やってまいりました、ワシントン。
 実をいうと、何時に何処に行けばいいのか知らされていませんでした。でも本番は今日ですからね、これは何とかするしかない。なのでお電話ですよ。
 会話って面白いもので、言葉のやり取りだけじゃない。表情とか動きとを総動員して自分の伝えたいことを伝え、相手の発したいこと受け取る。ところが電話では正真正銘言葉しか使えない。
 要は僕の習熟度では二の足を踏む方法だって事です。

 それでなくても電話苦手なんです。日本語でも嫌いなんです。知り合いに電話かけるたびにドキドキしてるんです。おそらく電話一回当たり数秒は寿命を縮めていると思います。僕が死んだら死因は電話死になると思ってるくらいに電話が苦手なんです。

 そんな電話をします。

 結局は「自力で会場まで来られる?なら来て」てなもんでしたがね。
 会場の位置は何となく昨日確認済みでして、ホテルから至近。歩いて行ける距離。
 昨日の中華料理屋に行くよりはるかに楽ちん。

 到着いたしました。

 ギャラリー入口
ここが入口

スミソニアン 会場 表
もう一つの入り口

スミソニアン 看板
看板

 本日のイベントはこんな感じで紹介して頂いておりました。
 会場はFreer Gallery of Art and Arthur M. Sackler Galleryのホールです。

スミソニアン 会場1
会場客席側から

スミソニアン 会場2
会場 スクリーン側から

 博物館の仕事は嬉しいですね。空き時間に館内を見て回れるのが嬉しいですね。特にスミソニアンの博物館群は様々な趣味に対応しておりまして、東洋美術も近代絵画も、アフリカ美術も、航空博物館も何でもござれ。とてもじゃないが一日やそこらじゃ全部見るのは不可能なのです。特にワシ、あんまり機敏じゃないしね。

 本日の演目は『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』でした。
 言わずもがなの名作ですが、残念ながら本日は生演奏ではありませんでした。やっぱり言葉が通じないお客様だと、生演奏じゃないと少しキツイですね。キツイというか「もっと楽しんで貰えるんだ、この空間は」と思ってしまいますね。今後の課題とすべきでしょう。今後というよりも、ずっと課題、これからも課題。

スミソニアン 告知1
告知用配布物表紙

スミソニアン 告知2
僕が写っているページ

 ちゃんと好評は頂いてますよ。お仕事はちゃんとやりますから。
 終演後にはお馴染みのQ&Aコーナーですが、今日は忘れられないお客様がいらして下さいました。その方が『第七天国』は知ってるか?と聞いてくるんです。弁士でボザーギの『第七天国』』を知らなけりゃ話になりません。当然知っております。そしたらそのお客様が「私の名前はDianeというの。『第七天国』にちなんでつけられたのよ」と。なんと嬉しい親御さんでしょうか。さらに大人になって日本人弁士にそれを話して下さるDianeさんも嬉しい方。こういう出会いって旅の良さですナ。

 その他にも今後につながりそうな方もお越し下さって、夢は膨らむばかり。
 ひとつ残念なのは、折角ワシントンでやったのにオバマさんがいらして下さらなかった事でしょうか。ホワイトハウスまでお迎えに上がるべきだったでしょうか。

 一度くらい、御前公演てやってみたいのよね。

 そんな戯言を思い浮かべつつ、終演後の食事までの時間を博物館散策に費やします。
 収蔵品の一部をご覧くださいませ。

スミソニアン 展示3

スミソニアン 展示1  スミソニアン 展示5  

スミソニアン 展示4

スミソニアン 展示7

スミソニアン 展示6

杯 スミソニアン

ガネーシャ

 撮ってるものが茶色っぽいものばかりですが、僕の趣味の問題です。もっと色んな物があって、その何十倍もの美術品が倉庫で整理、公開を待っています。

中庭
中庭

 スミソニアン 展示2
一番好きな展示品はこれでした 可愛い



 本日のお食事はトルコ料理のzaytinyaにて。お店開店の何周年記念メニューとやらを頼みましたが、これが多い。色んな品目を少しずつ食べられるテイスティングメニューみたいなもんだって話だったんですがね、一品当たりはたしかに量が少ないんだけど、品目が多い。次々と次の料理が出てくる。次って言葉を重ねちゃいたくなるほど出てくる。美味しいんだけれど、美味しいが終わらない。お腹は流石に限界になる。日本人とアメリカ人二人がかりで「多いね、これ」なんて笑いながらの食事は楽しゅう御座いました。
 今回の公演をコーディネートしてくれたTomさんは近日、鈴木清順についての論文をまとめるべく準備中との由。来年には調査の為に日本にもいらっしゃるそうです。オフィスには『ピストルオペラ』のポスターが飾ってありました。清順監督、海外で本当に人気あるなあ。

 いつもなら本番が終わったらいそいそ帰るのですが、ここはワシントン。なんと明日は半日お休みを頂いて博物館見物に充てるのです。やれ嬉し。

 ワシントン篇、もう一日続きます。
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