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 映画祭も六日目です。
 見ている側もだんだん疲れてきますが、スタッフチームはもっと疲れてくる頃です。
 こんな事を30年続けてきているんだから本当に偉大です。

 さて、今日はとうとう雨が降りました。 
 開始一時間半前には既に雲が厚く空に垂れこめておりまして、座席を取っているおばさまなどは「雲、しっし!」とばかりに空を煽いでおりましたが、願いも虚しく開始四十五分前にはポツポツきましてご覧の有様ですよ、

ボン 雨
 
 大半のお客さんは屋根のある所に逃げ込むのですが、慣れている人、どうしても席を動きたくないハードコアな人はそのまま待機。僕も待機。そしたら開始五分前に雨が止むじゃないですか!おお、と思ったのも束の間で、そこからもシトシトと雨は降り続いたのでした。結局雨があがったのはラストの四十五分だけかしら。

 でもね、これはこれで良いものなんです。写真をみて分かると思いますが、雨が降ってる中で見ると前の人の傘でスクリーンの三分の一はかくれちゃうのね。しかも自分も傘を持ってるから疲れるし。傘をさして、見えづらい無声映画を生演奏で見る、これは体験ですよ。かの蓮見重彦さんは「無声映画を無音で見る贅沢」と仰ったとか言われておりますが、そして日本のフィルムセンターではまさに無音で無声映画を見ておりますが、今日の上映はそれと正反対のノイズだらけです。じゃあ映画は楽しめないのかというとそんな事はなく、楽しいんです。きっと何年か後に思い出そうとしたら映画の内容はあまり思い出せずに、雨の景色ばっかりが浮かんで来るに違いないんですが、それはそれで良いじゃないですか。
 なんてな事を思いながら見ておりましたのよ。

 さて今日の上映は次の二本

”Die Entdeckung Wiens Am Nordpol”(1923・墺)
実写とアニメのコラージュ作品でした。動画の雰囲気が日本の初期アニメと結構似ているのが興味深いです。
演奏はRichard Siedhoffさん。昨日”Valentin Auf Der Festwiese”の伴奏をされた方ですね。

”Den Starkaste”(1929・瑞典)
昨年のポルデノーネでもスウェーデン映画を見ましたが、この国は風景が実に美しい。なんというか映画の主役が実は風景なんじゃないかと思わせるような映画を作る国です。
演奏はNeil Brandさん。今回は凄かった。雨の影響で気温がかなり低くて、実はちょっと指がかじかんだりしたのですが、彼ったら106分の映画をテンション落とさずに弾ききったもの。化け物だわ、ほんと。
 あいさつしに行ったら「久しぶり!」って言ってくれて嬉しかったです。ただのファンか、俺は。

 今日の上映作品も動画が無いので第一人者Neilの『生れてはみたけれど』をどうぞ。



 この渡欧はアーツカウンシル東京の助成を受けております。

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