朝です。昨日は降りる空港を間違えるという空前の失敗をやらかしました。
 前回のインディアナでは財布を落すという失敗をやらかしました。
 こういう所に澤登の遺伝子を感じます。

 さて、本日はカンザスでの公演日で御座います。明日は朝が早いので関係者とのお食事は今日のお昼となりまして、どうやらこうやらお喋りをさせて頂きました。昼食の後に一度大学に行くことになりましたが、一緒に行動するメンバーにアメリカ人がいないという事態になったのです。僕とフランス人と中国人。主な話題は食事の事。
「アメリカの日本料理は日本料理じゃない」
「アメリカのフランス料理はフランス料理じゃない」
「アメリカの中国料理は中国料理じゃない」
 と、三人で意見を確認し合ったのです。
 考えてみりゃ当然ですわね。日本人が中国人を中華料理屋に連れて言ったら食べ終わる頃に「もしかしてこれ、中国料理?」と聞かれたなんて話も御座いますから。どこに国でも、その国の人に合わせてアレンジされるもんです。

 本日の会場はここ、Helen Foresman Spencer Museumのオーディトリウムです。

ミュージアム
カンザス公演会場
 
 ミュージアムです。こういう場所で出来るのが嬉しくてね。ついでに展示もみちゃったりしてね。

キリスト像
キリスト像

仏像
仏像

 それで空き時間には町も見て歩いちゃったりしてね。のびのびしちゃいますね。のびのびしちゃうと言えばね、カンザスは温かいのですよ、まだ。秋なのよ。アナーバーはもう霜がおりてるってのに。こういう部分でアメリカの大きさを感じますな。

秋
秋の日差し

 アナーバーも田舎っちゃ田舎ですが、カンザス大学のあるローレンスもなかなかどうして時間の止まった町です。どのくらい止まっているかと言うとゲーム&DVDショップの通りに面したディスプレイがこれだもの。

 もっともかなり大きい力作なのでバラすのが勿体なくてそのままなのかもしれませんが、にしたって、あなた。のどかな町でしてね、メインストリートでこんな程度です。町中には古本屋が一軒、絵本中心の新刊書店が一軒ありました。アメリカの地方都市では普通の新刊書店は壊滅的な状況だそうです。アマゾンの影響は凄まじいらしいですね。ましてやこれからは電子書籍がもっと普及するでしょう。小さな本屋さんがやっていくのは至難の業と言わざるを得ません。そんな理由で残っているのが絵本中心か古本屋なんですね。
 ちょっと映画のデジタル化問題にも通じる現象ですな、これは。

 ちなみに古本屋さんには猫が居ます。招き猫ってほど働いてません。お店の中でずっと寝てます。そして平気で触らせてくれます。日本を離れてから一ヵ月半、久しぶりに猫と触れ合うのでした。

古本屋の猫
猫、眠そう


 もうウチの猫、俺の事忘れてるだろうな……。

 夜は『生れてはみたけれど』の説明でした。町中はおろか、博物館の中にも今日の告知を見かけなかったので、お客様はいらっしゃるのだろうかと少し不安でしたが、ちゃんと来てくれて一安心。あとアメリカは質疑応答でちゃんと質問が出るのでやりやすい。感謝であります。

質疑応答
質疑応答。アメリカでは質疑応答中にお客さんはバラバラ帰ります。

名刺交換
名刺交換の図。やらせ写真じゃありません。


 今回の渡米で感じるのは、様々な日本映画研究の先生と会うと大抵の方が「澤登さんとは会った事があります」とか「澤登さんにはウチに大学に○年前に来てもらった事があります」とか「澤登さんの公演を日本で見たことがあります」と仰ること。皆さん、ちゃんと抑えるべきものを抑えて研究されているのだと、改めて感じた次第。そして、これだけ研究者の間で知れ渡っている澤登翠を、やっぱりウチの業界は活かしきれていないな、という事。

 絶対にもっと盛りあげるチャンスがこれまでに何度もあったはずなんですよ。それを今後どうやっていくか、模索しなければなりません。

 終演後は皆さんと軽く食事をして一休み。
 何しろ明日は4時起きだもの。
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