いまやラーメンは国民食と言っても良いほど日本人の口に馴染んだ食べ物です。なので町にはラーメン屋が溢れ、ラーメン激戦区と呼ばれる地域も多々有ります。そんな中でお客さんを呼ぶにはどうすればいいのか。流行っている店にはそれなりの理由がある訳で、美味かったり、店主の人柄が興味深かったり、イロイロでしょう。中には日本一不味いラーメン屋で人気の店もあるそうです。実際に食べてみると日本一不味くはないのだが、美味くはない。でも、折角不味いラーメンを食べるなら一番不味いところで食べたいという欲求を取り込んでそこそこ繁盛しているのだそうです。どこのラーメン屋かは知りません。聞いた話です。もしかしたら都市伝説かも知れない。

 事程左様に我々には怖い物見たさという、やっかいな性癖が多かれ少なかれあります。自身の安全が確保されているのが前提なのですが、それさえ確認できれば人は苦痛を快感と感じてしまうのです。

 いえね、エンタの神様って番組あるじゃないですか。アレ、意識的には見ないのですが、やってれば見てしまうのです。で、必ず後悔するのです。虚無感にさいなまれるのです。なら見なきゃいいのですが、見てしまうのは、きっと日本一不味いラーメン屋に行く心理と同じなのかしらん、と思った次第。

 以上のような論脈は事前に考えていたのですが、文章は書きながら出てくるものを採用しています。この方法は、稀に自分でも考えていなかった単語が現れて楽しいのです。言葉と戯れている感じでしょうか。今回突如として出現した単語には「都市伝説」があります。一頃流行りました、都市伝説。有名なものはピアスの穴を開けようとしたら、耳たぶから白い糸のようなモノが出てきて、抜いたら失明した、というやつ。あるいは人面犬、ミミズバーガーってのもありました。アメリカの電子レンジで猫だか犬だかを乾かそうとした話も都市伝説だそうですよ。

 クロアチアの話にいつまでたってもなりません。喋りより文章が饒舌なのは弁士として非常に問題なような気がしますが、ま、いいでしょう。

 で、都市伝説ですが、よく言われるのがガス抜きだという説ですね。都市という空間は非常に管理された世界ですから気がつくと人生そのものがルーティンワークになってしまう。それでも生きていく事は出来ますが、人間生きてりゃいいってもんではない。同じ事の繰り返しはフラストレーションがどうしても溜まってしまいます。そこで都市伝説、これは怪談とか奇談と言い換えても良いかもしれませんが、とにかくそれら奇妙な話が流行る事で適度な異常が日常に入り込んでくる。しかし実際は犬に人の顔が付いていて、高速道路を婆ァと一緒に走ったり、話しかけると「放っといてくれよ」といったり、」ましてや宇宙人の飼い犬だったりなんかしないのです。実際に宇宙人や妖怪が居るかどうかは別問題として凡人たる我々が知覚しうる怪異など、そうは無いのです。その証拠に人面犬は発見されずにいるのに、人の顔らしきものが見える鯉は発見されて話題になりました。大きくなりすぎた都市伝説は見事に人面魚という着地点を見つけて収束していったのです。

 実はですね、アタクシが参加するのはクロアチア映画祭ではなかったのです。いや、参加はします。都市伝説ではありません。

   正確にはにはモトヴン映画祭というのだそうです。アタクシが事前に聞いていたのは衣笠監督の特集だという事でしたが、送られてきたメールを見たらThe retrospective named Japan Phantasmagoria at Motovun Film Festivalとなってました。つまり日本の怪奇映画特集なんですね。今までの情報は嘘八百だった訳です。ちなみに日程も26日から24日に動きました。雨天の場合は伸びるそうです。てことは野外でしょうか。解らん事だらけです。ただ、怪奇映画ということで先ほどの都市伝説との関連性が生まれました。無事着陸です。よかったよかった。
 
 上映作品も教えて貰ったのですがHPに上がってないので公表は別の機会に。機会があれば見たって下さい。映画祭のHPでござんす。www.motovunfilmfestival.com
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|05/22| もやもやコメント(0)TB(0)












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