あとふた月で帰国だもんね。唖然としちゃうよね。あんまり仕事について書いてませんが、地味に地味にこっちでも仕事してますよ。来週は大学の授業でお喋りする予定なのですが、その先生が入院しちゃったらしくてどうしたものか。病室で喋るか。
さっきね、ボン大学について調べてみたのです。調べたってもウィキペディアですけどね。そしたらこの大学の歴史で著名な学生が載っててカール・マルクス、ハインリッヒ・ハイネ、フリードリッヒ・ニーチェ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンですって。凄いねどうも。僕の卒業した日本大学芸術学部演劇学科における著名な学生はケーシー高峰ですよ、グラッチェ。文芸学科なんて松崎しげるですよ。ええ。いや、お二人とも素晴らしい全廃ですが、歴史の差を感じますね。
なんなら俺も日芸のウィキにリンク貼っとくか。駄目か。
アメリカでお世話になったYさんにも「ウィキペディア更新してください」って言われたし。でもウィキの片岡一郎の項目において一字たりとも書いてないし削ってないのですよ。だから更新もねぇ。
世間はどうやらハロウィンのご様子。
昨年は大変でした。アメリカはハロウィン大好きだから、どこに買い物に行ってもハロウィングッズが山と置かれていました。ボンでは申し訳に置いてある程度かしら。少なくともボンよりは東京の方がハロウィンに積極的ですね。僕が学生の頃には「ハロウィンなんか日本で定着する訳がない」と多くの人が思っていて、僕もその一人でしたが、ボンにいるとあの時代を思い出します。きっと何か理由を付けて騒ぎたい人達が中心なのでしょう。多くの住人にとっては大した関心事ではないのです。
ただハロウィンはスルーでもクリスマスはスルー出来ません。それがヨーロッパ。
こちらではクリスマスの時期になると連日クリスマス市が出て、それは賑やかで楽しいんだとか。今から楽しみなイベントのひとつです。
二か月後ののクリスマスを待ちわびて、スーパーにはもうクリスマス関連商品が棚に並んでおります
中でも充実しているのはチョコレートでありますよ。あんなチョコ、こんなチョコ、どんなチョコ?の中にどうしても見逃せないチョコがありました。これだけは日本の皆さんにお知らせせねばなるまいと、吾輩の気持ちは高ぶったのでアリマス。
余談ですが、ドイツ語でスーパーマーケットはスーパーマルクトと発音します。覚えておくと意外と便利。
さてチョコです。普通はクリスマスのチョコレートって言ったらこんなのでしょ?

サンタチョコ
鈴なりのサンタさんがクリスマスを待ち望む気持ちを表していますね。
で、件のチョコは

注・チョコです
セクシークリスマス!
落ち着け、いくらなんでも寒いだろう。なぜそんなに勝ち誇った顔でこっちを見るのだ。
ただね、問題はこれだけではないのです。そう、セクシーは女性だけでは止まらないのです。

注・たぶんチョコです
君たちアレか。サンタさん志望か。
これから年を経て、白髪に白髭、ゆったりとしたお腹になって世界中の子供たちにプレゼントを届けたいのか。
だがそのプレゼントはプロテインじゃあるまいな。
昨年はアメリカから目がチカチカする原色のクリーム?が塗ったくられたドーナツを画像をお届けして大変好評を博しました私の海外報告記ですが、流石にドイツにはあそこまで激しい色彩のお菓子はありません。なのに、なのにドイツときたらセクシークリスマスときやがった。
でもまあ、日本のクリスマスはやたら恋人との演出を求められますから、アメリカともドイツとも違う形で、ちょっと待てと他国からは言いたくなるクリスマスなんでしょうね。
この写真は売り場で撮りました。Sexy Xmasを買うべきかどうか、悩んでいます。
もしかしたら誰かのお土産にするかもしれませんので、渡された人は諦めて受け取って下さい。