色々と計画が進んでおります。
 このところちゃんとした、実にちゃんとした企画に呼んで頂いて感謝しきりであります。
 本音を言えば、このちゃんとしたムードも保ちつつ、もっと気軽なイベントもこなしていけるようになりたいんですけれどね。
 立派な文化人様になりたい訳ではないので。
 とはいえテレビのワイドショーコメンテーターなんかをレギュラーでやると、講演会の仕事とかが来て、随分儲かるらしいじゃないですか。そういう意味では良いよね、ブンカジン。

 そんな事を書いていたら、文藝春秋で「日本を代表する女性120人」に師匠・澤登翠が選出されたとの報せを耳にしました。実にめでたい。もっと業界でこういう良いニュースを広めて行かねばなりません。

 それから、もう少しすると、あの方との共演イベントの告知が出来ると思います。
 あの方、なんてもったいぶる必要も無いのですが、細かいところが決まってないからっていう、例の理由ですね。
 括目して続報を待たれよ。

 さて、何時もの告知コーナーです。



●第680回無声映画鑑賞会 [傳次郎二役 山中貞雄と水戸黄門]
日時/3月25日18時30分~
演目/『嗚呼 山中貞雄』『水戸黄門 来国次の巻』『水戸黄門 密書の巻』
出演/上杉賢寿(嗚呼 山中貞雄)、片岡一郎(水戸黄門 来国次の巻)、澤登翠(水戸黄門 密書の巻)
会場/日暮里サニーホール コンサートサロン
料金/一般1800円 学生1600円 前売、電話&E-mail予約1500円
ご予約・お問い合わせ/電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時)
                FAX 03-3605-9982
                E-mail: katsuben@matsudafilm.com

 久しぶりに師匠と一緒の仕事です。大河内主演の水戸黄門三部作の第一部と第二部の上映で、私の受け持ちは第一部の「来国次の巻」であります。脚本は日本映画なら知らぬ者はない山中貞雄です。古い映画に興味のない人に見せても、高確率で好評の『丹下左膳余話 百萬両の壺』を監督した山中貞雄です。3月に第一、二部の上映で4月28日の無声映画鑑賞会では第三部『血刃の巻』の上映です。個人的には第三部が一番面白いと思います。
 天才と評され、現存する作品を見て我々も天才と感ずる山中貞雄は戦地で病死しております。この場で政治の何とという話はしたくないですが、山中貞雄を失ったというだけで、我々は戦争を反対するに十分な理由を持っていると確信するのです。当日販売のプログラムに作品解説を書くことになりましたので、興味のある方はお買い求めくださいませ。
 今、原作の大佛次郎『水戸黄門』を読んでおります。小説としても面白いのですが、どのように山中貞雄が『水戸黄門』をアレンジしたかも見えて二重三重に興味深い読書をしております。

水戸黄門 来国次 日活週報




●『逆戻りだよ!全員、集合!!』
日時/4月5日19時~
内容/『人生逆戻りツアー』朗読&ゲストトーク&無声映画
出演/松田光輝下館あい
ゲスト/泉ウタマロ下舘直樹、片岡一郎
会場/喫茶 茶会記
料金/30,00円(コーヒー付)
予約・問い合わせ/08035166887(下館あい)

 音和座でご一緒しております松田光輝さんにお誘い頂いて参加した『人生逆戻りツアー』の最終回記念ライブです。
 私はラスト付近のオカマの神様を演じております。幸いにもお芝居は原作の泉ウタマロさんに喜んで頂けたのでホッとしているところですが、ここにきて生で神様役を演らなきゃならなくなってしまいました。公開朗読です。私の最も苦手とする、生で台本通りです。きゃー、上手くいくかしら。
 それだけだと私が可哀想だというので、無声映画も上映して貰えることになりました。持ち時間は10分程度、日本映画で人情もの、というかなりハードルの高いリクエストを頂いておりますが、全てに応えるのは無理なので別のを演ります。

逆戻りだよ全員集合




●黒澤明が愛した10本の映画
日時/4月11日11時30分~
演目/『アッシャー家の末裔』
出演/片岡一郎、湯浅ジョウイチ(ギター)
会場/新文芸坐
料金/◆一般1300円 ◆学生1200円 ◆友の会1050円 ◆シニア・身障者・小学生以下(3歳以上)1050円

 「『黒澤明が選んだ100本』(文春新書)にちなみ 黒澤明が愛した10本の映画」という長いタイトルの特集上映の中の一本を担当いたします。私の説明受け持ちは昨年シネマまえばしで初演をした『アッシャー家の末裔』です。あの時は柳下美恵さんのピアノでご覧頂きましたが、今回は湯浅ジョウイチさんのギターでご覧いただけますので、シネマまえばしで御覧になった方はさらに楽しめる構成なので御座います。
 しかも併映が『カリガリ博士』と『会議は踊る』で、『カリガリ博士』は坂本頼光さんの説明回と、柳下美恵さんの演奏回がそれぞれあるほか、『会議は踊る』は黒澤和子さんのトークもあるってんですから、これはもう総力戦です。本特集は4月11日以外の上映も奮っておりまして『イワン雷帝』『ベン・ハー』『ゴッド・ファーザー』(PartⅠ&Ⅱ)、『アラビアのロレンス』『地下室のメロディー』『道』と、まあ怒濤のラインナップです。
 あと皆様御存知かと思いますが、黒澤明監督のお兄さんが須田貞明という説明者だったのですね。つまりお客様は『アッシャー家の末裔』を通じて須田貞明まで幻視しようと目論んで御来場になるんですから、これは弁士として相当に気合を入れてかからねばなりません。
 坂本さんの『カリガリ博士』は良いです。柳下さんの『カリガリ博士』も好きです。そして湯浅さんがフィルムセンターで演奏した時の『アッシャー家の末裔』は素晴らしすぎて今でもふと脳裏に甦る程です。このプログラム、人選・配置ともに素晴らしいと思います。朝が早い以外は。




●1度はスクリーンで観ておきたい――ゴールデン名画劇場
日時/5月4日13時15分~
演目/『夜ごとの夢』
出演/片岡一郎、天池穂高
会場/神保町シアター
料金/1,500円 (◆トーキー作品 =一般¥1200/シニア¥1000/学生¥800)

 どこの名画座さんでも特集上映に無声映画をくっつけてくれる機会が増えてきた気がします。とても嬉しい事です。
 考えてみれば海外の映画祭なんか当たり前のようにやってる事なんですね。勿論、楽士や弁士を呼ぶのにお金がかかる割には集客が爆発的にある番組でもないので二の足を踏むのは分かるんですが、でも無声映画は映画の根本ですから大切な上映だと手前味噌で思うのです。そしてそれをずっと続けてくれている神保町シアターには感謝しきりなのです。
 にしても今回のプログラムの凄いこと。『青い山脈』『君の名は』『瞼の母』『二十四の瞳』『羅生門』『東京物語』等々……そして『生れてはみたけれど』『夜ごとの夢』の無声映画、さらに駄目押しで『太陽の王子 ホルスの大冒険』『ちびまる子ちゃん』ときたもんだ。
 『夜ごとの夢』の共演はピアニストの天池穂高さんです。こういう作品は向いてるんだろうな。この間は『武士道』で辛い思いをしたでしょうから、今回は存分に天池ワールドを期待すること大であります。

ゴールデン名画劇場


 御来場お待ちしてマース。
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