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 新垣さんとご一緒します。しかも二回。
 細かい情報も既にネット上でご覧いただけます。ひとつは5月24日「春のぐらもくらぶ祭り2015 『音と影』 ~戦前日本における映画と音楽の融合~」で、もうひとつは7月28日「新垣隆の世界 Vol.2」です。それらのイベントの細かい情報をこのブログで書くのは明日、明後日に回します。でも早くチケット押さえたい!という方はそれぞれのイベント名で検索して頂ければ情報出てきますので、明日を待たずに予約して頂いても、勿論結構であります。

 告知をまずすべきであろうことは分かっています。
 どんなイベントであれ、お客さんに来て頂かない事には意味がありませんから。
 けれど、その前にちょっとだけ自分の考えを書いておきたいのです。これは自分の為であり、近しい人達へ自分の考えを伝える為でもあります。

 以前も宣言した通り、僕の、そして無声映画業界内での新垣さんへの評価はゴーストライター事件以降も何ら変わりはありません。それは単に「私は新垣さんを信じてる」というだけではなくて、「この人やっぱり不思議な人だよなあ」みたいな部分も含めて。不思議云々は僕だけかもしれませんけれど。ただ評価は変わらなくても状況は変わったのは事実です。今や日本全国で知らぬ者のないといっても過言でない知名度を新垣さんは得ました。
  となれば共演も気を遣います。大物扱いをしなきゃ、ってんで気を遣うんではなくて、イヤらしい利用の仕方はしたくないじゃないですかって意味で。
 今話題の新垣隆ですよ。彼の音楽を聞きたいですか?なら僕に仕事下さいねー。なんて営業の仕方はしたくないじゃないですか。あれだけ売れても全く変わらない人を、そんなやり方で使い倒すのは品が無い気がしてね。商売って本当はそんなもんかもしれないけど、俺は嫌だ。

 でもやっぱり新垣さんとはいつかまたご一緒したいと思っていたのです。これまで新垣さんとサシで仕事をしたのは佐倉市美術館での『カリガリ博士』とシネマまえばしの『水戸黄門 血刃の巻』でした。シネマまえばしの時なんて、終演後二人で前橋から東京まで電車に揺らてお喋りしながら帰ったもんですよ。またやりましょうね、なんつって。
 そんな訳で、まずは誰かが僕と新垣さんの共演を企画してくれるまでは、こちらからのアプローチはすまい、とだけ自分のルールを密かに作っておきました。待ってりゃいずれオファーは来るだろうとは思ってましたしね。ポルデノーネだって、いずれ出られるだろうと思ってたらやっぱり出られましたから、私は果報は寝て待て派なんですね。

 そんなこんなで企画ご提案を頂いたのが「春のぐらもくらぶ祭り」でした。
 「新垣隆の世界」は会場が、僕の渡米記念パーティーをやった場所と経営母体が同じ所なので、そのご縁で決まりました。
 本当にね、仕事は縁です。

 新垣さんを利用したくないと先ほど書きました。でも同時に無声映画業界はやっぱり新垣さんを利用しなくちゃいけません。それはイベントの客寄せパンダに使おうなんて短絡的な利用じゃなくて、この機会に、いかに新たなお客さんに無声映画と音楽の豊潤な関係性に触れてもらうかについて業界が必死で考え、その為に利用するということです。興味本位で来てくれた方に、どうだこんなに面白い世界があるんだと知って頂いて、無声映画を音楽を楽しむ為の一ジャンルとしても認識して貰わねばなりません。
 新垣さんは素晴らしいピアニストです。でも無声映画業界にはまだまだ大勢のミュージシャンが活動しています。新垣さんも参加されている楽団カラード・モノトーンも素晴らしい。長年、日本の無声映画伴奏を牽引されてこられた柳下美恵さんの演奏にも触れて頂きたい。それ以外にも神崎えりさん、天池穂高さん、小林弘人さん、松村牧亜さんもいらっしゃいます。僕が一緒に仕事をしている映楽団-Filmusik-もグングン成長しています。音和座もしたたかです。山崎バニラさんのように自分で演奏して自分で説明する芸の人もおります。関西にも田中映画社さんと一緒に活動をされている和洋合奏団が御座います。それ以外にも僕が接点を持ったことのない、しかし定期的に無声映画の音楽を担当されている方々が居るのも知っています。海外に目を向ければ、この人何者?っていう凄腕の演奏者が無声映画周りにゴロゴロしてるんです。こんな面白い世界がコアな映画ファンにだけ独占されているのは勿体ない。無声映画ファンを自称する人の中には、折角素晴らしい生演奏で無声映画が上映されているのに音楽なんか眠気覚ましに流れてくれていさえすれば良い、なんて意識の方もいたりするんです。

 だから我々は新垣さんを利用して、業界を盛り上げて、新垣さんにもっと音楽に専念できるような世の中をお返しせねばならんのです。
 この度発表になった二つのイベントでは、テレビやなんかでは中々じっくり取り上げてくれない、新垣さんと無声映画の関わりについてのお話を伺いたいと思ったりもしています。興味本位でいらして頂いて結構です。お越し下さった方が、他の無声映画イベントにも足を運んでみようと思えるような、そんな良い物を僕は目指します。

 長くて御免ね。
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