アメリカは広い国だねぇ。
 ちょっと違う町で仕事ってだけで飛行機ですよ。なんにしても飛行機は事前に時間と手間がかかります。空港には早めに着いていなくちゃいけませんしね、乗るには荷物チェックを受けなきゃなりませんしね、乗ったら乗ったで定刻出発ってあんまりないですしね。
 私の住まいはAnn Arborの外れに御座います。空港までは車で30分程度。
 という事は、自宅を出てから飛行機が離陸するまで悠々3時間くらいかかるのね。んでもってフライト時間は一時間半だったりするのね。なんだか不思議ね。

実をいうと、少し緊張してました。初の米国巡業ですもの。こまかいやり取りも英語でしなきゃならないかもしれないんだもの。

 今回の仕事先はインディアナ大学。
 インディアナちゃんてば凄いんですよ。なんと自宅から空港までのタクシー代も出してくれる!そんな待遇良くて良いのかしらと思いますよね。日本じゃ、そんな扱い受けたことないですよ。空港へはバスが出ています。片道12$、事前予約をすれば往復22$でとてもお得。で、も、今回は足代が出るのでタクシーです。

 早朝、つまり朝7時、タクシーが来る予定の時間です。
 一昨日霜がおりましたからね、この時間だと結構寒いんですよ。
 息が白い。
 タクシーが、こない……。

 いきなりの躓きか?俺のアメリカ巡業はスタートラインでコケるのか?と不安になりましたが、10分ほど遅れてタクシーがやってきました。タクシーまでミシガンタイムかね。運転手はアーメッド君です。「道に迷っちゃった」と笑ってました。こういうときに「No problem」としか言えない日本人。実際、大した問題は無いんですが。
 タクシー会社には往復の運転をお願いしてます。そうすれば行きで往復分の領収書が貰えて、現地でまとめて渡せるので楽チンだからです。空港に着いたアーメッド君が言いました「43$ね」と。

 話、伝わってねぇ。
 片道分じゃんか、それ。
 「往復で予約してあるんだけど」と伝えると「じゃあ帰ってくる日に電話頂戴」と名刺を渡されました。物凄い伝わってねぇ。悪いのはアーメッド君ではありません「○時に××に行け」としか言わないタクシー会社です。なのでチップもお渡しして空港へ。

 よくガイドブックには「受けたサービスに不満があったらチップは渡さなくて良い」としてあります。でも英語を習っているスティーブによれば、基本的にチップを渡さない選択肢は無いんだそうです。受けたサービスに満足なら笑顔でチップを、不満なら憮然とチップを渡せば良いのだそうです。

 でも平然とチップを要求してくる奴の方がサービス悪い事が多いです、この国。
 仕事が出来る人は「チップは?」とか客に言わなくても貰えるんでしょうね。
 
 今回はU.S airwaysという路線での旅です。デトロイトからフィラデルフィア経由でインディアナ着、帰りはインディアナ発のシャーロット経由でデトロイト。思わず空港で写真撮っちゃうくらい浮き足立っています。

デトロイト空港
デトロイト空港にて

機内より
機内より

 さてまずはフィラデルフィア。ここで乗り換え待ちですが、どうやら次の飛行機が遅れている模様。食事でもと思って買ったサンドウィッチは不味い。
 何やら知らない番号から電話があった事に気づきます。相変わらず僕の電話は知らないアメリカ番号の発信者を「アメリカ合衆国」と表示します。怖ぇつーの。こちらから恐る恐るかけてみると自動音声で対応。「お前の旅券番号を言え」だかなんだか要求していますので番号を言うのですが、認証しない……。発音ですね、分かってますよ、でもどうしようもないじゃないのさ。何度かトライしてると、また違う番号から着信、野太い男性の声で「どうかしたかい?」と。どうしたのか分からんから困っとるんじゃ。

 てんやわんやの結果、要はフライト遅延のお知らせでした。
 
 知ってた、それ。

 インディアナにつくと、また電話をせねばなりません。タクシー会社のカウンターが無人なのです。そして「誰もいなかったら、ここに電話してね!」ってボードが立ってる。今日は電話で苦労する日だ。

 しかして到着した車がこれだ。

親分カー
親分カー

 何事かと思いましたね。
 誰かと間違ってるんじゃないかと。
 こういう車でお出迎えされる日本人は政治家か、その筋の親分か、あるいは俺くらいなものでしょう。乗ってても落ち着かないったらないのさ。あまりの豪華さに車の写真をとるという貧乏人丸出しの行動を取ってしまいましたよ、アタクシ。

 ホテルにも無事到着。なかなかよろしいホテルです。

インディアナのホテル
インディアナのホテル 持て余し気味のベッド

 部屋にはインディアナ大学の方からの手紙が置いてありました。顔合わせは明日の模様。

 かくして僕は夕食の為に、初めてきた町を夕闇のなか徘徊するのでした。
 実際ね、僕が海外公演に比較的呼んでもらえるのは、こういうのがOKだからでしょうね。最低限小遣いを渡しておけば空港からホテルには一人で行ける、食事も一人で何となくレストランに入れる。普通に生活されている方には、そんなの当たり前じゃないかと思うでしょうが、ゲストを迎える立場になってみると、こういうのは思いのほか扱いやすいんですね。1から10まで他人の面倒を見るのは大変ですから。

 ・・・・・お世話になっておりますMarkus先生

今夜のお食事はMalibu Grillというお店のライムチキンパスタ、飲み物はバカルディをロックで。Malibu Grillは町でも有名なお店だそうで、厨房に大きな窯があってピザを焼いています。インディアナ大学に行く方は是非お訪ね下さい。

ところでアメリカは食事中に店員さんが「味はどう?」って訊いてきますね。ここでも「Good」としか言えない日本人。実際美味しかったから問題ないのですが。

 ちなみにインディアナ大学周辺は田舎です。アナーバーも都会ではありませんが、インディアナに比べれば大都会です。どのくらい田舎かと申しますと……夜も更けて来たので、明日ご報告。
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