が多分に含まれたフィクションであり、実際はどちらの銀行員さんもとても良くしてくれたました。

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|09/19| もやもやコメント(0)TB(0)












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