明日から打ち合わせが続々と入っております。
 今が帰国後の一番つらい時でお帰りラッシュも過ぎて、帰国をお知らせした方々からの反応もボツボツとあって、という。
 望んでなったフリーランスですが、こうまでフリーで良いのかと。
 皆ももう少し俺を拘束してくれても良いんだぜと。

 所でさっき言った中華屋さんで高菜豆腐煮込み頼んだら豚もやし炒め定食が出てきました。
 皆さんはこんな時どうなさいますか?
 僕は値段が違わない限りは、そのまま食べてしまったります。
 なんなら豚もやしが本当は食べたかったんだくらいの気持ちで食べます。
 高菜豆腐煮込みはそもそもこの世に存在してなかったスタンスです。

 つまり結構流されて生きております。
 むしろ流されていたい。
 そんな夏2017☆

 本日の告知です。

●江村玲子 一時帰国記念上映会
日時/9月6日18時30分開場、19時開演
演目/『清水次郎長 森の石松』『The Land of the Wooden Soldiers 』他
出演/江村玲子(ピアノ)、片岡一郎
会場/両国門天ホール
料金/前売 2,500円、当日 3,000円
ご予約・お問い合わせ/syoseibusi@yahoo.co.jp

二番勝負 表

二番勝負 裏

 画像をご覧頂くと分りますが二公演併せてのチラシです。
 でも告知は二回に分けてやります。

 今回ゲストの江村玲子さんは凄いですよ。
 東京芸術大学音楽学部作曲科のご卒業で同期に天池穂高さん、小林弘人さん、長谷川慶岳さん、松村牧亜さんがいらっしゃるんです。いま挙げた四人の方々は小津生誕百年の特集上映で無声映画業界にデビューされたのですが、江村さんは大学卒業後に留学し、そのまま生活をされているドイツでの音楽活動を通じて無声映画と関わる様になりました。
 無声映画的ヒキ強すぎんだろう、この学年。
 あるとき松村さんからご連絡を頂いて「ドイツにいる同級生が無声映画伴奏をしているので紹介したい」と。僕もドイツに居たのでなんのかんのとご一緒して現在に至る訳です。

 江村さんがお住まいのカールスルーエ市にも無声映画祭が御座います。決して大きな映画祭ではないのですが地域に根付いた雰囲気の良い映画祭です。自分の住んでいる街に無声映画祭があるって良いなと思いますね。

 そしてこれが重要なんですが江村さんが日本で無声映画の上映で演奏するのは今回が初めてなんです。
 折角初めてなのでちょっと凄い作品を用意してあります。演目に書いてある「他」の部分が凄い所です。
 是非々々お運びくださいませ。

 他の公演もよろしくデスー。

●第709回無声映画鑑賞会 [翠・一郎 親子会 第1回アカデミー作品賞!]
日時/8月30日18時30分~
演目/『つばさ』
出演/澤登翠、片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/日暮里サニーホール コンサートサロン
料金/一般2000円、学生1600円、前売・電話&E-mail予約1500円、子供(中学生以下)1000円、会員優待券1000円
ご予約・お問い合わせ/無声映画鑑賞会事務局
電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時)
FAX 03-3605-9982
E-mail: katsuben@matsudafilm.com

第709回無声映画鑑賞会


●映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能
日時/9月23日14~16時
プログラム/映像と語り芸の流れ
錦影絵  春朧花機巧(はるおぼろはなからくり)に壁(かべ)くぐるとは/錦影絵池田組
幻燈    幻燈さまざま  -明治から昭和へ-/片岡一郎
無声映画 ちびっ子ギャング・ドッグ・デイズ、坂本龍馬/澤登翠
会場/国立劇場小劇場
料金/一般 3,500円 (学生 2,500円)
ご予約・お問い合わせ/国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
0570-07-9900
03-3230-3000[一部IP電話等]
チケットインターネット購入/パソコンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m

9月23日 映像と語り芸_1

9月23日 映像と語り芸_2


●国産アニメーション100周年記念《スクリーンに蘇る!アニメーション傑作選》
日程/10月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)14時~(片岡出演)・28日(土)・29日(日)
11月11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)
演目/『なまくら刀(塙凹内名刀之巻) 』『浦島太郎』『瘤取り』
出演/片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/川崎市民ミュージアム 映像ホール
料金/一般 600円、大学・高校生・65歳以上 500円、小中学生 400円、未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者 無料
※定員270名(各回入れ替え制)、開場は15分前です。
※前売り券はありません。当日先着順での販売となります(満員の際は入場をお断りすることがあります)。


|08/07| 活弁コメント(0)TB(0)
 雨がちな毎日で御座います。
 梅雨が終わった途端にこれですよ。
 今日は一日フィルムをもってで歩いておりまして、こういう時にドカ降りにぶつかると精神安定上よく御座いません。
 降るなら振る、降らないなら降らないとはっきりして頂きたい。

 今月に入ってから二回もラインちゃんが「PCでLINEにログインできませんでした」とメッセージを送ってきます。
 私はPCからログインしようとした記憶は御座いません。こんな仕事で関わる数人としか連絡先を交換していないアカウントに侵入を試みてどうしようというのか分りませんが、あんまり気持ちの良く無いもので一応の対策をとりました。無理に僕のアカウントを乗っ取ろうとすると、侵入を試みたPCは意向全ての動画がサイレントでしか再生できなくなる呪いです。充分に気を付けて頂きたい。

 色々便利になると色々と不便ですね。
 
 そんなこんなで今日の告知です。

●国産アニメーション100周年記念《スクリーンに蘇る!アニメーション傑作選》
日程/10月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)14時~(片岡出演)・28日(土)・29日(日)
11月11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)
演目/『なまくら刀(塙凹内名刀之巻) 』『浦島太郎』『瘤取り』
出演/片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/川崎市民ミュージアム 映像ホール
料金/一般 600円、大学・高校生・65歳以上 500円、小中学生 400円、未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者 無料
※定員270名(各回入れ替え制)、開場は15分前です。
※前売り券はありません。当日先着順での販売となります(満員の際は入場をお断りすることがあります)。

 チラシはまもなく出来ると伺っておりますので、完成次第こちらにもアップいたしますね。
 近頃『シン・ゴジラ』の上映で満席を連発していると噂の川崎市民ミュージアムです。私は過去二回、ここで仕事をしていますけれど、立地が便利か不便かでいえば不便。けっこう不便です。そんな状況でちゃんと人を呼ぶ企画を立てているスタッフの方々は本当に素晴らしいと思います。

 そんな川崎市民ミュージアムさんで、あの『なまくら刀』の説明が出来るなんて、こりゃもう大変に嬉しいので御座います。
 日本の映画館で公開された最初の国産アニメーションとされる『なまくら刀』の発見は数年前に大きなニュースになりました。その後幸運にもウィーン・フィルムアーヒフで説明の場を頂けたのですが、やはりこれは日本で演ってみたかった。嬉しいな。
 『なまくら刀』上映時の弁士はあの染井三郎先生であったそうで、どんな説明だったのか非常に気になる所で御座います。
 演奏は上屋安由美さんにここでもお願いしておりますよ。
  
 期間中様々なアニメが上映されます。実は私の出る10月22日も無声映画だけではありません。レコードトーキーの『黒ニャゴ』、元祖カルトアニメの呼び名も高い『茶目子の一日』、そして大藤信郎の『幽霊船(YUUREISEN)』と実に盛りだくさん。加えて上映終了後には山口且訓氏(アニメーション研究家)、聞き手:原口正宏氏(アニメーション研究家)による講演「アニメーション史を訪ねた男、100年を語る」も御座います。こりゃもう来るしかないね。

 ひとつよろしくどうぞ。 
 他にも色々~。

●第709回無声映画鑑賞会 [翠・一郎 親子会 第1回アカデミー作品賞!]
日時/8月30日18時30分~
演目/『つばさ』
出演/澤登翠、片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/日暮里サニーホール コンサートサロン
料金/一般2000円、学生1600円、前売・電話&E-mail予約1500円、子供(中学生以下)1000円、会員優待券1000円
ご予約・お問い合わせ/無声映画鑑賞会事務局
電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時)
FAX 03-3605-9982
E-mail: katsuben@matsudafilm.com

第709回無声映画鑑賞会


●映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能
日時/9月23日14~16時
プログラム/映像と語り芸の流れ
錦影絵  春朧花機巧(はるおぼろはなからくり)に壁(かべ)くぐるとは/錦影絵池田組
幻燈    幻燈さまざま  -明治から昭和へ-/片岡一郎
無声映画 ちびっ子ギャング・ドッグ・デイズ、坂本龍馬/澤登翠
会場/国立劇場小劇場
料金/一般 3,500円 (学生 2,500円)
ご予約・お問い合わせ/国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
0570-07-9900
03-3230-3000[一部IP電話等]
チケットインターネット購入/パソコンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m

9月23日 映像と語り芸_1

9月23日 映像と語り芸_2

|08/01| 活弁コメント(0)TB(0)
 アタクシのプロフィールには弁士の他にも声優とか書生節とか紙芝居とかもやります、てな事を書いてあります。
 実際、上記の営業がどれだけあるかっていうと、まあほとんどないんですね。たまーにある位。
 一方で書いてないけど年に一度はコンスタントに入る営業が幻灯なんでございます。
 
 申し上げるまでもなく幻灯は映画に先行する投影式視覚芸能で御座いまして、欧米でも大変に盛んに用いられ日本に輸入された後は様々に改良され写し絵とか錦影絵といった名称で一時期は寄席の人気演目であったわけです。
 では幻灯は映画の台頭と共に命脈を断たれたかというとさにあらずで、映画と違って塵扱いが平易な事から戦後も永く使用されておりました。私が小学生の時は流石に幻灯では無かったですがスライドはまだまだ現役でした。マウントがマガジンにぎっしり詰め込まれていてボタンを押すたびに「ガッチャン」なんて音をして一枚づつ写真がスクリーンに大写しになっていたアレね。
 あのスライドに子供心に惹かれていて、今にして思えば自分は弁士になる要素が小学生の時からあったんだなあ……テナ事を言えれば良いのですが、特別な感情をスライドに持つこともなく、むしろあのガッチャンが楽しかった記憶が御座います。

 幻灯の話をしようと思ったらいつのまにかスライドの話にずれてしまいました(スライドだけに)

 ひとまず公演情報でゴワス。

●映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能
日時/9月23日14~16時
プログラム/映像と語り芸の流れ
錦影絵  春朧花機巧(はるおぼろはなからくり)に壁(かべ)くぐるとは/錦影絵池田組
幻燈    幻燈さまざま  -明治から昭和へ-/片岡一郎
無声映画 ちびっ子ギャング・ドッグ・デイズ、坂本龍馬/澤登翠
会場/国立劇場小劇場
料金/一般 3,500円 (学生 2,500円)
ご予約・お問い合わせ/国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
0570-07-9900
03-3230-3000[一部IP電話等]
チケットインターネット購入/パソコンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m

9月23日 映像と語り芸_1

9月23日 映像と語り芸_2


 今回はなんと国立小劇場で幻燈の弁士をやってくれとの依頼です。
 ちなみに幻灯と幻燈の差はどこにあるの? と思われた方きっといらっしゃると思いますが、私は知りません。
 比較的よくお仕事を頂くのは戦後の幻灯で御座いまして、フィルムと台本がセットになっているものです。
 これは教育現場ですとか、あるいは社会運動、はたまた鉱山労働者の娯楽などに用いられたものでありまして、語り手も必ずしもプロを想定しておらず、ちょっと人前で話すのが得意な方を想定していたのではないかと思います。お仕事を頂いている身としてこんな事を申し上げるのもナンですが、戦後の幻灯文化はアマチュアの語り手が大きな担い手であったわけです。

 それに対して今回の幻燈は「明治期に広まった幻燈の様子を再現しながら、錦影絵から無声映画に至るまでの流れを合わせてご紹介します」とチラシに書いてあります。

 知らん、そんなの知らん。

 いやね、明治期に流行した幻燈の語りって継承者が居ないのよ。
 まあ居たら俺がやることも無いんだろうけど。
 とはいえ、こうすれば良い見たいな指標が無いのは結構シンドイ。
 なにしろ同じ枠での出演者は錦影絵池田組(錦影絵の専門)、澤登翠(弁士の専門)じゃないですか。
 俺だけだよ、良く分ってないの。救いはお客さんも良く分ってない事ですね、ええ。

 とりあえず国会図書館やら何やらに行って明治期の幻燈について勉強せねばなりません。
 せめて幻燈の説明者がどんな態度で舞台に立っていたのかは知っておかないとなりませんしねぇ。
 不安そうな事を書き連ねていますけど、他の弁士よりはアドバンテージはあるんです。
 戦後の幻灯を何度もやっているのは私だけだし、ヨーロッパで今でも幻灯で興行をしている方々のパフォーマンスを実際に見た事がある弁士も私だけじゃないかしら。そんな理由で、この企画で語るのは正直私が一番良いとは思うのです。

 そういう訳で9月はちょっと悶える月になりそうです。
 御支援下さいませ。

 私の出番は昼の部だけです。自分の出番が終わったら即空港に向かってロンドンへ飛ばねばならんのです。
 どうして仕事ってもっと自然にバラケないんだろう……。
 私と一緒にロンドンに来たい方は昼の部だけご覧頂いても結構ですが、それ以外のお客様は是非夜の部もご覧くださいませ。

●映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能
日時/9月23日14~16時
プログラム/無声映画の夕べ
お話:無声映画の魅力
無声映画:大学は出たけれど、沓掛時次郎
出演/澤登翠、カラード・モノトーン
会場/国立劇場小劇場
料金/一般 2,500円 (学生 1,800円)
ご予約・お問い合わせ/国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
0570-07-9900
03-3230-3000[一部IP電話等]
チケットインターネット購入/パソコンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m
 
 8月の無声映画鑑賞会も御座いますよ。

●第709回無声映画鑑賞会 [翠・一郎 親子会 第1回アカデミー作品賞!]
日時/8月30日18時30分~
演目/『つばさ』
出演/澤登翠、片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/日暮里サニーホール コンサートサロン
料金/一般2000円、学生1600円、前売・電話&E-mail予約1500円、子供(中学生以下)1000円、会員優待券1000円
ご予約・お問い合わせ/無声映画鑑賞会事務局
電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時)
FAX 03-3605-9982
E-mail: katsuben@matsudafilm.com

第709回無声映画鑑賞会

|07/28| 活弁コメント(0)TB(0)
 真夜中で御座ます。
 というか明け方です。
 この文章を書いているのは。

 こんな時間に告知ブログをあげてもお客さまの目に留まらんじゃないかと思いますが、でも書くだけ書く事にします、
 今日は一日在宅で仕事してました。
 ずっっっっと作業してたはずなのにやることリストから一個もやるべき事が減っとらん。
 俺は一体何をしていたんだ。
 そんな日の締めくくりに、真夜中のブログ更新です。
 

●第709回無声映画鑑賞会 [翠・一郎 親子会 第1回アカデミー作品賞!]
日時/8月30日18時30分~
演目/『つばさ』
出演/澤登翠、片岡一郎、上屋安由美(ピアノ)
会場/日暮里サニーホール コンサートサロン
料金/一般2000円、学生1600円、前売・電話&E-mail予約1500円、子供(中学生以下)1000円、会員優待券1000円
ご予約・お問い合わせ/無声映画鑑賞会事務局
電話 03-3605-9981 (受付時間 平日の午前10時~午後6時)
FAX 03-3605-9982
E-mail: katsuben@matsudafilm.com

第709回無声映画鑑賞会

 私が澤登に入門したのが2002年ですからもう15年前です。
 あの頃は弁士だってもっと着実に食えるんじゃないかと思ってましたよ、ええ。
 まあ現実は辛いの何の。落語家になっときゃせめてもう少し何とかなってたんじゃないかと思ったりもします。異業種交流会みたいなところに間違って参加して小金持ちに軽く無視されたりもしました。「片岡さんを是非紹介したい人がいるんですよ。●●さんは好奇心の塊みたいな人だから、きっと片岡さんの事にも興味を持つと思うんです」と言われてその人に会って、その後一切交流が生まれなかった事も一度や二度じゃありません。三度です。
 
 そんなベンシ稼業ですが、もしたった一つ公開していない、もっといえば誇りに思っている事はと訊かれれば澤登の弟子だって事なんですね。それはもう絶対的に。師匠選びもセンスの内と言いますけど、その意味において私のセンスは完璧でした。

 で、親子会です。
 これまで師匠とリレーをしたのは数回ありますが、親子会と銘打って一本の作品を二人で演るのは初めてです。
 そして音楽は目下頼りっぱなしの上屋安由美さんです。
 なんという俺得企画で御座いましょうか。有難い事です。

 ちょっと愚痴るとね、俺は上屋さんもそうですけど、田中まさよしさんとか宮澤やすみさんとか藤高理恵子さんとか川嶋信子さんとか熊本圭吾さんとか熊本文さんとか松田光輝さんとか益子侑さんとか市川仁志さんとか、まあ結構多彩な音楽家の皆さんと仕事を頻繁にしてるんですよ。そして坂本頼光さんも、私は直接面識はないんですが鈴木広志さん、大口俊輔さん、小林武文さんといった方々と仕事をしてる。なのに何だか無声映画業界が何時まで経っても今挙げたような方々を他所の人扱いでね。
 それってどうなのよ、と。
 確かに皆、映画について詳しい訳じゃないです。打ち上げで時間を忘れて映画トークをするうような人達ではないです。だけどさ、もうちょっと開いても良いんじゃないかと。もうちょっと広がっても良いんじゃないかと。
 別段特定の誰かを指して避難してるんじゃないんです。自分だって多分に保守的な無声映画業界のかなり濃い一員だという自覚はありますから。

 まあつまり上屋安由美さんが澤登翠ともいよいよ共演して、これでもまだ他所の人かい? って部分はあるのですね。
 もっと色んな人が関われるようにして盛り上げて行こうぜ、無声映画業界って訳ですよ。
 え? 声優さんが無声映画に声を付けてるのはどうなんだって? まあ、それはそれで(をい)。 
 声優さんが無声映画に声を付ける企画には、自分なりの考えはあるのですが、長くなりすぎるので別の機会にでも。

 あ、そういえばこの出演を打診された時、師匠と私の二人でリレーするか、それとも山城と山内もリレーに入れるか聞かれたんですが、師匠とサシでやりたかったので二人は入れないでくれって言っちゃいまいした。御免な二人とも。

 そういう訳で何が言いたいかというと『つばさ』は長ぇって事ですよ。二時間超えですよ。
 乞御来場。
|07/28| 活弁コメント(0)TB(0)
 近しい方には申上げていますが、今年は日本に居ります。
 例年の夏あたりから海外に住む放浪生活にひと段落つけております。
 なぜといって日本国内の仕事をしっかりやりたいからなんです。
 なのに、仕事の問い合わせが多いの、海外から。
 いま自分でオブラートに包みましたよね。
 日本国内の仕事が少ないの。ここ五年間海外展開中心だったから国内手薄間出てるよね。
 もし海外に行かないで国内営業頑張ってたらと思わないでもないですが、それはそれとして。

 先日お仕事の依頼が来ました。海外から。
 Japanese Avant-garde and Experimental Film Festivalってんですがね、日本のアバンギャルド映画祭ですね。
 そこで『狂った一頁』をやるから来てくれないかと。
 ついては音楽も日本の音楽を付けたいと。
 実際、無声映画に音を付けるだけなら日本からミュージシャン呼ぶ必要はないんですよ。あちらにはNeil Brandをはじめとして凄腕の方々が多くいますから。そんな状況下でも日本から弁士と楽士を招聘して『狂った一頁』を上映したいなんて嬉しいじゃないですか。しかも日本ではフィルムセンターが所蔵している『狂った一頁』は権利等の事情で中々外部上映が出来ないので、今回はジョージ・イーストマン・ハウスからレンタルをしての上映なんだそうです。
 つまり『狂った一頁』という大正15年の日本映画をアメリカからフィルムを借りて、弁士を楽士を日本から呼んで、英国で上映しようとしているんです。

 ただしお金がない。

 本当はねこういう企画に日本からお金がすぐにでる仕組みがあると良いと思うんですよ。
 確実に評価される企画に対して中々お金が出ないで実現しないなんて勿体ないじゃないですか。
 とまあ、そんな愚痴を言っても始まりません。
 そこで映画祭が資金調達の為にクラウドファンディングを実施しました。
 それがこのページで御座います。

 A Page of Madness screening with benshi narration

狂った一頁 クラウドファンディング

 個人的にはクラウドファンディングってあんまり好きな手法じゃないので、自分からやることはない気がしていますが、これは成立してほしい企画なので大いに応援する所存です。
 実際問題としてこのクラウドファンディングが成立しなくても僕はロンドンに行けるの。すでの公式サイトにも弁士が付くって書いてあるし。ただし、現時点での映画祭の資金だけだとさらに楽団を呼んで宿泊もさせてギャラを払うなんて、とても出来ないので心ある映画ファンの皆様にすがろうと言う訳。
 現時点で一緒にロンドンに行くのは私の信頼する仲間である上屋安由美、宮澤やすみ、田中まさよしの御三方です。
 この四人でポルデノーネにも行き、歌舞伎座にも出ておりますし、先日は御成座再稼働三周年を祝福して参りました。
 勿論、この三人以外にも素敵な方々とお仕事をしているワタクシで御座いますが、『狂った一頁』は何と言っても和洋合奏で上映をしたい。その為には私も含めた映楽四重奏がやっぱり一番良いだろうという結論です。勿論ねお金があれば琵琶も呼びたい、ヴァイオリンにも同行してい貰いたいと欲は尽きませんが、資金調達で悩んでいるのにメンバー増やそうとしても仕方ないのですね。 
 このクラウドファンディングは5ポンドから200ポンドまでの枠で寄付が可能です。
 先程も申し上げましたが日本では『狂った一頁』が中々上映できません。
 しかし海外では盛んに上映されています。実を言うと来年別の国でも『狂った一頁』の説明をする依頼が来ています。
 そして先達てはアメリカで『狂った一頁』のBlu-rayが発売されました。
 こんなんで良いのか? 『狂った一頁』は日本映画なのに。
 こうなったら海外での上映実績をドンドンふやして、なし崩し(にはならない気もしますけど)で日本でも上映の機会を増やしてゆこうじゃありませんか。その一歩ともなるこの企画に是非お力添えを賜りたいと、そういう訳で御座います。

 日本のアバンギャルド映画祭

 
|07/23| 活弁コメント(0)TB(0)