忙しい、忙しいと申し上げておりますが、実際にどれくらいかと言いますとこのあと一週間では10月17日にカンザスで『生れてはみたけれど』を演って、19日にミシガンで『突貫小僧』とチャップリンの『The Kid』を演って、21日にワシントンでもう一度『生れてはみたけれど』を演ります。次の週はミシガンで『東京の合唱』を演り、翌日にシカゴで『御誂治郎吉格子』を演るのです。もうしっちゃかめっちゃかなスケジュールなんですね。

 とか言いながら、実はこの後にさらに地獄が待っている事を11月27日の僕は知っているわけですが、それはさておき大変な慌ただしさで御座いましたよ。

 『生れてはみたけれど』は台本が出来ているら良いとして、問題は『突貫小僧』と『The Kid』です。『突貫小僧』はずっと前に新・文芸坐さんで演らして頂いた事がありますが台本がちょっと気に入らないので新たに書き直し。でもこっちで練習用のDVDが手に入らないのでYouTubeで見ながら台本制作。なんつーか、便利な時代になったものです。
 YouTubeで思い出しましたが、ミシガン大学のサイトでも無声映画が無料でがっつり見られます。日本映画はないと思いますが、時間があったら覗いてみるといいかもしれませんよ、映画ファンの皆様。

 『The Kid』は今回が初演。チャップリンの長編は権利の関係がありまして、日本だとやる機会が激減しております。現時点で日本での上映を管理している角川映画さんの方針でチャップリンの長編作品は映画祭形式じゃないと(基本的には)貸し出して頂けません。ちょっとこの方針に個人的には違和感があるんですが、現状そうなので我々のような単発系お仕事の人間ではチャップリンの長編は説明するチャンスがないんですね。アメリカでは貸し出し条件が日本とは違うので、今回上映できたという次第。
 日本文化である弁士を日本では出来ずに、アメリカでは出来る。ことチャップリンに関しては、ちょっと不思議な状況なんですね。

 上記の理由から僕はチャップリンの長編作品をやった事がありません。『街の灯』も『黄金狂時代』も、そして『キッド』も。今回はそんなチャップリンが演れるのです。緊張半分、嬉しい半分。なにしろ無声映画を知らない人もチャップリンなら分かるという、無声映画を象徴する存在のチャップリンです。短編時代に恐るべき完成度を誇り、圧倒的に語りを拒んでくるチャップリンです。台本を書くのにも力が入ろうという物です。

 『突貫小僧』と『The Kid』、なんて素敵な子供映画二本立てでしょうか。このプログラムに感心しましたね、アタシャ。

 それはそうと、こちらはもうハロウィンムードです。日本だとハロウィンで盛り上がる人ってかなり頑張っちゃってる感じですが、こちらはどうなのか?これも楽しみです。もっとも日本でも六本木は全力でハロウィンしてますが。昨年、夜の六本木を二人のフリーザ様が並んで歩いていたのと、明け方の都営大江戸線で疲れ切ったピカチュウが立ちつくしていたのは忘れられません。
 
 我が家も一応アメリカらしく。

かぼちゃ
ジャック・オー・ランタンとはあんまり言わないらしい

かぼちゃ2
別角度、頭にある脳髄を掘り出した痕跡がホラー
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