秋田弾丸ツアーの弾丸告知も三日目で御座います。
 ツアー最終日は昼夜二回公演だい。

 こまかい御託は抜きに即、ご案内。

●2013秋田 無声映画ライブ
日時/8月4日14時~&18時30分~
会場/上小阿仁村 生涯学習センター
出演/片岡一郎(弁士)
    音楽 アンサンブル・バラダン
    田中まさよし(パーカッション) 
    上屋安由美(ピアノ・作曲)   
    市川仁志(オーボエ・口笛)
    益子侑(バイオリン)
上演作品/『太郎さんの汽車』『オペラの怪人』
料金/2000円
主催/映画ライブ2013実行委員会
協力/M-rak音楽企画、デジタル・ミーム

2013秋田ツアー


 昨年のツアーではチャップリンの作品を上映しましたが、今回はアンサンブル・バラダンが初の長編作品に挑むのも見どころの一つです。作曲の上屋さんはこの間の神保町シアターに来てくれたりしました。余談ですが同じ場に音和座の宮澤さんも来てくれておりましてね、私と一緒に仕事をしてくれる面々はそういう風に抑える所は抑え、研究すべきところはしててくれるのが嬉しい所ですね。なにしろどういう風にも出来ちゃうからね、無声映画に音楽や語りをつけるってやつは。

 その長編作品がさんざん告知しておりますが『オペラの怪人』です。主演は千の顔を持つ男と言われたロン・チャニー。この時代の映画は今日から考えると実に手作りなのですが、その手作りに手抜きが無いんですナ。とくかくオペラ座のセットや、地下迷宮の壮麗さはよくぞここまでと唸らされるものがありますし、怪人のメイクも無茶すんなよ、と言いたくなるような力業なので御座います。
 余談ですが本作はガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』の初映画化と言われる事も多いですが、実は二度目の映画化なんですね。初映画化はドイツ、タイトルは『Das Phantom der Oper』、制作は1916年。対して今回の上映作は1925年版です。一般的に無声映画版の『オペラ座の怪人』といえば1925年版を指します。ご存じの通り、無声映画はモノクロームなのですが、本作は舞踏会のシーンで二原色カラーが使われています。現在国内で流通している『オペラの怪人』は舞踏会シーンもモノクロのバージョンがほとんどですが、我々が上映するバージョンでは二原色カラーがご覧いただけます。その辺りも楽しみにして頂きたい部分であります。

オペラの怪人
'The Phantom of the Opera' in Lon Chaney

 もう一本は、お馴染み『太郎さんの汽車』です。こちらは鉄道の乗車マナー啓蒙映画で、そう言われると退屈そうな気がしてしまうかもしれませんが、実際は説教臭さはまるでなく、初期日本アニメの見事さばかりが印象に残る作品です。私は方々でやっておりますが、楽団演奏でこの作品を上映する事はほとんどありませんので、どうなりますが、楽しみな所です。何年か前に、私が個人的に入手した16mmフィルムでして、以来、大変仕事の役に立ってくれています。こういうどこでやっても、一定以上ウケる短編は重宝します。それにばっかり頼り過ぎちゃいけないんだけどね。

太郎さんの汽車
『太郎さんの汽車』


 ちなみにですが、このツアー、名古屋と東京でも行いますのよ。詳細は後日。
スポンサーサイト
|07/11| 活弁コメント(0)TB(0)












 管理者にだけ表示を許可する

http://kaitenkyugyou.blog87.fc2.com/tb.php/687-fb671aae
この記事にトラックバック(FC2ブログユーザー)