三日間に渡る企画の最終日です。最終日ですがアタクシの出番は無しでゴザイマス。こんな内容で御座んした。

 『日曜日の人々』
   説明/桜井麻美
 『火の玉レポーター』
   説明/澤登翠
 両作品ともピアノ演奏はゲルハルト・グルーバー

 『火の玉レポーター』は先日自分で説明した作品です。それを師匠が演るという、私にとってはさらし首みたいなモンですね。んでまぁ感想ですが『火の玉レポーター』は見事なB級映画でした。手前で喋ってる時にはグルーバーの音楽もあり、それなりにスリリングだったのですが一歩距離をおいて見るとスピード感の無さがいかんともし難い。エディ・ポロも全盛期を過ぎていて出涸らし感が否めない。そりゃあワイルダーも怒るわなぁという映画だった事に改めて気付きました。
 地の語りに往年のドイツ映画を散りばめるという師匠の言葉遊びにはナルホドと関心しきり。観る側も演る側も楽しむつもりで観ないとイカン映画です。決してクリティックに観てはなりません。

 映画自体はB級でも3流でも極めて珍しい作品なのは間違いありません。公開当時を除けば上映されたのは本公演を含めて3回程度だっていうんだから驚きぢゃないですか。観た方はラッキーなのです。おそらくアタシがもう一度『火の玉レポーター』を語ることは無いでせう。
 
 『日曜日の人々』ですが、こちらは先日は師匠が語って、この日は桜井麻美が演りました。こちらの作品は今日十分に鑑賞に堪える映像です。が、がですな、これを語るのはべら棒にムツカシイ。物語に起伏が無いとか、セミドキュメンタリーだからとか色々あるのですが、この作品は一篇の詩なのですね。詩の解説というのは存在という、その段階で野暮なものですから難しい。受け手の感性にゆだねる部分が大きい所以です。事実、師匠の語りで聞いたときには筋は途中で見失ってしまいましたがダレずに最後まで観ることが出来たのです。この日の桜井の台本では筋はとても解り易く楽しく観られます。しかしダレるのです。この辺の匙加減は弁士にとって永遠の課題となりましょう。その日の観客によってもどんな台本が適しているのかが大きく変わります。

 幸いこちらの『日曜日の人々』は商品化されております。アタシもどっかで演ってみようかね。

 それからこの日の最後に、本企画のプロデューサーから、アタシに関しての発表がありましたが、アレはまだ正式に確定してません。お客さんから「おめでとうございます」とか言われてしまいましたが、まだ決まってないのです。ホントお願いしますよ、まったく。
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|04/08| 活弁コメント(0)TB(0)












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