近しい方には申上げていますが、今年は日本に居ります。
 例年の夏あたりから海外に住む放浪生活にひと段落つけております。
 なぜといって日本国内の仕事をしっかりやりたいからなんです。
 なのに、仕事の問い合わせが多いの、海外から。
 いま自分でオブラートに包みましたよね。
 日本国内の仕事が少ないの。ここ五年間海外展開中心だったから国内手薄間出てるよね。
 もし海外に行かないで国内営業頑張ってたらと思わないでもないですが、それはそれとして。

 先日お仕事の依頼が来ました。海外から。
 Japanese Avant-garde and Experimental Film Festivalってんですがね、日本のアバンギャルド映画祭ですね。
 そこで『狂った一頁』をやるから来てくれないかと。
 ついては音楽も日本の音楽を付けたいと。
 実際、無声映画に音を付けるだけなら日本からミュージシャン呼ぶ必要はないんですよ。あちらにはNeil Brandをはじめとして凄腕の方々が多くいますから。そんな状況下でも日本から弁士と楽士を招聘して『狂った一頁』を上映したいなんて嬉しいじゃないですか。しかも日本ではフィルムセンターが所蔵している『狂った一頁』は権利等の事情で中々外部上映が出来ないので、今回はジョージ・イーストマン・ハウスからレンタルをしての上映なんだそうです。
 つまり『狂った一頁』という大正15年の日本映画をアメリカからフィルムを借りて、弁士を楽士を日本から呼んで、英国で上映しようとしているんです。

 ただしお金がない。

 本当はねこういう企画に日本からお金がすぐにでる仕組みがあると良いと思うんですよ。
 確実に評価される企画に対して中々お金が出ないで実現しないなんて勿体ないじゃないですか。
 とまあ、そんな愚痴を言っても始まりません。
 そこで映画祭が資金調達の為にクラウドファンディングを実施しました。
 それがこのページで御座います。

 A Page of Madness screening with benshi narration

狂った一頁 クラウドファンディング

 個人的にはクラウドファンディングってあんまり好きな手法じゃないので、自分からやることはない気がしていますが、これは成立してほしい企画なので大いに応援する所存です。
 実際問題としてこのクラウドファンディングが成立しなくても僕はロンドンに行けるの。すでの公式サイトにも弁士が付くって書いてあるし。ただし、現時点での映画祭の資金だけだとさらに楽団を呼んで宿泊もさせてギャラを払うなんて、とても出来ないので心ある映画ファンの皆様にすがろうと言う訳。
 現時点で一緒にロンドンに行くのは私の信頼する仲間である上屋安由美、宮澤やすみ、田中まさよしの御三方です。
 この四人でポルデノーネにも行き、歌舞伎座にも出ておりますし、先日は御成座再稼働三周年を祝福して参りました。
 勿論、この三人以外にも素敵な方々とお仕事をしているワタクシで御座いますが、『狂った一頁』は何と言っても和洋合奏で上映をしたい。その為には私も含めた映楽四重奏がやっぱり一番良いだろうという結論です。勿論ねお金があれば琵琶も呼びたい、ヴァイオリンにも同行してい貰いたいと欲は尽きませんが、資金調達で悩んでいるのにメンバー増やそうとしても仕方ないのですね。 
 このクラウドファンディングは5ポンドから200ポンドまでの枠で寄付が可能です。
 先程も申し上げましたが日本では『狂った一頁』が中々上映できません。
 しかし海外では盛んに上映されています。実を言うと来年別の国でも『狂った一頁』の説明をする依頼が来ています。
 そして先達てはアメリカで『狂った一頁』のBlu-rayが発売されました。
 こんなんで良いのか? 『狂った一頁』は日本映画なのに。
 こうなったら海外での上映実績をドンドンふやして、なし崩し(にはならない気もしますけど)で日本でも上映の機会を増やしてゆこうじゃありませんか。その一歩ともなるこの企画に是非お力添えを賜りたいと、そういう訳で御座います。

 日本のアバンギャルド映画祭

 
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|07/23| 活弁コメント(0)TB(0)












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