上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
|--/--| スポンサー広告| |
 クロアチアに来て四日が経ちました。
 冒頭で申し上げますが、トランクはまだ届いておりません。
 様々な方からお話を伺うと、あの空港ではよくある事だと。そしておそらくはうっかり乗せ忘れたんではなく、意図的に乗せなかったんだろうと。というのもですね、パリからザグレブまでは小型機なのですね。なので乗せられる荷物の量がグッと少ない。そこで乗せられない奴は後回しにしちゃう事があるんだそうです。でもたいていの場合は次の便、もしくは次の日の便に乗せるんですね、「うっかり乗せ忘れちゃった、てへっ」てな調子で。クロアチアの方々も、僕もそう思ってました。ところがまだ出てこない。なんでも去年末には空港が大混乱で最大十日間出てこなかった荷物があったんだそうな。
 しかしトランクには和服が入っている。
 着ている物なんて何でも出来ますけどね、どうせ映画の最中は暗くなるんだしね。落語家さんじゃないしね。でもやっぱり海外公演では和服もサービスの一環なのですよ。だから着たいじゃない?

 それからPCの電源ケーブルがトランクの中でしてね、メールチェックもままならないというね。大弱りで御座いますよ。ちなみに毎晩、お洗濯をしています。着るものもないのでね。

 でも来ないものは仕方ないので、市内観光に繰り出したんですね、今日は。
 

 ザグレブはクロアチアの首都ですが、さほど大きい街じゃありません。ただ妙に靴屋が多い。至る所に靴屋がある。クロアチア人に理由を訊いたんですが、考えたことも無かったと言われました。でも多いです。

 今回最初に行ったのはArheološkog muzeja u Zagrebu(ザグレブ考古学博物館)で御座います。ここの展示、正直言って地味でした。しかし全体の地味さを目玉展示が覆すのです。それが世界で一番長いエトルリア語で書かれたテキストに巻かれたミイラ。これは凄かった。あんなに生々しいミイラを初めて見ました。実に凄かった。「ザグレブ ミイラ」とかで画像検索すると出てきますので、興味のある方は探してみて下さい。

考古学博物館 展示1
考古学博物館 展示品1

考古学博物館 展示2
考古学博物館 展示品2

博物館 エレベーター
エレベーターのドアは手動式


 その後もあちこち回りまして……。

大聖堂 昼
ザグレブ大聖堂

市場
ザグレブ名物 市場

魚市
魚市 ピンボケ

街並み
数日前の大雪がまだ残っています

雪原
雪原のような残り方をしている場所もあります

坂道
魅惑の階段

大聖堂遠景
大聖堂遠景

メトロポリスをやるらしい
ザグレブでも『メトロポリス』をやるらしい

寿司屋 ザグレブ
寿司屋は世界中にあります

キティちゃん ザグレブ
今日のキティちゃん?



 実は私、前回ザグレブに来た時に悔しい思いをしているのです。というのがこちらはコンサート類が安いのに行けなかった。次にザグレブに来るときには必ずコンサートか劇場に足を運ぼうと思っていのです。そして今日それが実現したのですね。

コンサートホール
コンサートホール

 会場はConcert and Congress Hall Vatroslav Lisinski、演奏はザグレブ・フィル・ハーモニー、曲目はBoris Papandopulo(ボリス・パパンドプロ)のKoncert za violinu i violocelo uz pratuju orkestraとブルックナーの交響曲第7番ホ長調WAB.107でした。どうやらボリス・パパンドプロ氏はクロアチアのモーツァルトと呼ばれているっぽい。良いね、こういう肩書。

ザグレブフィル
当日パンフレットとチケット


 安といってどれくらい安いかと申し上げますと、料金は三段階ありまして、一番安いのが60クーナ、次が90クーナ、一番高いのが120クーナ。折角なので120クーナのチケットを買いましたがね、1クーナがなんと約15円。なんとオーケストラが1800円で聴けちゃう。何度見間違いかと確認したかしれやしません。
 当然ですが、国や自治体からの補助がしっかりあるからこのお値段なのですね。ザグレブでは演劇も500円程度で見られるのが普通だそうです。こういう所、ヨーロッパは素晴らしいですね。政権がどこかによらず文化支援はきっちりやる。日本では政権が代わるたびに支援の規模やらなにやらが変わる。政権どころか首相が変わるたびに方針が変わったりする。これで平気な顔して文化立国なぞと言うのだから大したもので。
 まあオーケストラやら歌舞伎やら日本で1800円になっちゃうと、ほかのジャンルが大打撃ですがね。物価相応の値段はありますね。

 ザグレブフィルは物凄く演奏が上手いという訳ではないかもしれません。けれど、この土地で育まれている音楽をようやくこの土地で聴けた喜びは、他の物には代えがたいのです。それになによりお客さんが音楽を楽しんでいた。良い夜でしたね。

 寝る前に洗濯をしなくてすめば、もっと良い夜なのですが。
スポンサーサイト
|12/14| もやもやコメント(0)TB(0)












 管理者にだけ表示を許可する

http://kaitenkyugyou.blog87.fc2.com/tb.php/589-ac6565fb
この記事にトラックバック(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。