さてさて久々のクロアチアです。
 思えば初めての海外公演がクロアチアでした。それが未だに縁が続いているのだから有り難いものです。毎回呼んでくれるターニャには感謝をいくらしてもしたりない気分ですね。しかも今回はアメリカ生活中のクロアチア公演です。ダブル海外公演とでも申せましょうか。

 初めての時は緊張しましたよ。学生時代に叔父がデトロイトで働いていて、遊びに行ったことはあるものの、それ以来の海外でしかも一人旅。飛行機の乗り換えなんか初めてでしたしね。現地に行ったら通訳がいるという話だったのに、出てきたのは「こんにちは」が言えるだけの人で……。そういうのは通訳とは言わんのぢゃぁぁぁ、と思った記憶が御座います。しかしこのヨーロピアンないい加減さおおらかさは僕には合っているのか不快じゃないんですね。

 まあそんなこんなあんなに緊張した海外公演も、今では家を出る寸前まで手塚治虫を読んでからというテイタラクで。ダレてますね。ちょっと良くないかなぁ、なぞと。

 今回はデトロイト発、シャルルドゴール経由のザグレブ着で移動します。

 そしてね聞いて下さいよ、今回の飛行機には個人モニターがある!
 先日の日米間フライトではモニターがない機体だったので寝ているくらいしか出来ませんでしたが、今回は映画が見られる。有難い事です。

 見た映画は『るろうに剣心』と『アベンジャーズ』でごわした。
 どうだい、これからクロアチアに行くとは思えないチョイスだろう。 
 感想は書くと長くなりますので、気が向いたら後日加筆します。感想は書かないと言っているに等しいですね。
 個人的には『アベンジャーズ』の方が好きでした。よくもまああれだけの無茶苦茶な登場人物をまとめるもんだと感心しきり。

 飛行機は8時間のフライトの末、まだ日の登りきらないシャルルドゴールへ到着。
 フランスはまだ来たことがないんです。いずれここでも演りたいですね。先日は坂本頼光氏がここで『御誂治郎吉格子』やら『斬人斬馬剣』説明して好評であった由。とても嬉しいニュースでした。そしてなんと『御誂治郎吉格子』のフィルムはフランスから日本に帰らず、そのままクロアチアに来て僕が説明するのです。

シャルルドゴール空港
シャルルドゴール空港 明け方

 思えば無声映画時代、日本の映画人は西洋の映画を規範として発展を夢見ていたのでした。もちろん『御誂治郎吉格子』の伊藤大輔監督もその一人。その伊藤作品がフランスからクロアチアをハシゴ上映している。我々が伊藤監督に認めて頂ける弁士かどうかは分かりませんが、この事実だけは監督に喜んでいただけるんではないかと思います。

 そして現代日本の映画人、いや日本人は知って頂きたい。
 日本映画は無声映画時代にすでに西洋各国でこうして絶賛を持って迎えられる水準の作品を作り得ていた、という事実を。
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