11月に入りました。あと8週間で今年も終わりです。
 いやはや早いの何の。

 年の終わりは紅白歌合戦と日本では言われておりますが、実際に見ている方はどの程度いらっしゃるのでしょうか。
 僕は生まれてから一度も紅白で年越しをしたことがありません。そういう方も少なくないだろうとは思いますが、それでも大晦日の代表的なテレビ番組といえば紅白歌合戦であるのは間違いないのです。

 ドイツにも定番の番組があると先日某所で伺いまして、気になっておったのです。
 そしたら今日、そのDVDを見つけました。『Dinner for One』という短編喜劇がそれです。

 もとは1920年代にイギリスで書かれた舞台喜劇が1963年にドイツのテレビドラマとして制作され、なぜか大晦日の定番となってしまった作品です。最初の導入部だけがドイツ語で語られ、あとは英語。
 
 今日は老婦人ソフィー90歳の誕生日。毎年新年に親しい友人を迎えてパーティを開くのが恒例となっているのですが、友人はすでに他界しており、パーティはソフィーと執事のジェームスだけ。そこでジェームスがお客さん全員の演技をして主人をもてなす、という筋ですが、内容云々と言うよりもジェームス役の役者さんの演技を楽しむのが主眼のドラマです。

 1963年からとなると、今年は50年目じゃないですか。紅白歌合戦は1951年からですので、さらに凄いのですが、とはいえ毎年出演者が変わります。こちらは毎年々々同じドラマを半世紀。これはこれで凄い。

Cinner for One
€5でした


 YouTubeにも様々なバージョンが上がっていますので、興味のある方はご覧いただきたいと思います。
 チャップリンの初期短編に繋がるセンスがある楽しい舞台です。
 登場人物も二人だけですし、演技の自由度も高いので舞台役者さんたちは実際にやってみるのも良いと思います。

 ちょっと興味をそそられるのは老婦人の扱いなんですね。
 あるバージョンでは老婦人はジェームスがお客さんの演技をしていると気付かないで、本気で友人だと思って喜んでいる、もうボケてしまった主人。でも別のバージョンでは二人気にになってしまったけれど、ジェームスが演じる事で誕生日を楽しく過ごそうとする素敵な共犯関係。どちらでも可能な舞台です。
 はてさて、どう解釈するのが良いのか、なんて楽しみ方もありですね。
スポンサーサイト
|11/03| もやもやコメント(0)TB(0)












 管理者にだけ表示を許可する

http://kaitenkyugyou.blog87.fc2.com/tb.php/733-2c2ca93d
この記事にトラックバック(FC2ブログユーザー)