3日目ですよほほい、ほい。
 本日は無事参加しましたですよ。現地の方に売り込みかけておりますよ。
 来週一件打ち合わせゲットですよ。

 さて、映画祭リポートで困るのが写真ですね。
 高名な俳優さんが多数来場してレッドカーペットを歩くならいざ知らず、大学の中庭での映画祭だとそんなネタがある訳でもないんですな。映画祭関係者と片っ端から記念写真を撮るって方法はあるのかもしれないけど、そういうの趣味じゃないの。でも上映中は写真撮れないし、そもそも撮れるとしてもそんな暇があったら映画見てたいし。

 きっと期間中に写真のネタが尽きると思いますが許して頂戴。
 とりあえず今日は写真撮りましたよ。

ボン 三日目

 これね、何をしてるか分からないでしょ?
 実はグランドピアノを運んでるんです。
 ボン無声映画祭は野外上映なので、ピアノは上映中以外は屋内に引っ込めて置くんです。でないと雨が降ったりして大変だから。となると毎日、ピアノを動かさなきゃいけないんですが、ピアノを持ち上げる人員を毎日雇うのは経済的でないのでお客さんに手伝って貰うシステムを採用しているのです。
 上映の二時間くらい前になると舞台監督さんが「男性の方手伝ってー」かなんかドイツ語で呼びかけて、わらわら客席の男性が集まるんですな。この辺りも実に手作り感のある、地元に密着した映画祭じゃありませんか。
 ま、今日はなぜか女性も居ましたが。

 僕はドイツ語が分からないので、指示を間違えちゃいけませんから見てるだけでしたが。

 さて、今日の上映作品は”J'accuse”(1919・仏)でした。
 上映時間は驚きの166分。フランス映画で勿論字幕はフランス語、補助でドイツ語字幕も映写されますが有っても無くても99%同じ。邦題は『戦闘と平和』で御座います。演奏はStephen Horneさんで、ピアノ・アコーディオン・フルートを一人でこなす凄い方。フィルムは35mm染色版。監督は『鉄路の白薔薇』のアベル・ガンス、とくれば字幕が分からないから見るの止めたなんて選択肢は私には無いのです。



 実際あっという間だった、とまでは言わないものの166分退屈せずに済んだのはアベル・ガンスの凄さなのか、音楽の力なのか、とにかく楽しゅう御座いました。

 にしても俺、『戦争と平和』読んだことないのよね。この映画とトルストイの『戦争と平和』は関係ないけど、思い出しますよね。で、それくらいは読んどけよと、今日は反省致しました。反省する一方で絶対的な名作の文学を読み、映画を見、音楽を聞いているだけで人間の一生なんて終えられるだけのストックがもはや人類にはあるんだよなあと気が遠くなるのも事実なのでした。果たして我々、現在生きている人間が芸術をやる意味とはなんなのか。過去の享受だけでは駄目なのか。そんな柄にもない思索を巡らせたのも”J'accuse”が素晴らしかったからに番いありません。

 この渡欧活動はアーツカウンシル東京さんに御助成を頂いております。

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