七日目です。
 弁士が無声映画と毎日向き合追うのは当然の努力なのですが、なかなか出来ないのも事実です。
 その点、こうして仕事で映画祭に参加できるのは有難い事なのです。

 さて昨日は大変に降られてしまいました、今日の降水確率は60%なので、また降られるのは間違いなさそうと早目に家を出ます。というのもボン大学の中庭にはちょっとだけ廂があるんですね。その下にある席に座れればどんなに降っても平チャラさ、という訳。実際、出発する時には降ってましたし。

 でもね、いざ会場に着いて席に座ったらあっさり雨が止みましてね、とうとう降らなかったんですわ。
 良い事ですけどね。でも悔しいね。

ボン 七日目


 今日もニール・ブランドさんと開演前に話しました。というかお話しして頂きました。
 ええ、彼から頂戴しましたよ「イギリスに来ることがあったら連絡してね」のコメント。
 彼がイギリスまで呼んでくれる訳じゃありませんが、イギリスに行く機会があれば追加の仕事も取れる可能性があるという事です。
 最近、このブログの最後に「今回の渡独はアーツカウンシル東京の助成を受けて行われております」みたいな言葉と

アーツカウンシル東京ロゴ

 ↑のロゴを掲載しておりますが、どんな助成かというと活動写真と活動写真弁士の文化をヨーロッパに普及させるために渡欧に支援を頂いている訳です。なので無声映画伴奏の第一人者とこういう会話をして連携を深めておくことは最重要課題なのですね。やっぱり人と会って話す事です。そこからしか始まらない仕事って沢山あります。

 さあ、今日の上映も二本立てですよ。

”Oswald in Afrika”(1928・米)
 ウォルト・ディズニーがミッキー・マウス以前に描き、そして色々な事情で表舞台から姿を消したオズワルドの短編アニメです。流石のディズニー、動く動く。子供も大喜び。
 オズワルドシリーズは「Oswald the lucky rabbit」で検索して頂ければ沢山出てきますよ。

”火山情血”(1932・中 邦題『火山の決闘』)
 こちらは中国映画です。ボンの映画祭では日本映画が毎年一本は上映されるらしいのですが、今回は日本映画はなく中国映画が二本。主演は脚線美で大人気を博した黎莉莉。本作でも不自然なまでにフトモモを見せてくれています。以前説明した事がありますが、また演ってみたくなっちゃった。
 動画は中国の動画サイトに上がってるから『火山情血』で検索してみておくれ。

 演奏は二作品ともニール・ブランドさん。
 この人、やっぱり凄い。『火山情血』なんて二時間ですよ。それを弾きっぱなしで疲れを見せないんだもの。演者には技術やセンスも大事だけど、最後に物をいうのは体力かも知れんと改めて思った次第。

 明日は日中ケルンに打ち合わせに行って、夜はボンで映画祭だい。
 楽しみだい。

 繰り返しになりますが、この渡欧はアーツカウンシル東京の支援で行われております。
 
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|08/13| 活弁コメント(0)TB(0)












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